呪いを受けた聖女は影に潜む

エメロドカスルは大陸随一の魔法国。英聖機関での聖者たちを酷使することにより、人々は平和に暮らしていたが、突如現れた人を惑わすシャドウという存在に、悲しい事件があちこちで起こっていた。

主人公リヌールは、聖女として力を持ちつつも、家族を聖者によって失い、彼らを嫌っていた。さらにシャドウによって親友を失う。それでもなぜか国は一切対策をしない様子を不審に思った彼女は立ち上がる。

私のような人を作らせない。そう心に決めたリヌールは、シャドウを消すため、素性を隠し影に潜むように行動するのだった。