感情が宝石になる世界で、一番輝いていたもの

 読んでいて、ずっと心のどこかがチクチクする作品だなと思いました。

 「命を売る」って設定だけでも重いのに、ソラ君が淡々としてる分、逆にリアルで怖いんですよね。でも不思議と、シネンさんとの日常がすごく温かくて、「この時間、ずっと続いてほしい」って思ってしまう。

 特に、感情が宝石になる世界なのに、一番価値があるのが“何でもない日常”に見えるのが印象的で…。これって結局、人間って何に価値を感じて生きてるのかって話なんだなって。

 読むほどに優しいのに苦しくなる、そんな物語でした。気づいたらきっと、あなたもソラ君の時間を見守ってると思います。

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