第二十五話 総力連携「祝福乱舞」。世界はこうして守られる

 雨の音が違った。最初の一滴は無音で、二滴目から、世界のどこかの古い鐘がゆっくり鳴り出すみたいに、低くて長い振動が地面の奥に伝わってきた。空は白。雲は分厚いガラスの板みたいに重なって、切れ目から落ちてくるのは水じゃない。“初期化”。神々が言うところの、全部まとめてやり直しの光。薄い、けれど冷たい。触れたものを“まっさら”に戻す雨。

 広場に立ったルミナが、震える息を吐いてから胸を張った。白い雨の縁にぎらりと虹が走る。彼女の声は祭りの口上みたいに明るく響いた。

「はいっ、せーの!」

 合図ひとつで、街全体の筋肉がいっせいに動き出す。バルドが太鼓を叩き、腹の底から出た音が石畳に跳ね返り、屋根伝いに駆け上がって雲の裏側を叩く。ノワが屋根から屋根へ旗を渡す。旗には矢印が描かれていて、風の流れを笑いながら曲げる印だ。メリアが空に光の輪を重ねる。輪は小さい。けれど重なるたびに“これ以上は落ちない”という位置が少しずつ上がっていく。アルゼが無課金の剣で鎖を切った。鎖は空から降りる指示の線だ。切られた線は意味を失い、紙の切れ端みたいに軽く舞う。

 ギルドの猛者たちが走る。バケツリレーの要領で、両手いっぱいの紙吹雪を受け渡す。紙吹雪といっても本物の紙じゃない。ルミナが雨に“祝福補正”をかけ、落ちてくる初期化の粒子に、一枚いちまい、名前を貼り付ける。暮らしの名前。ここは市場。あっちは家。こっちはベンチ。あの屋根の下は昼寝の国。名前がついたものは、簡単には消えない。

「紙吹雪リレー、もっと速く! 右、右、そこの角、詰まってる!」

 アルゼが声を飛ばし、人の流れを剣先で切り分ける。レイが見えない路地に目を配って、陰で濡れていくものに先回りして手を差し出す。ノワの旗がひらりと舞って角度を変え、風が吹き込み、紙吹雪の帯が屋根の縁を越えて高く上がる。バルドの太鼓が三拍子から二拍子に落ちて、走る足のリズムが変わった。メリアが輪の一部を抜いて別の輪にはめる。輪と輪はぶつからない。ぶつからないように笑いながら譲り合う。空の上で、彼女は心の指で理を撫でている。

「カイル!」

 呼ばれて顔を上げると、ルミナがあごで空を示した。白い雨に線が混ざっている。稲妻じゃない。線は真っ直ぐで、意志を持つように降りてくる。狙いは中心の鐘楼、そのさらに中心の鐘の芯。あそこが抜ければ、街の音は止まる。止まれば、笑いも止まる。

「わかった。——全部、繋げ!」

 俺は核を掲げた。ひび割れても、棒ではなくても、これは“ルートロッド”の心臓部だ。呼吸を一度、深く。道具は息で動く。息は心で動く。腹の底に仲間の声を並べる。

「メリア、“理”」

「ノワ、“影”」

「バルド、“力”」

「ルミナ、“祈り”」

「アルゼ、“意地”」

「レイ、“目”」

 呼んだ名が、体の中で灯りに変わる。核がうっすら温かくなり、脈を打つ。その脈に合わせて、街のあちこちから音が集まってくる。屋台の呼び声。子どもの笑い声。猫の鳴き声。職人のかけ声。バケツが当たって鳴る軽い金属音。太鼓の皮が揺れる低音。全部が一本の“音”になって、核から空へ抜けた。細い音。けれど途切れない。

「名を叫べ!」

 自分で言って、自分で笑って、腹から声を出した。

「——“全員連携(フルリンク)・祝福乱舞(フェスティバル)”!」

 核の先から色がほどけた。赤、青、金、黒、白、緑。色は線になって、メリアの輪をくぐり、ノワの旗の先をかすめ、バルドの太鼓の皮を撫で、アルゼの刃を一瞬だけ映して、レイの視線の上を走り、ルミナの両掌の間に吸い込まれて、空へ踊り上がる。白い雨は色を変え、花になって降りはじめた。地面に落ちた花は紙に戻らず、石畳の目地に吸い込まれて、小さな芽になった。芽は小さく頷き、そこが“ここ”であることを確かめる。

「右、もう一段速く! 拍をちょっとだけ前へ!」

 アルゼの声に、バルドが応える。太鼓の間隔が微妙に詰まる。走っていた子どもがつられて足を速め、渡していたおばちゃんの手が次の手のひらを先に探す。ルミナが笑って、祈りを薄く広げる。薄いけれど、広い。祈りは薄いほうが、遠くまで届く。

「旗、三番屋根から五番屋根にスイッチ!」

「了解!」

 ノワが飛ぶ。尾の先で旗の棒をひょいと受け、片足で瓦を蹴って次の屋根へ。すれ違いざま、俺の視界の端で彼女が少しだけ笑った。いつ見ても、影の笑いはきれいだ。影は光の形だ。光は影の器だ。

「メリア!」

「わかってる! ——“輪、二段目下げ。風、五歩手前で返す!”」

 メリアの輪が一段下がった。白い雨の落下速度が、輪に触れたところだけ一瞬遅くなる。遅くなった粒は、遅れたぶんだけ名前のシールを受け取りやすくなる。ルミナの祈りが粒の縁に貼りついて、シールははがれない。貼られた粒は、もう“雨”じゃない。名前だ。名前は降ってこない。名前はそこにある。そこにあるものは、簡単に消えない。

「バルド、ソロ!」

「任せろ——“筋力解放・連打(ラッシュ)!”」

 バルドが太鼓を二台、両腕で交互に叩いた。音は重くない。速くて、短くて、楽しい。身体が勝手に前へ出る。俺は核を振り下ろし、鐘楼の縁を軽く叩いた。コーン、と澄んだ音。街の音がそこに重なる。音には方向がある。いまは上だ。全部、上に上げる。沈むものを、笑いながら上に上げる。

 雲がきしんだ。白い板の継ぎ目に、細い亀裂が走る。向こうにうっすら青が覗く。青はまだ遠い。けれど、遠いことが分かるなら、近づける。

「来るぞ——線、太い!」

 レイの声が冷静に鋭く刺さる。真っ直ぐ降りる“初期化の線”が五本、太く束ねられて伸びてくる。狙いは広場の中央。核を構えようとした俺の肩を、ルミナがぽんと叩いた。

「分散する。人のほうへ!」

 人のほう。俺たちは同時に動いた。核を上じゃなく横へ。隣の肩、向こうの背中。バルドが太鼓のリズムをいったん止めて、肩に担いだ太鼓を盾にする。ノワが旗を二本重ねて斜めに立てる。メリアが輪を縦に細くして“通り道”を作る。アルゼが刃を寝かせて線を滑らせる。レイが一歩分ずつ人を引き寄せて道を空ける。ルミナが祈りで線の外皮だけを薄く剥いで、“名前”の貼り付きをよくする。そこへ、俺が核で“間合い”を一歩分伸ばして、間に笑いを差し込む。笑いって言っても、大声で笑うんじゃない。眉がわずかに上がるくらいで十分だ。“やれそう”って顔だ。

 白い線はほどけて色の紙片に変わった。紙片は風に乗って、屋根を越えて、輪に吸い込まれて、石畳に降りた。降りた瞬間に芽になった。芽は痛くない。芽はちゃんと痛い前ぶれみたいな形をしている。生きているものは、たいてい前ぶれが好きだ。

「まだ落ちる!」

 メリアの声が少しだけ高くなった。輪は増やしすぎると風が淀む。彼女はそれを知っている。限界を感じて、輪を一枚抜いた。抜いた輪は下の風に混ざって、斜めの流れを作る。斜めの流れに乗って、紙吹雪の帯がぐっと持ち上がる。ノワが旗の矢印を追い風側から向かい風側へ返す。バルドが太鼓をふたたび叩き出す。ルミナが「いいね!」と短く褒める。短い褒め言葉は、長い祈りより効く。

 空の奥で、何かが笑った。神か、世界か、たぶん両方。雲の板の継ぎ目がさらに広がる。隙間からこぼれた光は、雨じゃない。昼の光。乾いた明るさ。けれど白い層はまだ厚い。油断した瞬間、帯が一本切れて、紙吹雪の流れが途切れた。途切れた穴から、白い雨がするすると落ちてくる。落ちる先は——鐘楼の芯。

「ルミナ!」

「いける!」

 ルミナは両掌を前に出し、小さな声で息を整えた。

「祝福、ここだけ濃く」

 祈りが点になって弾け、鐘の芯の周りだけ空気がゆっくりになった。落ちてきた白い粒は、そこで小さく迷子になってから、名前のシールを受け取る。鐘は鐘のまま鳴る。鳴る鐘は、鐘だ。鐘が鐘じゃなくなったら、鐘じゃない。簡単な話を、俺たちは今日ずっと実践している。

「街の西、遅れてる!」

 レイの声があがる。図を見るまでもない。西は坂が多い。紙吹雪リレーは坂に弱い。落ちる。落ちるものは、笑っているだけじゃ止まらない。止めるには、走る。俺は核を肩に担いだまま走った。足は勝手に動く。途中でバルドとすれ違い、太鼓をひとつ渡される。走りながら片手で叩くと、足のどこかが勝手に前に出る。太鼓は便利だ。

 坂の中腹で、子どもふたりが紙吹雪の袋を抱いて泣きそうな顔をしていた。袋が破れて、紙吹雪が斜面にばらまかれている。風に乗る前に、雨に溶ける。俺はしゃがんで、袋の口を抱え直した。

「大丈夫。名前、貼ってから飛ばす」

 袋の縁に核の先を軽く押し当てる。布に染みていた雨の薄い初期化が、核の熱で蒸発する。子どものひとりが俺の顔を見て、指で涙を拭った。

「これ、ぜんぶ“うちの名前”にしていい?」

「もちろん」

 子どもは胸を張って袋に顔を突っ込み、紙吹雪を両手ですくっては空へ放った。紙が宙で軽く光って、降りてきて、坂の石段の目地に吸い込まれる。名前が付いたものは、強い。簡単には流れない。俺は笑って、もうひとつ袋を肩に担ぎ、坂の上を指さした。

「上までぶち上げる。三、二、一」

 せーの、じゃない。俺の中のかけ声は、いつも三、二、一だ。二で息を吸い、一で笑う。笑うと、腕が勝手に上がる。紙吹雪は風にのって上へ。坂の上の旗に触れて、流れに合流する。合流した流れはもう落ちない。落ちるという選択肢を忘れる。

 西側の帯がつながったのを見届けて、俺は広場へ戻った。汗で首筋が冷えている。息は乱れていない。体が自分の重さを忘れている。悪くない。

「カイル!」

 ルミナが指を上に向けた。雲の継ぎ目が、ぱかりと割れた。白い板が一枚、音もなく剥がれて、青空が四角く顔を出した。青は濃い。喉の奥に冷たい味がする。青は甘い。甘いのに苦い。苦いのに笑う。笑うと、青がこちらへ降りてくる。

「もうひと押し!」

 メリアが輪を三枚連ね、最後の薄い白に爪を立てる。ノワが旗を高く掲げて、風を青のほうへ向ける。バルドが太鼓の皮を張り替えずに手のひらで叩いた。音が軽くなる。軽い音に、紙吹雪の動きが軽くなる。ルミナが両手の間に祈りをはさみ、祈りを空へ投げた。祈りは届くと笑いに変わり、笑いは落ちてきて紙に変わる。紙は芽に変わる。芽は緑に変わる。緑は人の目にやさしい。

「アルゼ、行け!」

 レイの短い合図に、アルゼが剣を低く構えた。刃の背で、最後の細い“指示線”を、切らない速さで撫でる。撫でられた線は、切られたみたいに意味をやめる。意味をやめた線は、名前を探す。そこにルミナがシールを押す。アルゼは刃を上に向けたまま、俺のほうをちらりと見た。

「本当に、課金なしでやれるんだな」

「課金してる暇がないだけだ」

「それも悪くない」

 アルゼが笑った。笑うと、彼の横顔はガキっぽい。ガキっぽい強者は、男子の心に刺さる。強者でガキで友達。最高だ。

 空の継ぎ目がもう一段、広がった。白い層はほぐれはじめ、雨は雪の終わりみたいにまばらになって、やがて途切れた。代わりに降ってきたのは、白い紙吹雪……と見せかけて、ほんとうに花びらだった。大きくも小さくもない、ちょうどいい大きさの花びら。石畳に着地した瞬間、ふわっと消えて、小さな芽になった。芽はばかみたいに律儀に並んで、通りの縁に沿って行儀よく顔を出す。

 街が、拍手した気がした。いや、神が最初に手を叩いたのだ。遠い上のほうから乾いた高い音がひとつ落ちてきて、次の瞬間に広場が一斉に湧いた。手と手が、手と手にぶつかる。ぶつかった音が、笑いになる。笑いが、風を呼ぶ。風が、汗を乾かす。乾いた肌に、やっと自分の体温が戻る。

「人間、面白い」

 主神の声が、上のほうで笑った。誉め言葉が上から降ってくるのはあまり好きじゃないけれど、この一言は腹にすっと入った。面白い、と言われるのは強い。面白いと感じた側が、歩み寄ってきている証拠だ。

「終わり、じゃないぞ」

 レイが静かに言って、腕を組んだ。広場の端で、紙吹雪を拾いきれずに山にしている子どもたちがいる。バルドが走って行って、彼らの肩をひょいと持ち上げて回す。回されると、笑う。笑うと、手が速くなる。手が速くなると、片付く。片付くと、祭りの後が祭りの続きになる。

「メリア、輪の回収開始。空気が甘くなりすぎる」

「了解。——“輪、収納。風、標準”」

 メリアが指先をひとつ鳴らすと、空に浮かんでいた輪が薄い音を立てて形をほどき、風が素直な流れを取り戻した。風が素直だと、頬の汗が自然に引いていく。ノワが旗を丸めて肩に担ぎ、屋根から屋根へ、今度はゆっくり跳ぶ。旗に描いた矢印が、さっきとは逆に街の奥へ向いているのは、片付けの合図だ。

「ルミナ」

「うん」

 ルミナは両手を胸の前で合わせ、深く息を吸った。それから、祈りではない言葉を広場に放った。

「ありがとう。——以上!」

 短い。短いけれど、広場の隅まで届いた。届いた言葉は、耳からじゃなく、背中に入ってくる。背中に入ったものは、立ち方を変える。立ち方が変わると、見る景色が変わる。景色が変わると、ため息が笑いに変わる。変わるって、こういうことだ。

「カイル」

 袖口を引かれて振り向くと、紙吹雪の袋を抱えたさっきの子が立っていた。顔に花びらがひとつ貼りついている。指で取ってやると、子は胸を張って言った。

「“うちの名前”、貼れたよ」

「貼れたな」

「もう流れない?」

「流れない。もし流れても、また貼れる」

 子は納得の顔をして、素直に頷いた。その頷きは、俺の中の何かを真ん中から持ち上げた。持ち上げられたものは、胸の奥でぼんやり光って、核と繋がる。核が軽く震えた。折れる前もこんなふうに震えていたか、と一瞬考えて、やめた。比べなくていい。いまがいまだから強い。

 広場のどこかで「締めだぞー」と野太い声が上がった。ギルドの猛者たちが円になり、紙吹雪の最後のひとつかみを頭上に放る。降ってきた紙吹雪は、髪にくっついて、笑いの種になる。バルドが太鼓を最後に一発叩き、アルゼが剣を鞘に納め、レイが腕をほどいた。ノワが屋根の縁に腰を下ろして足をぶらぶらさせ、メリアが帽子を直す。ルミナが俺の隣に立ち、肩で息をしてから、にやりと笑った。

「ねえカイル。——“世界を守る”って、案外、祭りだね」

「そうだな。祭りで守る。片付けても守る。食べても守る。寝ても守る」

「寝ても?」

「寝不足よりは、寝たほうが強い」

「正論」

 俺は核を掲げ直し、広場の真ん中へ一歩進んだ。声を遠くに届かせる方法は、知っている。胸の真ん中に笑いを置いて、そこから息を押し出す。

「終わりじゃない。締めだ。——“祝福乱舞”、全員、よくやった!」

 拍手がもう一度、広場を満たした。さっきより軽い。軽い拍手は、明日の分を残している。残すのは大事だ。全力で走って、最後に半歩残す。半歩があると、明日の一歩目が優しい。男子はこういう段取りが好きだ。女子も好きだ。神も、多分好きになりはじめている。

 空を見上げると、白い層の切れ間から、青が確かに広がっていた。青は続く。続いている間に、やることは山ほどある。やることがあるのは幸いだ。やることがあると、人は笑う。笑ってやることは、わりと上手くいく。

 主神の声がもう一度、遠くで笑った。

「人間、面白い」

 その言葉に、俺は核をそっと肩に担ぎ直し、ルミナの横顔を見た。彼女は疲れている。疲れているのに、目は明るい。明るい目は、強い。明るい目の隣に立つのは、気持ちがいい。

「次、行こう」

「次?」

「明日は“片付けスピードラン”」

「それはそれで熱い!」

 メリアが指を鳴らし、ノワが尻尾で拍を刻む。バルドが太鼓を背負い、アルゼが外套をひるがえす。レイは肩をすくめて、それでも足を出す。俺は核を軽く叩いて、静かな音を腹に落とした。

 世界はこうして守られる。派手な一撃だけじゃない。祭りと段取り、笑いと祈り、旗と太鼓、名前と芽。全部を繋いで、繋いだまま、明日に渡す。渡した先でまた笑う。笑いながら、ちょっとだけ泣く。泣いたら、また笑う。

 石畳の隙間から出た小さな芽が、夜風に震えた。震えは弱さじゃない。生き物の標準装備だ。初期装備。そう言い直すと、胸の奥がぐっと温かくなった。俺たちの初期装備は、まだここにある。折れても残る芯。みんなで持ち合う心。それがあれば、次もやれる。やる。やるに決まっている。

 ——そして、最後の最後に、もう一度だけ空を見上げた。青の奥で、どこかが確かに笑っていた。いい。なら、こっちも笑って返そう。返した笑いは、次の章への合図になる。鐘は、鳴らされるより、鳴らすほうが楽しい。コーン、と。広場の隅で、誰かが鳴らした。いい音だ。終わりと始まりの真ん中にぴったりの音。俺たちはその音を合図に、顔を見合わせてうなずいた。

「——行こう。エピローグの手前まで」

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