AI小説が一位ということでシノギを考える
海老
俺に思いつく金儲けなどすでに誰かが考えて捨ててる
AIでもランキング一位を取れる。
これ自体はとくに不思議でもなんでもない。
テンプレだとか攻略だとかマーケティングだとか散々言われてきたことであるし、web発の書籍化人気作家がSNSで「読まれたいならタイトルを長くして攻略の努力をしろ」とのたまうなど10年近く前からあった。
これからはAIで作品を量産してバズる確率を上げろということになる。
執筆はAIに任せ作者はSNSや動画配信で知名度を上げるべきということだ。
企業案件は嫌われる文化もあるため、グラビアアイドルやコンカフェ嬢といった女を使うことを最初に思いついた。
これ自体はインフルエンサー志望であれば男女関係ない。
イケメンでもV配信者でもいいが、やはり女を使うのが手っ取り早く人は集められる。
活動自体はデータセットのために自分で執筆中です、ということを定期的に告知しながら自撮りをあげていくのが良いだろう。
これ自体はレッドオーシャン化が始まった今だから取れる手だ。動くなら早い方がいい。
金があればSNS代行に依頼するかインフルエンサーに案件を出すのも有効な手段だろう。
現在の環境であれば先駆者になれる。
またAIを使っていたとしても作者にSNSで表現できる実態があれば、ユーザーに受け入れられる可能性は高いと見積もっている。
小説投稿サイトのインセンティブは運営の広告収入のお裾分けだ。
AIだろうがなんだろうが著作権侵害などの法的リスクがクリアされるなら、運営側にリスクは無い。
広告を見られることが最も必要なことだからだ。
問題は一つだけある。
AI作品の大量投稿によるサーバーが破壊だ。
おそらくこれは投稿数の制限などで規制される。AIの使用不可は調査できないため現実的ではない。
運営のとる方法はある程度予測できる。
フリマサイトが業者アカウントを規制するのと同じく、AIが検知したアカウントを非公開基準でバンしていく。
もっと厳しくなるなら、AIデータセットの審査を運営AIが行うSF的な未来も訪れるかもしれない。
今から情報商材詐欺業者や配信者事務所が攻勢を仕掛けてくる。
人気作家を目指すのなら規制される前に先駆者になるしかない。
どうやったところでAIを締め出すことはできない。
先駆者はこれをシノギにできるチャンスでもある。
どこまでやるかは、運営と作者次第だ。
少なくとも小説という文化はAIによって創造か破壊の二択になる。
なんやかんやで創造になるような気はするが、俺みたいな老人にはそれがどんなものか全く想像がつかない。
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