ふたりごと〜独り言でも読んでくれる貴方がいたらふたりごとになるみたいなそんな感じ〜

むーん🌙

oasisを見るチャンスゼロだった世代がoasisとアジカンを見て感動した話

 oasisって知ってますか?


 そう質問すると、「はいはい、知ってる知ってるめちゃイケに出てた女芸人ね」と結構な確率で言われます。


——いや、それはオアシズだから!


 このツッコミを何度したことか。オアシズじゃなくてオアシスです!

 そう言うと、英国かぶれの人は「ノーノー。オアシスじゃなくて、“オゥエィシス”ね」とこれまた結構な確率で言われます。


——日本で喋ってるだから、オアシスでいいだろ!


 このツッコミも心の中で何度したことか。じゃあ、貴方ね。トマトのこと毎回“トメィトォ”って言うんですか?言うんですか!なら、大丈夫です!


https://youtu.be/r8OipmKFDeM?si=acLaZmDaUg_7-3h7


 oasisで一番有名な曲はこの“Don’t look back in anger”でしょう。ソーサリキャンウェーイトとシンガロングすることで有名な曲です。そう、oasisとはイギリスのロックバンドです。ギャラガー兄弟という、兄のノエルと弟のリアムを中心としたバンドなのです。


 彼らは仲が悪く、2009年に解散していたのですが、2025年にめでたく再結成致しました。めでたい!


 この再結成は私ぐらいの世代の人にとっては本当にめでたいことです。なぜかというと、今アラサーぐらいの私達の殆どは『オアシスを見たくても見られなかった世代』なのです。


 上の世代の方はよく語ります。なんとかフェスの時のオアシスは声がガラガラで酷かったとか、そういう思い出話を聞くたびに、「羨ましいなぁ」や「見れただけいいじゃん」とかずっと思っていました。


 解散当時でも10代前半、それに加えて田舎の子どもだった私はどう頑張っても解散前のオアシスを生で見ることは不可能だったと思います。

 もし、都会の音楽一家の子どもに生まれていれば、ライブを見てソーサリキャンウェーイト出来てたかもしれないと空想してみても、現実にはソーサリキャンウェーイト出来ていない田舎出身の私が“うへへ…”と変な顔をして空想しているだけで虚しさはどんどんと募っていきました。


 そんな変な顔をした私の元に2024年のある日、オアシス再結成の報せが届きました。アジカンの周年ライブが終わって、ぷしゅ〜っと気の抜けた顔をしていた私の頬を左からリアム、右からノエルが同時に叩いてくるような衝撃でした。


 「この世には二種類の人間がいるんだ」と私の頭の中の怪しい欧米人が語ります。

 

「それはオアシスを見た人間と、見ていない人間さ」


 彼はそう言うと、ソーサリキャンウェーイトと合唱しながら何処かへと去っていきます。私は彼を追いかけようとしますが、見えない壁にぶつかります。その見えない壁はオアシスを見たことがある人しか通さないのだと言います。


「私、見ました!オアシスをMステで見ました!」


 そう声高々に叫んでも、「テレビはノーカウントさ」とあしらわれてしまいます。


 そんな見えない壁を越えられる時がついに来たのです。


 なんとかチケットも取れ、なんとオープニングアクトにアジカンが追加されるという最高の条件が揃い、ついに先日オアシスを見ることができました。


 オープニングアクトのアジカンから最高でした。リライトや遥か彼方なんて何回もライブで聴いた曲ですが、この日は東京ドームの何万人の合唱付きです。洋楽と邦楽の垣根を無くそうと頑張っているトップのロックバンドが日本代表としてシンガロングを起こしていると言う事実に震えました。オアシスを目当てに来たであろう外国人もイキイソイデェーシボリトッテェーと熱唱してました。


 そして、いよいよオアシス。書けば長くなり、長くなればなるほどつまらないことになると思うので手短に!


 サマソニ2023にリアムギャラガーがソロで出演した際の話です。リアムは持ち時間が少ししかないので後一曲しかできないという話になり、「Live ForeverとChampagne Supernovaどっちが聴きたい?」と観客に言い放ちました。あの場にいたオアシスファンは「どっちもやれー!」と心の底から叫んでいたでしょう。私も叫んでいました。結局その時は、Champagne Supernovaを演奏し、Live Foreverは聴くことができませんでした。


 そんなLive Foreverを遂にoasisとして聴くことが出来て……。言葉になりませんね。


 そして、もう一つはWonderwallです。この曲なんて私が生まれたぐらいにリリースされた遥か昔の曲なのに、なんでこんなに古臭くないんだろうと不思議に思いながら聴いていました。多分、ノエルの書く韻を踏む歌詞とメロディがヒップホップ的だから古臭くないんですよね。


 すごく散らかった文章になりましたが、初のオアシスをアジカンと一緒に見られてよかったなぁという思いのまま書き殴って見ました!


 ここではこんな感じで趣味のことから小説の話まで色々していきたいなぁと思います。では!

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