謎が謎を呼ぶ、中華系近未来SFアクション!
- ★★★ Excellent!!!
SFと中華を掛け合わせた独特の世界観に躍動感あふれるアクションシーンが光る作品です。
人間が宇宙に進出し、他の惑星にコロニーを作って暮らす時代。地球とコロニー間では衝突が絶えず、主人公・楊が住む崑崙コロニーも戦争の末に地球から独立を果たした経緯があります。
その戦争で功績を称えられながらも、現在は崑崙コロニーの中心にそびえる蓬莱百貨店で「外商部員」として働く楊(ヤン)。この外商部がなかなかクセつよで、崑崙コロニー内の問題を秘密裏に解決したりする、工作員じみた役割を担っています。
楊はなかなか気だるげで淡々と仕事をこなす男なのですが、蓬莱百貨店の社員として亡き親友の妹・柘榴と再会したところから物語が動き出します。
面倒ごとは避けたいと思いつつも亡き親友の願いを忘れられない、楊のキャラクターが非常に好感度が高かったです。
また、アクションシーン(バトルシーン)がめちゃくちゃかっこいい!私のお気に入りは着ぐるみと追いかけっこするところです。ぜひ読んでいただきたい……!
サブキャラクターたちも個性的で、飽きることなくワクワクしながら最後まで一気に読み進めました。
ひとつ注意点があるとしたら、小籠包が食べたくなることでしょうか。さりげない飯テロによだれが止まりません。飲茶食べたいです……