濃密な人間模様と世界観を味わえ!

 主人公は百貨店の時計売場担当の男、楊。実はコロニー内の荒事に対応する「外商部員」だった!
 これまでつるさんの作品は数多く読んでいますが、一癖も二癖もある登場人物たちを絡ませ、引き込んでいく手腕が今回も光っています。
 次から次へと起こるアクシデント、そしてオッサンのアクション! 読んでいて「次はどうなる?」とハラハラさせられます。
 謎の少女・柘榴の正体を考えながら読むとさらに楽しくなること間違いなし。
 個人的に好きなシーンは楊と柘榴の仕事(という名のデート?)のところです。
 大きな出来事が済んだ後のエピローグで一旦お話は終わりますが、ぜひ続きを読みたいと思えるエンタメ作品です!

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