第3話
ベッドに寝ようとしたら…
待って、私、Tシャツそのままだった。
怜央くんがベッドに来る前に隠す。
そして怜央くんが来て眠ろうとしたとき
「ねぇ、昨日、俺側で寝たでしょ」
「え!?」
なんでバレた?
Tシャツ隠したのに。
「寝てないよ?」
「絶対うそ、琴葉の匂いするから…かわいすぎ…寂しかったんだ…」
恥ずかしすぎる…。
「ねぇ…こっち見て」
「やだ!」
怜央くんは後ろから抱きしめる。
「あとさ、俺のTシャツ持ってたりしないかなー?」
「うそ!なんで!?」
思わず怜央くんの顔を見る。
「やっとこっち見た」
怜央くんはいたずらに笑っている。
「やっぱ持ってるんだー」
怜央くんは抱きしめたまま…
怜央くんにはバレバレだったみたい。
「ごめんなさい…寂しくて…怜央くんの匂いで近くに感じたかったの…」
「なんでそんなに琴葉はかわいいの?」
「へ?」
「俺の今の気持ち分かる?」
「わかんない…」
「じゃあ…分かるまで離さないから…」
怜央くんは抱きしめたまま甘いキスをする。
怜央くんには敵わないよ
大切にしてくれる君が大好きだよ
敵わない君にただ愛されたい 恋文春奈 @fruittart
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