第7話:鯉輪の過去

チャプタ―1

ここは、車庫である。

私達は、話をしていた。

「何か、ひんやりしてない?」

「そう言えば、昨日から。」

「気を引き締めるんだ。」

「八月なのに、15℃しかない。」

「あの時から、みたいだけど。」

「仕方ない。自然とは、読めないものさ。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの17Fである。

そこには、異四とディフェンサーとマリーデが居た。

「今回は、私が行く。」

「で、我々は?」

「休んでいろと?」

「まっ、そういう事ね。」

「仰せのままに。」

チャプタ―3

私は、ファールスリーに乗って、東海辺りを走っていた。

「物凄いレベルのひんやり。」

「ここまでのは、初めてだよ。」

「一体、誰が?」

「多分、敵のボスかもね。」

チャプタ―4

そこへ、異四がやって来た。

「フフフッ。あなたが、シープホーンね。」

「誰?」

「初めまして。私は、城々歯 異四。過去を見せて。」

異四は、私に過去を思い出させた。

「ウワーッ。」

チャプタ―5

ここは、私の過去である。

「ここは、研究所みたい。」

私は、中へと侵入した。

「ここが、資料室か。どれどれ?」

私は、机の下に散らばっている資料を読み始めた。

「何々? 核酸操作人間作製マニュアル。動物の核酸と植物の核酸と

 プログラミングソースを一体化し、特殊な液体で育てる?

 何、これ?」

私は、奥へと進んで行った。

「ここは、育成装置の集まり?」

そこへ、科学者らしき人達がやって来た。

私は、物陰に隠れた。

「後、もう少しだ。」

「成功しましたね。」

「問題は、無いかと。」

「出て来ます。離れて下さい。」

「ま、眩しーい。」

「核酸操作人間。会努河 鯉輪。さあ、出て来い。」

「あれって、私・・・。」

私は、気が付いた。

チャプター6

「思い出せた?」

「ええ。それが、どうかした?」

「きーっ。ダレダッケ。」

異四は、十体ものダレダッケを召喚した。

「トクトクトク。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ダレダッケ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「やるわね。出でよ、悪の羊剣士「プセウドホーン」。」

異四は、恐魔丸という名の刀の刃先から、プセウドホーンを召喚した。

「御任せ下さい。」

「ファールクロス。」

私は、羊剣士シープホーン フィールドモードに変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を減らす羊。羊剣士シープホーン。乗車。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とプセウドホーンは、互いに攻撃しまくった。

「クヌムホーリネス。」

「ブラスホーリネス。」

私とプセウドホーンの技は、大爆発した。

「ファールランチャー。」

「ブラスランチャー。」

破壊力は、プセウドホーンの方が、上だった。

「ウワーッ。」

「ブレードギラーブラスフェニックス。」

プセウドホーンが、不死鳥に姿を変えて突撃して来たその時、

私の目の前に、ブレードギラーが出現した。

「これが、ブレードギラー?」

私は、ブレードギラーを右手に装着して構えた。

「はーっ。」

私は、ブレードギラーの刃先をプセウドホーンに突き刺した。

「ギャーッ。」

プセウドホーンは、爆発して消え去った。

「満開。」

チャプタ―8

そこへ、リヒトルがやって来た。

「出でよ、シープホーンの本当の姿「バフォメット」。」

リヒトルは、バフォメットを召喚した。

「グオーッ。」

「召幻衝。ファールアリエス。」

私は、召喚したファールアリエスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、ファールアリエスを人型に変形させた。

「ファールフリート。」

チャプタ―9

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

「グオーッ。」

ファールフリートとバフォメットは、互いに攻撃しまくった。

「グオーッ。」

バフォメットは、聖なるブレスを吐き出した。

「ウワーッ。凄い力。」

「でも、あいつは、鯉輪だぞ。」

「だったら、ここで、止める。」

「その意気だ。」

「グオーッ。」

バフォメットは、突進して来たが、ファールフリートは、ファールシールドで、

防ぎきった。

「反撃しよう。」

「OK。一気に決める。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

ファールフリートは、バフォメットを斬りまくった。

「グオーッ。」

バフォメットは、幻衝力の風を放ったが、ファールフリートは、

強行突破した。

「斬幻衝。ファールスライサー。」

ファールフリートは、バフォメットを一刀両断した。

「グウーッ。」

バフォメットは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、バスの中である。

私は、運転をしていた。

「今日も、いつもどおり。」

「済いません。」

「車椅子ですね。降ろします。」

「ありがとう。」

「いえ・・・。」

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