第12話 他所でやれ!

魔人に会って異世界だなぁ~なんて思ってる私です・・・


『これを喰らえ!』キルアンダーボーン!


おお!下から黒いモヤが!ふん!毒殺狙いなんて舐められてるの?

ならば!


「お返しよ!ハードストーンショット!」


ビシュ!ビシュ!ビシュ!


『ガハッ!なんだこれは!鉄か?グゥ┅』

「超硬い岩よ!魔人の硬い肉体でも貫くでしょ♪フフン!」

『そんな事が┅恐るべき魔力量だな・・・くっ┅逃げなければ┅』

「逃がさないわ!聞きたい事は多いけどどうせ吐かないでしょ

あんたを始末して向こうのに聞くわよ」

『向こう?まさか知ってるのか!ならばどうにか┅』

「ハハハ!自爆なんて古いわよ!その前に!消えて!」


グラビティ!極圧!


『ギャァ!ぐぐぐ┅潰れ・・・』

グシャァ!┅┅


「汚な!でも早く行かないと!フライ!」


森の奥・・・山に差し掛かる奥地


「どうだ?無事に配置したか?」

「それが先頭の奴がまだです」

「ゾンガは?」

『呼び笛を聞いて飛んで行ったぞ 時期に戻るだろう』

『我等の役目は魔物の中でも強い奴等を誘導する事だ

フフフ┅まさかこんな所にアースドラゴンが居たとはな』

『ワイバーンはもう飛んで行ったぞ 我等は引き上げるとするが?』

「まだ待て、全員の仕事を確認してからだ

この作戦を失敗する訳にはいかん

王国攻めの足掛かりとするのだからな」

『それで?帝国軍は用意してるのか?』


「馬鹿か!まだ先の話しだ!

この騒動で弱体化した王国に揺さぶりを掛けジワジワと攻めるのだ」

『面倒な事だ 一気に攻めれば良いモノを

まぁ我等は帝国に恩を売ったからな

後は魔国攻めに協力してくれたら良いだけだ』

『帝国と王国の事はどうでも良い それはヒト族同士でやれば良い事だ

しかし協定を破り何もしなかった時は分かってるだろうな?』


「そんな事は上の話だ!俺達下っ端が考える事では無い!

今は魔物を王国中に向けるだけだ」

「王都の方は大丈夫なんだろうな」

「問題無いだろう、向こうにはクレガバ様が指揮されてる

それに魔人最強もだからな」

『ハハハ! ババリドだからな

きっと都を破壊されるだろう

王国も安泰から滅びへの一途では無いか?』


「王都の騎士団は全滅するだろうな

そうなれば後は貴族共の兵だけだ、そこを我等が進軍すれば間違い無いであろう」

「この作戦次第で帝国の進む道が決まると言っても過言では無いぞ」

「なぁに王都さえ混乱すればほぼ成功と言える

後は戦力を減らす為の魔物操作だからな」



飛んで♪飛んで♪飛んで来たワイバーンを落とすぅ~ぅ♪


「やたら飛んで来るわね┅

これも魔物寄せなのかな?あ~又来たわ」


ワイバーンにハーピーやキラーバードそれに混ざりロックバードもって食材の宝庫♪

ボア系が欲しいんだけど?フフ♪


『おい!何か妙な感じのがこっちに来るぞ?』

『ゾンガ達ではないのか?この強い魔力はヒト族では無いからな』

「やっと戻って来たか、ならば我等は退散するとしよう」

「いい加減酒でも飲んでゆっくりしたいものだ」

「ククク!王国の女を楽しもうでは無いか」

『俺達は戻るとしよう 約束は果たしたからな』

『戻り魔国攻めの準備をせねばならん 帝国は王国攻めだからしばし戦乱がこの大陸を覆うだろう』

「ふぅ~戦争か┅こればかりは下っ端として従うしかない

勝てば良いとしても思う所は有るからな・・・」


戦争は勝っても負けても気分の良い事では無いだろう

負けは言うまでもなく悲惨だが勝っても一時の喜びでしかない


所詮殺し合い・・・多く殺した方が勝ちなのだから


「あれね・・・魔人らしいのが3体と帝国兵が3人ね

さっきも魔人が居たから魔物寄せはアイツ等が持ち込んでるのかな?

帝国の奴は案内とか?う~ん┅

取り敢えず話を聞きましょう」


ウォーターカッター!


ビシュン!ドカッ!ドカッ!


「ギャア!足が!」

「俺の足がぁ!┅┅」

「誰だ!敵か!」

『ふん!王国の手先か!』

「あんた達!魔物を操ってるのは分かってるわよ」

『ほぅ!飛行魔法で来たのか?王国にもそんな魔法使いがいたのだな』

『女1人か?馬鹿な奴だ』

「早く!早く殺せ!そして足を!足を治せ!」

「そうだ!ポーションを寄越せ!」


「迂闊にも足をやられるとはな┅

悪いが足手まといだ!

ここで死んでくれ」グサッ!ズバッ!


「馬鹿な┅なぜ?グハッ┅」

「畜生┅」

『良い考えだ ろくに歩けん奴など必要無い』

『あの女を消せばここに用は無い 早く始末するぞ』

『そうだ!アースドラゴンも向かったからな

後は魔物達が上手くやるだろう

だから死ね!愚かな女よ!』


ダークショット!


ふふん!闇魔法はこっちも得意なのよ!そんなの受ける訳無いでしょ!


ダークウォール!からのサンシャイン!ピカァァアア!


『うわぁ!なんだと!目が!』

『何も見えん!痛い!』

『これは日の光!そして闇魔法もだと!』

「ギャア!目が!目が潰れた!」


レーザーショット!ビシュ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!


グハッ!ガハッ!グググゥ┅ギャア!


悪いけど動けなくするわよ!足をちょうだいするから!


スパン!スパン!スパン!スパン!


「さぁ!他はどこに魔物寄せを置いたの?」

『┅グッ┅ふん!もう遅い!王都は破壊されてる頃だ┅』

『そして辺境伯の所もだ!』

『それにこんな足など┅┅再生』


おお!魔人達の足が!へぇ~凄いわね?これが超再生かしら?


『散々とやってくれたな、だが油断したのは致命的だぞ!死ね!』


ダークボーン!


『ククク 俺もだ!』ダークバインド!

『俺はシャドウスネーク!』


闇の爆弾と拘束それと影のヘビ攻撃ね♪

魔人って闇と影ってまんまね


パチン!魔力消滅!


『ば、ばかな!魔法を消しただと!』

『そんな筈はない!あれは魔法障壁では無いのか!』

『それか魔法無効のアイテムかも知れんぞ!』


「お返しよ!グラビティ!」


グワァ!ガハッ!ウグググ┅


「まったく!どうせ白状なんかしないんでしょ?ならばそのまま潰れなさい!」 グシャグシャ!


「ヒィィ!」

「あんた!分かってるでしょ?素直に話してくれたらああはならないわよ」

「は、はなす!話すから!ここ辺境伯領地と王都が最終なんだ!」

「そう、王都には何人の帝国の奴と魔人が行ったのよ?」

「王都には軍の幹部が行ってる┅

魔人もだ」


「その幹部ってのは?」

「┅┅」

「何人で幹部の職を言いなさい!魔人もよ!」

「軍から選り抜きの隊長が行かれた┅他も部隊長が3人だ

魔人は将軍級が1人┅┅」

「そう┅話してくれてありがとう

あなたは素直にいったから何もしないわよ

精々頑張って帰ると良いわ

じゃあね~そうそうこの死骸は持って行くから」


「待て!ここに置いて行くのか!こんな片足でか!」

「殺さないだけ良いでしょ?

生きるも死ぬもあなた次第よ!」

「くそっ!なんて酷い奴だ!

こんな所にこのまま捨て置くなんて!それでもヒトか!」

「知らないわよ、魔物を町へ向ける人非人に言われたく無いわ

運が良ければ死なないかもね~」


ふん!ば~か!そんなのより王都が危ないのよ!

困ったわね┅王都なんて行った事無いし・・・座標で?


確かマップを展開して座標を出して転移出来る?だった筈よ!


マップ!千里眼!魔力感知!


うわぁ!・・・頭痛い┅┅

もっと縮小して┅ううっ┅

これかな?拡大・・・王都トーレア!これね!良し!ゲット!


ふんふん・・・城壁ねぇ┅町中はヤバイかな

少し外れに出たが良いわね┅転移



「門を閉じろ!魔物が来るぞ!」

「騎士団は配置に着いたか!」

「冒険者が先で展開してる!Sクラス様が揃った!

これで魔物は来ないぞ!」


「ちっ!なんでこんな事に!」

「そう言うな!俺達Sクラスで魔物を始末すれば王宮は何も言えなくなるさ」

「そうよ!うるさいったら無いわ

たかがザコ魔物なんかで呼ぶんじゃ無いわよ!」



よっと!┅┅あちゃぁ!少し遠かったかしら?はぁ~

歩くしか無いかぁ!ん?あれは?


「おーい!君ぃ!そんな所に居たら魔物が来るぞ!逃げろ!」

「あなたは!」

「俺達は冒険者だが?君は歩いて来たのか?」

「まぁ┅┅それで魔物の反乱は?」

「向こうに見えるだろ?あの土煙りが群れだよ」

「私達は離れて逃げて来た魔物を始末する係なの」


「Sクラスのお三方が最前線へ行ったから大方始末するだろう」

「報告ではゴブリンとかザコばかりだって言ってたからな」

「しかし5万だろ?後からのはザコじゃ無いだろ?」

「さぁな、普段何もしないSクラス様に頑張って貰おうじゃ無いか」


「Sクラスの冒険者って強いの?」

「アハハ!そりゃ冒険者最高クラスだからな

Sクラスパーティーならワイバーンを簡単に仕留めるんだぜ」

「それに全クラン総出だからな、5万の魔物でも問題無いさ」

「騎士団とかは?」

「城門の前に並んでたな」

「王都を守る為に城壁前に陣取ってるよ」


「えっ?じゃあ前線は冒険者だけなの?」

「今回は冒険者がメインだな、Sクラスパーティーが最前線でそこから冒険者がランク毎に配置されてるぞ」

「俺達はDクラス、そんなで散った魔物の処理なんだ」


「私達では足手まといだになるって事よ」

「Cクラスから上の連中は前線なのよ、Dクラス以下は王都近くで守れって言われてるの」

「それでも騎士団は出ないんですね?大丈夫かな?」

「調べでは大した魔物は見当たらないらしくってね

トロールとかミノタウロスくらいだって」

「その調べは確かなの?怪しいわね」


「どうにかなるさ!最悪Sクラスの連中が修める筈だ」

「あの方々が居れば問題無いわよ」

「そうだな!なんせ英雄様達だから!

それより君さぁ?どう?今夜食事でも?」

「抜け駆けすんな!コイツより俺と行かないか?」

「なによ!彼女はまぁ美人だけど私達はどうなのよ!」

「この子まだ幼いわよ?それなのに馬鹿じゃないの?

貴女?逃げたが良いわよ、こんな奴等からも」


はぁ~本当に?心配だわ・・・色々とね



そして案の定・・・・最悪ですか?



「ギャア!聞いてない!聞いてないぞ!なんでこんな奴が!」

「逃げろ!早く!殺される!」

「何よ!イヤァ!死にたく無いわ!誰か助けて!」

「アースドラゴンなんて!」

「さ、3匹!無理だ!あの黒いのも無理だ!」

「あれはバケモノだぞ!オーガじゃねぇ!逃げろ!」


おやおや・・・酷い有り様ね

英雄様達が蹴散らされてるのはなんで?


ははん?ブラックオーガの群れとか無理なの?

まぁあの子達は死の森に棲む奴だからね


しかし森から出て来たの?

この王都へ来てる魔人はかなりの悪知恵が有りそう

Cランクのモンスターなら例えSクラス冒険者でも無理でしょうね


魔物じゃなくてモンスターだもん


『ハハハ!行け!殺れ!愚かなヒト族など滅べば良い!』

「おい!もう退却するぞ!」

「魔物は放った!早く戻るぞ」

「愚図愚図してたら魔物が来るぞ

あんなのに呑まれたら一溜りもないぞ

アースドラゴンなんてのも来てる

俺達は成功したんだ」


『他へ行ってる連中と合流するのか?』

「各自撤退する事になってる、ここはもう良いだろう

行くぞ!」

『ならばおまえ達だけ帰れ!俺様はあのSクラス冒険者を始末してからだ』

「また勝手な事を┅┅ふん!大方痛ぶって楽しむんだろ?

王国もSクラスが居なくなれば痛手だろうにな・・・

程々にして戻れよ」


あの魔人が将軍クラスなのね

どれ程の力をしてるのかしら?

フフフ┅


『おっと!逃げるなんて英雄らしく無いな?』

「貴様は魔人か!ではお前が犯人なんだな!」

「魔人って魔物よりバケモノじゃ無い!悪魔みたいよ」

「噂では聞いたが醜い生き物なんだな?」

『ククク 下等なヒト族が何をほざく!あんな魔物から逃げる愚か者が!

しかし喜べ!この俺様があの世へ送ってやるからな』


「くそっ!アースドラゴンが来ると言うのに┅しかし!お前を始末したら魔物も退散するやも知れん!

ならば俺がお前を倒しこの騒動を修めてくれる!」

「おう!コイツを仕留めようぜ!」

「そうよ!私達で終わらせるわよ!」


『ククク 女は殺さず俺様のペットにでもしてやろう

中々威勢が良いオモチャみたいだからな

早く始末して楽しむとしよう』


ダークバインド!


「がはっ!なんだこれは!動けんぞ!」

「いやぁ!止めて!」

「ググッ!これは闇魔法か!」


「ファイヤーボール!」

『ふん!弱いな!』シュボ┅

「わ、私の魔法が!では!ファイヤーアロー!」

『クク 無駄な事を(シュボ)お前は魔力が多いみたいだな?

その体をなめ回してじっくり味わうとしよう』 シュッ!


「キャア!放して!」

『なる程 中々肉付きの良い体だ この胸にここはどうだ?

ククク もう濡れてるぞ?好きなのだな?ハハハ!

俺様のを特と味わうがいい!』

「いゃあ!辞めて!それは┅ウウウ┅イヤァ!助けて!」


「リリメラ!┅┅私も餌食になるのね┅」

「ギギギ!畜生!この卑怯物!」

『うるさい!男は黙って死ね!』


キュキュ!ギュウ!


「グハッ┅締めつけ┅息が┅」

「がはっ!┅首が┅」

「苦しい┅ああ・・・」

「みんな!イヤァ!」

『うるさい!お前も後で可愛がってやる!ククク』


う~んまだ早いかも?他にもSクラスの英雄さん達が見てるしぃ

ここで出たら目立つしぃ

でも他の英雄さんは何もしないのかな?見てるでしょ?


「おい!今の内に逃げるぞ!」

「そうね、彼等は私達の為に餌食になっただけよ」

「あれは無理だ、逃げたが良いぜ」

「他も同じ考えだ、逃げるのは間違って無い!」

「あんなのにオモチャにされるなんて嫌よ!

あんなバケモノに┅┅」


ありゃ!他の英雄さんパーティーは逃げの一択みたいね┅

ハハ┅終わってるわねこの国┅


『ほれ!良いだろ?ヨガレ!このモノで貫かれる悦びに!』

「ぎゃあ!ヒー!痛い!痛い!止めて!ギャア!」

『デカクて裂けたか┅貧弱な穴だ しかしまだ満足してないぞ

今度はソイツで楽しませて貰おう』


「イヤ!嫌よ!止めて!」

バリバリ!

『ほほう?お前も胸だけは立派だな?ではこちらはどうだ?ククク』

「ギャア!いやぁ!」

『そう喚くな!コレを喰らえば気持ち良くなる!ククク

ヒト族は魔族より穴が小さいのだな?ほれ!どうだ!』

「ギャァァア!┅痛い!┅」

『血にまみれて気持ち良いか?ハハハ!魔族より面白いな!

逃げた奴等も楽しむとしよう!』


ベチャ!


あ~結局殺したのね・・・

あの棒が魔人のチンチンとはね

人のと違うと思うけど・・ううっ

ゲェー・・・吐いたじゃないの!

やっぱオスとか男は汚いわ!

あんな汚くて醜いのをぶら下げてるなんて┅ゲェェェェ!ウゲッ!


『ほれほれ!逃げろ!これは楽だ!狩られるヒト族とは滑稽なものだ!』

「がはっ!┅逃がさないだと┅」

「嫌だぁ!死にたくねぇ!」

「嫌よ!犯されて殺されるなんて!」

「もういやぁ!こんなの誰か!」


はぁ~なによ!今までSクラスだって威張ってた癖に!

逃げないで戦ってよ!例え適わなくても勝てなくても足掻きなさいよ!

私はそんなヒトの姿が見たいの!

諦めて逃げるなんてクズよ!

だから何もしないわよ┅┅


でもあの魔人は始末するから・・


魔人は英雄さん達を蹂躙してパーティーの女性冒険者を全員犯して殺して楽しんでる┅

辺り一面は無数の死骸、そして迫り来る魔物達


『あまり楽しめ無かったとはな

ヒト族より魔族の女が良いと分かったのは収穫だ

それにしてもなんと弱いものだ

これは考えを改めねばならんな』

「終わったと勘違いしてるわね

それにアンタは帰れないわよ

ここで死んで貰うから」


『ほぅ!これは又良い獲物が来たな?ククク 俺様のコレが欲しくて自ら来るとは褒めてやろう』

「そんなモノ!切り刻んで魔物のエサにしてやるわよ!汚い!

ええい!見せるな!穢らわしい!ほい!」


レーザーショット!ピシュン!


『ん?何をした・・・なにを┅』

「死ね!」スパーン!┅ゴロン┅


「お前の方が他愛ないわよ!このゴミ!クズ!魔物に喰われると良い!

後はアースドラゴンね、あれは肉が美味しいしエリクサーの素材だから貰って行くわ」


アースドラゴン3体を仕留め収納

ちゃんと魔物寄せの魔道具は回収

1つだけ証拠として置いといてと┅


後始末は偉そうな騎士団に任せるからね

大したのは残って無いでしょ?

面白いのは私を見たブラック達が一斉に森へ向かって走って言ったけど?

オーガとゴブリンとか?


ブラック達は散々仕留めたからかしら?

アレは良い経験値なのよねぇ~♪

その割りにレベルアップしないのはなんで?


はぁ~まだレベル35辺りなのよ┅

ダンジョンとかでレベルアップしないと無理なのかな?

おかしいわねぇ・・・



(貴女のレベルと言うよりそのステータスは通常なの!

本当のステータスではレベル8000を越えてるの!

まぁ教えないけどね♪

見れるステータスはこの世界に合わせたモノよ

目立ちたくないでしょ?

普通の冒険者として楽しみなさい!ホッホホホ♪)



Sクラス冒険者達は全滅、そして魔物は何故か数を減らし王都へ向かった

その数約2万とかなり減った

しかし高ランクの魔物は居なくて強いのはミノタウロスぐらい


騎士団は散々愚痴をこぼし冒険者をなじったがSクラスはいない

そしてAクラス冒険者とBクラス冒険者が活躍して魔物達を食い止めた


騎士団は仕方なく?迫る魔物をと戦うが弱い!実に弱い・・・

騎士団2万の半数が殺られどうにか魔物を都へ入るのを抑えた


「半数も殺られただと?オーガやオークに負ける?

なんと笑える事だ・・・」

「魔術師団もかなり殺られたな┅

魔力切れで動けない者をゴブリンやオークに・・・くそっ!」

「軍務卿よ?これは由々しき問題です!

もしこれが帝国の軍でしたらこの王国は敗れました!」

「ぐぬぬ┅永年の安穏がこの体たらくと言う事だな!

これでは国を守るなど片腹痛いわ!

陛下に進言して再軍備しなければ!そして強化しないと国の存続が危うい!」


馬鹿ね・・・そもそも全体の能力低下を何故気付かないのかしら?

冒険者が分かり易いわよ

オーガ1体にCクラスパーティー3つって情けない・・・


そしてパーティー単位じゃ無いと戦えない程個人の能力が低いわ

クラス判定も甘い!

今のAクラスは多分Cクラスだと思うのよ


過去の冒険者とか魔物ランクを照らし合わせれば分かる筈よ

それだけ永い時を平和に過ごして来たのかも知れないわね



平和ボケは国民も呆けて危機感が無くなるのよ

そしてイザとなって慌てて目も当てられないってね


平和は良いけどあぐら掻いたらおしまいよ

どこかの国もそんなだから・・・



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る