第五話 再生の胎動と、遠き報復

 リリアは、絶叫と共に深い眠りから飛び起きた。


 視界いっぱいに、ルナ様の血塗れの横顔と、自分を逃がすために振り下ろされた巨大なこん棒の音(ゴシャッ!)が焼き付いている。



「あ……あぁっ……」



 喉の奥から絞り出されたのは、声にならない掠れた息だけだった。身体は油汗でびっしょり濡れ、心臓は鳥の羽のように激しく打っている。



(地下牢の、血と鉄の匂いが……しない)



 リリアは戸惑いながら、震える手で周囲を探った。触れたのは、土壁の冷たさではなく、古いが清潔なシーツの布地。鼻を衝くのは、カビ臭い地下の匂いではなく、薪ストーブの名残と、深い森の木々の香りだった。


 ここはどこか。なぜ、自分は地下牢にいないのか。


 リリアの瞳が、薄暗闇に慣れ始めた。簡素な木の天井、壁にかけられた古いランプ、そして自分の身体を包む柔らかい毛布。小さな山小屋のベッドの上だった。


 彼女は、はっとした。


 そして、隣のベッドに目を向けた。


 そこには、自分と同じ毛布にくるまり、静かに横たわるカイルの姿があった。


「カ、イル……」


 ルナ様が自分を庇い、カイルは頭を砕かれたはずだ。あの時の魔物の無慈悲な一撃を、リリアは脳裏で何度も繰り返していた。


(ごめんなさい、カイル……。私が、私がちゃんと逃げていれば……)


 死んだと思っていた大切な存在。リリアは、彼の身体にそっと手を伸ばそうとした。


 その瞬間。


 モゾリ、とカイルの体が動いた。


「んん……」


 小さく呻きながら、カイルがゆっくりと寝返りを打った。


 その顔は、まだ血の気が引いてはいるものの、穏やかに眠っている。彼の胸は、確かに上下している。


「え?」


 リリアの絶望と罪悪感に満ちていた顔が、驚愕と、それに勝る理不尽なほどの安堵に彩られた。


 カイルは、生きている。


 なぜ。どうやって。


 その問いは、極度の混乱と安堵によって、瞬時に消え去った。カイルの**「生」**という現実だけが、全てを凌駕した。


 窓の外はまだ夜明け前。午前四時を過ぎたばかりの薄明かりが、室内に冷たく差し込んでいた。



 リリアは、カイルを起こさないように、そっとベッドから降りた。床板は冷たいが、それを感じる余裕はない。


 彼女は、山小屋の古びた扉を静かに開け、外に出た。


 肌を刺すような冷気。山小屋の周囲は、見渡す限りの深い森に囲まれていた。小屋の他に人工物は何もない。ここは、世界から切り離された、まるで「箱庭」のような静寂の場所だった。


 不安と警戒心が高まる中、リリアの視線が、小屋の角に置かれた**「何か」**を捉えた。


 それは、大きな防水布が、人の形をなすように被せられた塊だった。


 リリアの心臓が、再び激しく打ち始める。


 彼女は、吸い寄せられるようにその布に近づき、震える指先で、布の端をそっとめくった。


 その下に横たわっていたのは、ルナの遺体だった。


 壮絶な戦いの痕跡が残る彼女の体は、既に冷たくなっている。


 リリアは、激しい慟哭を上げることなく、ただポタポタと静かに涙を流し、その場に両膝を突いた。彼女の感情は、すでに飽和点を超え、「悲しみ」を静かに処理するモードに入っていた。



(リリアちゃん!早く行きなさい!)



 あの地下牢で、自分を突き飛ばし、命を懸けて言い放ったルナの最後の言葉が、リリアの心の中で、明確な**「命令」**として木霊した。



 ――生きろ。



 リリアは、どれくらいそうしていただろうか。夜明けの光が森の隙間から差し込み始める頃、彼女は立ち上がった。


 傍に、何かの作業に使われたらしい、古びたシャベルが立てかけられているのを見つけた。


 リリアは、シャベルを手に取った。その柄は、幼い彼女にはあまりに重い。


 彼女は、ルナの遺体の傍で、ひたすら土を掘り始めた。


「生きろ」。ルナの言葉が、シャベルを振るうリリアの、唯一の原動力だった。


 彼女の小さな身体には過酷な作業だったが、彼女は泣き言一つ言わず、ただ無言で、英雄の亡骸を納める穴を掘り続けた。


 そして、リリアは、涙を流しながら、ルナの亡骸をその穴へと静かに横たえた。一つ、また一つと、土を被せていく。


 土饅頭が完成したとき、リリアは、深い疲労感と、英雄の時代との決定的な**「決別」を胸に感じた。彼女の頬を流れる涙は、もはや悲しみだけではない。それは、「生存者としての自立」**という、新たな人生の始まりの涙だった。


 埋葬を終えたリリアは、疲労の限界を迎え、山小屋に戻ると、カイルが寝ているベッドの横の椅子に腰掛けたまま、毛布にくるまって静かに眠りに落ちた。



 ――カイルは、硬い木のベッドの上で、痛みに呻きながら意識を取り戻した。


(ドスッ、ドスッ――)


 脳裏に、魔物の巨大なこん棒が、自分の身体を何度も何度も叩きつける、あの地獄のような衝撃が蘇る。


「うっ!」


 カイルは思わず腹部を抑えたが、激痛はなかった。あるのは、深い疲労感と、全身の筋肉が鉛のように重い感覚だけだ。彼は、血を吐いて、意識を失ったはずだった。


「あれ?ここは?」


 彼の身体は、清潔なシーツと毛布に包まれていた。周囲は木の壁で囲まれた、古びた山小屋の、質素な部屋だ。窓の外はまだ薄暗く、午前四時頃の冷たい空気が張り詰めている。


 カイルは、首をゆっくりと横に向けた。


 ベッドのすぐ傍、木製の椅子に腰掛けたまま、リリアが毛布にくるまって眠っていた。顔は土気色で、ひどく疲労している。彼女の膝には、小さな子猫、シロが静かに丸まっていた。


「おい。リリア。起きろ」


 カイルは、か細い声でリリアを呼んだ。


 リリアの小さな体が、ビクッと跳ねた。彼女はゆっくりと目を開けたが、その琥珀色の瞳は焦点が定まらず、周囲を認識するのに時間がかかっているようだった。


 やがて、彼女の視線がカイルの姿を捉えた。


 カイルが、確かに生きて、目の前にいる。


 リリアの瞳の奥から、じわり、と熱い雫が込み上がってきた。それは、この数時間で彼女が乗り越えた**「絶望の淵」と、「愛する者の蘇生」**という、極端な感情の波の帰結だった。


 リリアは、次の瞬間、椅子から飛び上がり、よろめくカイルの身体に、縋りつくように抱きついた。


「うわっ!」


 カイルは驚きながらも、リリアの華奢な腕が、自分の首に強くしがみつくのを感じた。


 そして、リリアは声を上げて泣き始めた。



「カイル!カイルゥゥッ!」



 それは、ルナの壮絶な死を目の当たりにし、カイルの身体が砕かれるのを見た、**「生存者の罪悪感」と「極限の恐怖」**から解放された、魂の慟哭だった。


 驚くカイルは、自分の胸の中で震えるリリアを抱きとめながら、戸惑いを隠せない。



「お、おい。どうしたんだよ?リリア。それにここは……一体、どこなんだ?」



 カイルは、自分の身体がひどい怪我から回復しているという、理不尽な奇跡をまだ理解できていない。彼の頭の中は、「ここはどこか」「どうやって脱出したのか」という疑問で支配されていた。


 しばらく、リリアの涙と嗚咽が、山小屋の静寂に響き渡る。カイルは、ただ彼女の背中を、優しく叩き続けることしかできなかった。



 ――リリアは、泣き疲れてカイルの胸から顔を離した。顔はぐちゃぐちゃだが、その瞳には、すでに**「生きる」という強い意志**が宿っている。


「ごめんなさい、カイル……。私、あなたのせいで……」


 リリアの言葉に、カイルは首を振る。


「違う。俺が勝手に飛び出したんだ。……それより、どうやってここへ?」


 リリアは、静かに、そして重々しく、語り始めた。


「魔族の地下牢で、あなたは、あの魔物に殺されたと思ったの……。そして、ルナ様も……私を庇って……」


 リリアは言葉を詰まらせ、再び涙が滲む。そして、シロの起こした「光の奔流」については、彼女自身が意識を失っていたため、語ることはできなかった。


「私が目覚めたとき、もうルナ様は……」


 リリアは、力なく言葉を続けた。


「……小屋の外に、布を被せられた状態でいたの。だから、私……」


 リリアの言葉を聞き終えたカイルの顔は、血の気を失っていた。彼の中で、ルナの**「英雄としての光」が、「壮絶な死」**という形で、ついに現実のものとなった。カイルは、英雄の光が完全に消えたことを、リリアの告白によって知ったのだ。


「ルナ様が……」カイルの声は、掠れていた。


「私、一人で、シャベルで穴を掘って……埋葬したの。ルナ様の、お墓が、小屋の傍にあるわ」


 カイルは、ベッドからゆっくりと身体を起こした。


「案内してくれ、リリア」


 リリアは、カイルを連れて、山小屋の裏手へと向かった。夜明けの光が、木々の隙間から僅かに差し込む時間帯だ。



 そこには、掘り起こした土が盛り上げられた、小さな土饅頭があった。そばには、ルナが使っていた剣を、代わりに立てたかのような、簡素な木の十字架が立てられている。


 カイルは、その光景を目の当たりにし、膝から崩れ落ちた。


 彼が信じた**「力による正義」**の体現者である英雄の弟子は、ここで、血と泥に塗れた遺体として、土に還った。


 カイルは、震える手で土をそっと撫でた。


「ルナ様……」


 リリアは、カイルの傍らに静かに膝をついた。彼女の顔には、もう涙はない。決意の表情が浮かんでいる。


 二人は、ルナの質素な墓標の前で、静かに頭を垂れた。


 カイルは、ルナの犠牲と、自分たちが生かされた意味を深く考える。ルナの最後の意志は、**「生きろ」**だ。



(俺は、生き残った。リリアも生きている。ルナ様は、俺たちを助けるために、命を投げ出したんだ)



 カイルの心の中で、**「英雄の無力な死」から「生き残る者の使命」**へと、新たな決意が芽生え始めていた。


 二人は、ルナの犠牲という重すぎる事実を、静かに、そして共同で受け止めた。この墓標が、彼らがこの新しい場所で、**「悪しき摂理の生存者」**として再出発するための、最初の、そして最も重要な道標となった。



 ――場面は、リリアとカイルが忽然と姿を消した、サンライズ・エンドの町へと移る。――



 ルナを助けようとした少年少女の無謀な試みと、ルナの降伏、そしてその後のルナの処刑準備は、この地域の魔族たちの間で瞬く間に広まっていた。しかし、地下牢に突入したはずの二人の子供と、ルナの遺体が跡形もなく消えたという事実は、魔族の幹部たちを激怒させていた。


 町の広場には、黒曜石の甲冑を纏ったグラキス配下の魔族が、普段よりもはるかに多く配置されていた。


「聞け、人間ども!」


 魔族の一体が、大声で宣告する。


「あの小娘と小僧は、我らが支配者に刃向かい、英雄の弟子を逃がそうとした。二人を見つけ出した者には、金貨百枚の懸賞金を出す!」


 町の住人たちは、顔面蒼白で立ち尽くす。


(あの子たち、どこへ消えたんだ……?)


(ルナ様と共に、処刑されたのではなかったのか?)


 街の人々は、二人の行方を訝しみながらも、誰一人として魔族に協力しようとはしなかった。彼らに残された微かな良心と、ルナの自己犠牲の記憶が、彼らの口を固く閉ざさせていた。



リリアの家


 魔族の報復は、まずリリアの家を襲った。


「あの小娘はどこだ!すぐに引き渡せ!」


 魔族の一体が、手に持った巨大な斧を振り下ろし、リリアの家の木造の壁を豪快に粉砕した。乾いた木材が砕け散る、耳障りな音が響き渡る。


「な、何をする!ここにはリリアはいない!」


 リリアの父親が、魔族の前に立ちはだかり、娘を守ろうと必死に声を張り上げた。彼の体は、恐怖で震えているが、親としての本能が彼を突き動かしている。


 リリアの母親は、隅でただ震えながら、娘の行方を案じていた。


「リリア、リリア……。あなた、どこへ行ったの……」


 彼女の瞳には、娘の安否への強い不安と、魔族への底なしの恐怖が渦巻いていた。



カイルの家


 同じ頃、カイルの家も同様の状況にあった。


「カイル!出てこい!この期に及んで、英雄の真似事か!」


 魔族たちは、家の中を乱暴に漁り、カイルの行方を探す。カイルの両親は、魔族に捕らえられ、壁に押し付けられていた。


「知らない!あの子は、どこにもいない!」


 父親は、拷問を受けても、息子を売ろうとはしなかった。


 彼の脳裏には、カイルが「力があれば理不尽を打ち破れる」と信じ、無謀にも魔族に立ち向かっていった、あの夜の姿が焼き付いていた。



教会の神父


 そして、町の人々の心の支えとなっていた教会の神父もまた、この状況に心を痛めていた。


 彼は、ルナの壮絶な自己犠牲と、ルナを救おうとした二人の子供たちの行動を知っている。


「あの子たちは、一体どこへ消えてしまったんだ……」


 神父は、ルナが去り際に吐いた血の痕跡を思い出し、胸中で静かに祈りを捧げる。


(無謀な光よ……。どうか、その光が、悪しき闇に呑み込まれませんように)


 神父は、彼らの突然の失踪を、ルナの自己犠牲への「報い」として、**「神の御業」**ではないかと感じ始めていた。しかし、彼の知る神は、ここまで露骨な救済を行うことは稀である。神父は、自分の信仰と現実の間の矛盾に、深い憂いを抱くのだった。



 ――ルナの墓前で祈りを捧げた後、カイルとリリアは山小屋の中へ戻った。彼らの心に巣食う悲しみは深く重いが、それ以上に、生き残った者として**「この場所でどう生きるか」**という現実的な問いが迫っていた。


 山小屋の窓から差し込む朝の光は、暗い部屋の隅々を照らし始めた。


「ここは、一体どこなんだろう?」


 カイルが尋ねた。彼の声はまだ微かに掠れている。


「わからない」


 リリアは答える。彼女は、シロが座っていた椅子の上で、毛布を膝にかけていた。


 二人は、誰が用意したのか分からない、清潔なベッド、食料の入った棚、そして薪が詰まれたストーブのあるこの部屋を、改めて見渡した。生活に必要な道具は一通り揃っているように見えるが、すべてが古びており、人の気配は感じられない。


「誰かが俺たちを助けて、ここに連れてきたんだと思うけど……」カイルが言う。


 二人は、部屋を探索し始めた。


 カイルは、棚の食料を確認し、古い斧やナイフといった道具を見つけた。リリアは、ストーブの上の鍋を触り、水の入った水差しを見つけた。


 そして、リリアが部屋の隅に立っている太い木の柱に目をやったときだった。


 その柱には、無数の小さな傷が、規則的に彫られていた。


「これ……何だろう?」


 リリアが、柱を指さした。カイルが近づき、その傷跡を追う。傷は、地面から始まり、人の身長に合わせて横一文字に刻まれ、その横には小さな文字が書き込まれていたが、古すぎて判読できないものも多かった。


「誰かの背比べの跡みたいだ」カイルは首を傾げた。「小さいのから、だんだん大きくなってる。子供が成長するのを、誰かが記録してたんだ」


 カイルが一番上の傷跡に手を伸ばす。それは、リリアの背丈よりも、ずっと高かった。


「ずいぶん長い間、ここで暮らしていた人がいたみたいだ。大人と、子供が……二人で」


 二人は顔を見合わせた。この山小屋に秘められた過去の生活の痕跡に、奇妙な違和感と興味を覚えたのだ。


 探索は外へと続いた。


 小屋の裏手にある、ルナの簡素な墓標を静かに見つめた後、カイルは小屋の周囲を歩いた。


 小屋のすぐ傍には、木々に囲まれた小さな平地があり、そこには作業に使われたらしい、切り株が一つ残されていた。


 カイルは、その切り株に目を留めた。


 切り株の天面には、使い込まれた分厚い斧が、まるで岩に突き刺さった剣のように、深く突き立っている。


「斧だ。薪を割るための……」


 カイルは、斧の柄を握り、引き抜こうとしたが、ぴくりとも動かない。斧は、力強い一撃によって切り株に食い込み、錆びて固着しているようだった。


 その切り株の周りには、使いかけの木材がいくつか転がっている。


 カイルは、目の前の光景から、**「かつて、この場所で、誰かが力強く生活を営んでいた」**という気配を感じ取った。


「ここで、誰かと誰かが、生きていたんだな……」


 リリアも、その場に立ち、切り株と突き刺さった斧を見つめた。


 この山小屋は、単なる避難場所ではなく、誰かの**「生活の記憶」が詰まった場所だった。そして、その生活の痕跡は、今から始まる自分たちの「生きる」**という行為を、無言で後押ししているようにも感じられた。


 二人は、この名も知らぬ山小屋が、自分たちに何を与えてくれるのか、まだ知る由もなかった。


 探索を終えたカイルは、棚の古びた食料と、空になった水差しを見つめた。リリアは、ストーブの冷たくなった鉄の表面をそっと撫でた。


 彼らの背には、ルナの犠牲という重すぎる荷物がある。そして、遠い町では、親たちが魔族に脅かされている。しかし、この山奥の小屋は、二人にとって唯一の安息の地だった。


 カイルは、リリアに視線を向けた。


「リリア。明日からだ」カイルは静かに言った。「薪を割って、水を汲んで、何か食料を探さないと。誰かに頼ることはできない」


 リリアは、こくりと頷いた。彼女の瞳には、恐れではなく、埋葬を終えた者だけが持つ、強い光が宿っていた。


「ええ。二人で、生きていこう。それが、ルナ様との約束だから」


 夜が更け、山小屋には再び静寂が訪れた。ベッドに横たわるリリアの足元では、子猫のシロが、穏やかな寝息を立てて丸まっている。


 リリアとカイルは、ルナの墓標と、親たちの安否を思いながら、重い疲労と共に眠りに落ちた。



**(第五話了)**

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る