生贄から始まる和風シンデレラストーリー

両親を亡くし、虐げられる生活をしていた蝶子は、ある日下った神託により
蛇の神様である氷雪に奉げられることになる。

食べられることを覚悟して花嫁となった蝶子だったが……。
という所から始まるシンデレラストーリー。

最初のシーンが印象的ですっかり蝶子と同じ気持ちで読み進めてしまいましたが、
よく見れば氷雪様は最初から「嫁にしろ」と言っており、一言も生贄とは言ってませんでした。(町人、及び私が勢いで勘違いしてましたね。失礼しました)

自分に自信のない蝶子と
クールですが言動のあちこちに優しさがにじみ出る氷雪。

二人の交流を本作はメインにしています。
ゆっくりと関係をはぐくんでいく二人の様子が本当に微笑ましいです。

また、氷雪が住んでいる「神様」側の町の設定や様子も丁寧に描かれているので、二人の生活を光景としてイメージしやすかったです。
(後から読み返して「あっ」と思う所も多かったので、読み終わった後読み返してみても他の真じゃないかと)

シンデレラストーリーが好きな人に是非お勧めしたいです。

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