記憶を失った彼女と過ぎ去ったオモイデ
ヤンデレ愛好家
第1話勇気を出して告白してみた
冷たい風が吹き付ける星が夜空に散りばめられた星空が、告白というステージでその場所に男女が2人
幼馴染の
桜井梨衣琉 薄ピンク色の肩に付かないくらいの長さの髪に、アメジスト色の瞳、睫毛も長く、頬は2月の寒さのせいか、紅く火照っていた。服装は制服で梨衣琉の好きなピンク色のカーディガンと長袖Yシャツに緑色ブレザーに、緑色に黒のチェックスカートに首にマフラーを巻き、手袋を着用していた。
「それで話って何なの?春文。学校に忘れ物したから、学校に取りに行くで出てきたけど、大事な話って?」
「実は、俺さ梨衣琉の事が好きなんだ!最初はお前には言えなかったけど、可愛いとか思ってたんだよ、何かに一生懸命なところとか、俺にイタズラじみた事して楽しんでいるところを見てさ、もう幼馴染という関係で終わらせたくない。」
梨衣琉はまさか告白される等と思っていなかったようで、驚きを隠せない表情をしながら少しの間俯いて、涙を滲ませながら声を上げる。
「私も春文の事が好きだよ!!私もね?幼馴染という小さい頃からの知り合いみたいな関係で終わらせたくないなって思ってたの、春文って女子から人気だから、私なんかより、他の女子の方が良いのかななんて思っていたんだけど、そんな事なかったね!ふられるのがこわかったから告白できなくてごめん!でも何処かで本当の気持ち伝えなくちゃ!って思ってたの!気持ち伝え無いまま終わるより、仮に恋が叶わなくとも、フラれてスッキリして終わりたいななんて考えてたの。でも両思いだったんだね」
すると梨衣琉が俺の方に近づいてきて、目線で『恋人同士がする事分かるよね?』と言っているような気がして、俺は梨衣琉の震える肩に両手を置き、
唇と唇を重ね合わせる。
「んっ!はぁ、ちゅっ!ぷはぁ!私達、キスしちゃったんだね!」
「もうこれで、恋人同士だな俺達」
告白という大事な話を終え、帰路に着いた俺達。
そして数ヶ月後、梨衣琉と俺の仲を割くような、事が起きてしまう。
記憶を失った彼女と過ぎ去ったオモイデ ヤンデレ愛好家 @Tutiya0525
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