時を超えて、ただ一人を照らす、命の光

手紙に封じられたのは、死でも愛でもなく、時間の香り。
「月が綺麗ですね」は、失われた人への祈りとして溶けていく。
痛みを抱いたまま光へと還る、静かで優しい物語。

その他のおすすめレビュー

早坂知桜さんの他のおすすめレビュー182