制作プロット的なアレ

＃12 キャラクターが思い浮かぶ人。 ＃夏目さん

　お次は夏目さんです。

　カクヨムのコメディ小説といえばこの人だ、と私の中ではすでになりました。

チャーリーズエンゼルパイ

https://kakuyomu.jp/works/16817330669253630879

　きちんと回収される伏線に目を見張るのですが…熱く語ると冗長になるので、２名のキャラクターについて『なぜ思い浮かぶのか』を彫り進めさせていただきます。

チャーリーズエンゼルパイのコブちゃん

ハゲタこと羽毛田尊南

　いや私ね、上記２キャラ好きなんですよ。特にハゲタさんですねｗｗ

　イメージしやすくて。

　しかし、何が魅力なんでしょうね？　掘り進めさせていただきますね。

　コブちゃん

　➡食べるのが大好きな若い女の子。

　私は若くありませんが（笑）食べるのが大好きな点や、ところどころで食べ物に対する執着は、癒されるシーンが多い。共感できて、癒される。ちょっと太っている、というところも度々描写される。

　そうです。つまり。

　なにが好きなのか、外見と背景が明確なのです。

　『大学生くらいの食べるのが大好きな若い女の子』をパッとイメージできる。

　では、お次はどうでしょうか。

　ハゲタこと羽毛田尊南さんです。　

　これ、キャラ生きてるんですよね～…。

　マジでいいですね～。

チャリパイ・スピンオフ～テロリスト羽毛田尊南～

https://kakuyomu.jp/works/16818093074479496628/episodes/16818093074480521147

　このストーリーでは、さらっと書いてある人物描写。そして、サングラスにニット帽……おっ、上手い！　そうです、手短に服装をかいてイメージをより細かくしています。

　このキャラはハゲている――！　すでに、ざっとキャラのイメージができる。描写が丁寧に加え、名前も剥げているからハゲタ。ネーミングもばっちりだし、名前がでてきた時に毎回思い出せるインパクト。

　いかついテロリストの男、（怒らせると怖いが）笑かしてくるなんだか憎めない男。冒頭から、すでにしっかりとキャラクターが語られる。

　さらにセリフ口調から、どんな人間か、『何を求めているかが明確である』

　おお、目的が明確なんてストーリーで一番大事じゃないですか。

　１話目でこれ？　素晴らしすぎる……。

　こういう風に『着ている服』やら『どこに所属している外見がどのような男性か』『目的は何か』という生きたキャラクターは、バシリとイメージできるのだ。

　なお、イメージできても描けるかどうかは別の問題であるｗｗｗ　ああ、ハゲタさんめちゃむずいです。

　そうです、好きでも描けないキャラクターなど、ごまんといるのですｗ