#1 長編は短編連作
タイトル通り、『長編は短編連作』だと、きいたことはありませんでしょうか。
ぶっちゃけ、10万フルの長編がひとつ、というのはほぼ見かけません。
私が持っている文庫小説でも、結局はそれぞれの主題があり、章ごとにわかれていたり、短編の話を繋ぎ合わせて、最後に収束させたりするからです。
ミステリーなんかは、
細かい事件を起こしておいて、さりげなく伏線をはっておき、最終話で回収する――。伏線の忍ばせ方なんかは置いといて、短編をいくつか作れるストーリーであればよいのです。少なくとも、私はそう判断しました。
後宮モノなら、殺人または事件を起こし解決へ。
学園モノなら、これも事件を起こし解決へ……。
ホラーモノなら、毎回怪異を出して解決か死亡(ダメじゃん
簡単にいうけど、その『毎回解決』のロジックが難しいとは思うので、
シンプルに食べ物なら作って食べさせる→幸せ!
恋愛系なら障害発生→また次の障害→一難去ってまた一難→エンドレス。
とか、シンプル構造が楽になるのかなあと思います。
さて長編執筆に関し、ざっと手持ちの小説ストックを見直しました。
『テーマについて、自分が好きである』ということは大前提です。
好きじゃないと、やる気にならないからです。
10万、少なくともそれで2-3か月はかかりっきりです。
執筆で自分が苦労しているだけに、まず『どれが作れそうか』という点をしっかり考えました。
軍師の話→調べることが多そう却下
異世界転移※転生ではないの話→1話辺りが長そう、却下
本を使った謎解きミステリー→構想を練るのに時間かかりそう
次々に却下です。
なにせ時間がありません。
調べるのが多そう&構想を練るのが大変なのはすぐ却下です。
こうして、次々と手持ちのストックをふるいにかけました。
残ったのが、『アンナの魔法よろず屋』です。
妄想コンテスト『伝説の〇〇』で、これ面白いのかなあ私は好きだけど、と思っていたところ、創作仲間さんより優しいコメントをいただいたのが、決め手となりました。というか、創作仲間さんに支えられることの多い事多い事。
(皆さん、いつもありがとう…✨)
さて、ではこの話の決定打はなにか?
売りはなにか?
要するに、異世界ファンタジーだけど、
『アウターゾーン』や
『xxxHOLiC(ホリック)』
『デイモスの花嫁』みたいな、そんな話といったら近いでしょうか……。もうそれで、年齢バレちゃいそうだけど!!!
ああいうものが好きな人は、もしかしたら好きかも…という感じです。
魔法アイテムが出てきて、それに関連するストーリーを毎回作ればいい――、ということです。まあ、その『毎回ストーリーを作る』が大変だとは思うのですが💦
というわけで、次は実際にアイデアを出すための考案編です。
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