二刀流ジェットコースタろまんす ※短文エッセイです

※批判の意味はありません

　はてさて冒頭をどこから始めれば良いかと悩める作家の数は尽きないという。

　娯楽が乏しい時代のモノガタリに飢えた若者が希求するエンターテイメント。

切った張ったの活劇を繰り広げる剣戟や亡国の姫を救い惜別のラストしかりだ。

　人類誕生から文字に残し古今東西で育まれたモノガタリは無限にあるだろう。

細部を変えた盗作は除き表現的模倣やリスペクトのレベルなら特に問題ないし。

　そも一言一句まで完全なコピペから改稿したようなトレースが丸パクリです。

初心者が上達を目指す過程として各種のマニュアルで割と推奨されていました。

　小説なら百万字目標でイラストは数千枚模倣すれば自分スタイルが誕生する。

その二次創作を自主流通させてからオリジナルを確立する状況ならギリでＯＫ。

　古き良き時代の昭和なら未だしも現在非常識とＳＮＳ拡散でやり玉にされる。

昔はプロを名乗るなら街歩きや現地散策などモチーフを求める旅行にでたもの。

　令和のいま……ネット環境さえあればグーグルアースで世界中見聞き可能だ。

想像力を売りに新感覚で創出したいなら現地の空気や色合いも必須になるもの。

　面として二次元。立体的な三次元。時空を飛び越える意味の想像力は四次元。

実際のところ宇宙空間を目指す行程とモノガタリ的発想や創造性は近似である。