6-7(神の助けがある

エリシャと預言者の子たちで家を作ろうととしていたとき、斧の頭が取れてしまい、川に落ちた。エリシャは川から斧を浮かび上がらせて拾った。



ある時、シリア王がイスラエルに戦いを仕掛けてきた。

(あれ、シリアのナアマンの病気を治してあげたのに王はそんなことしてくるんです???


シリアが陣営を張ると、エリシャはイスラエルの王にそこを通らないようにと前もって指示を出した。それが何度もあった。


そのためシリア王は、「誰がイスラエルに内通しているのか」、と怒った。

家来たちは「エリシャです」といい、

エリシャは探し出され、朝起きてみると軍勢にドタンの町を囲まれた。


従者は怯えたがエリシャは

「恐れてはなりません。彼らよりも、私たちの方が多いのです」と言った。そしてエリシャが祈ると従者の目に、神の軍勢たちがいてくれているのが見えた。


そしてエリシャは祈り、シリア人は精神盲になった。エリシャは、彼らをサマリアに連れて行ってから、目が見えるようにした。

イスラエルの王は、エリシャに彼らを討つべきか聞いた。


「討ってはいけません。パンを食べさせてあげてから、主人のもとに帰らせなさい」

そうして、略奪隊たちは、イスラエルに二度と来ることはなかった。


その後、シリア王は全軍をサマリアに送り包囲した。そのため町は飢餓に見舞われた。

さまざまな食べ物が、インフレを起こした。

そして町は自分の子を食べるまでになった。


イスラエルの王は「エリシャの首をはねる。これは神がもたらしたものだ。これ以上、神を待っていられようか」と言った。


7章


エリシャは「神が言っています。明日の今頃、食べ物は暴落するでしょう」

副官は言う。「神の水門が開いたとして、そんなことが起きるわけがない」


夕方ごろ。

らい病の人たちは、飢餓でどうせ死ぬならばシリアに行こうと話し合った。それで陣営に行くと、誰もいなかった。


神が戦車と馬の音を轟かせたちめ、シリア人は、「イスラエルがヘト人を雇い、攻めに来た」と思い、逃げ去ったのだった。

ロバや馬、食べ物、銀なども置き去りだった。


やがてらい病の4人は、これらを黙っていたら天罰が降るだろうと思い、帰って門番たちに知らせた。


王にも伝わる。王はこれは罠ではないかと不安になり様子を見るために、偵察者を送った。


まさに、エリシャが言ったように、サマリアでは食べ物は手に入り、値段は下がった。



(エリシャってシリアにも、イスラエルの王にもすぐに反感買われるなか、本当によくやっているなって思った。

心が揺れずにどっしりしている。

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