真夜中の洞窟の魂モリさん

幻のP

第1話 始まり

深夜2時頃、とある中学生集団が肝試しにと不気味な洞窟にやってきました。その集団は全員で4人、Aさんはリーダー格でいかにもガキ大将風。BさんはAさんの影に隠れてえらそうにしているいかにも下っ端。Cさんはもの静かでAさんの言いなりのような子。Dさんはさわやか系の優しい雰囲気を出しているような子。

 A「おい、お前らよく来たな!」

 D「いや、君に無理やり来させられたが正しいよ。」

 C「な、なんでこんな真夜中に洞窟のところまで来るのさ。」

 A「ごちゃごちゃうるさいな。今回は度胸試しだ!」

 C・D「度胸試し?」

 B「ど、どんなことをするんすか?」

 A「B、よくぞ聞いてくれた!この洞窟に一斉に入って一番最初に抜けた人が明日Gちゃんに告白するのはどうよ?」

 B「お、いいっすね!Aの兄貴相手でも負けないっすよ?」

 C「・・・ぼくはパス・・」

 A「は?何言ってんだ!」

AはCの胸倉をつかんで叫びました。

 A「お前がGちゃんのこと好きなのは知ってんだぞ!男みせろよ!」

 C「わ、わかったよ・・・」

 D「ぼくも乗り気はしないけど、この状況なら行くしかないのか」

 A「わかってんじゃねぇか。ここから引き返すのは至難の業。俺のおやじには洞窟の先で待つように伝えちまったからな!」


この4人はAの父親の車で来ていました。


A「よし、全員横に並べ!スタートの合図で始めるぜ」

Aの横にB,C,Dが並びました。

 A「位置について、よーい、、、、どん!」

Aの掛け声と共に4人は洞窟の中に走って行きました。

そこの洞窟にはある不思議な生き物がいることも知らずに・・・。

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