読者諸君よ。これは勇者と魔王が起こした奇跡。壮大な歴史の目撃者となれ!
- ★★★ Excellent!!!
人類の神輿として、勇者は祀られていた。
魔族の神輿として、魔王は祀られていた。
立場は真逆でも、同じ苦悩を知る、突出した異物の二人。
相容れない思いと、どうしようもなく共感できる思いを抱えて、
三百年の殺し合いを経てきた末に、二人が共に居ること自体が奇跡といえよう。
そんな二人が、導かれた『状況』で、求めたスローライフは実現するのか?
ヒトは放っておかない。
また、二人も放っておけない。
いま、この『状況』に二人が居る意味に気づいた時、
ナニかを変えることになる戦いに、身を投じることになる。
新しい一万年の幕開けを、是非とも目撃して欲しい。