確かにそこにいる人々

 時にファンタジーも交えながらリアリティある人間像と人間ドラマを紡ぎだす筆者。同じ創作する人間として素直に凄いと感じました。

 先ず人物設定がしっかりされている。しかも整合性がある。だから人々が生き生きとその場に居るかのようなリアリティを感じられるのだと思います。
 
 更に、会話が自然。「幼馴染の引っ越し」での軽妙な会話の遣り取りが秀逸です。
 
 「自由な生活」では家族愛にホロッとさせられ、「社畜」でもやはり生き生きと二人の関係性と人間ドラマが描かれています。
 落ちも「上手いなあ」って思わせられることしばしば。私にはとても学びの多い作品でした。ありがとうございました。