第22話王族
ロビーに入ろうとしたら王族がロビーを牛耳っていた。
「ラビーちゃん、そんなに焦らずともあやつの返答は決まっておる」
第一王子トラッシュ・アース・ゴディース。良い噂は聞かないが政治や戦略を練ることに長けていると聞く。見た目は小太りしていてムカつく顔面をしている。
「そうですよラビー、淑女は優雅に微笑みを絶やさず殿方を待つものですわよ。」
第一王女ローザ・グレース・ゴディース。一言で彼女を表すなら美人。そうとても美しい見た目をしている。だが性格はそれとは真逆だとか。
「そうですわね。お兄様、お姉様!私もっと王女らしくなれる様精進しなければ!」
第二王女ラビー・ライトニング・ゴディース。上二人とは違いとても良い噂しか聞かない。国思いの優しい王女、国民に寄り添う王女、愛らしすぎて王城から出してもらえない王女。などよく分からない噂が飛び交う人だ。因みに私たちと同年代である。
あまり目につかない様に静かに通り過ぎようとした。だがそれは無理だった。
「あら、あなたプレッテではなくって!お久しぶりね!」
ラビー王女に話しかけられた。
「プレッテですって?!」
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