嫌ないたずら電話
猫ララ
第1話 嫌ないたずら電話
「ちょっと、お母さん、山田さんのお
「うん、分かった。早めに寝るから
「まあ、
「そうだよ、心配いらないよ。じゃあ、いってらっしゃーい」
夕方、お母さんが
今日はラッキーだ!一人で
今、
負けた方がアイスを
「よーし…お
……うーん、ちょっと、トイレにに行こう。
……あれ、トイレに入っている時に
……まったく…しつこい電話だなぁ、ずっと鳴らしているんだから!
はいはい、今、すぐ出るよ!
「はい、
「もしもし、お
「あの、どちら様でしょうか?」
「私ですか、私は、近所に
「えっ、山田さんですか?」
「はい、山田です。もしかしたら、お宅の畑に田中さんが
「えっ、それで…?」
「いやぁー、畑を見てきた
「えっ、
僕は、
夜の畑は何だか
「田中さーん、いるんですかー?
急いで畑に来たけど、何も聞こえない。いたずらかな?そう思って僕は家に戻った。
そして、家のドアを開けた
「はい、犬飼です」
「もしもし、お宅の畑の中から、田中さんの声が聞こえてくるんですけどー!」
「おい、お前!いい
「本当なんですよ、私ですよ、山田ですよ!」
「えっ、今…気が付いたんですけど、声が
「そうですかぁ?…私ちょっと今…
「……本当ですかぁ?信じても…?…
「その方が良いですよ!何かが
僕は走った。急いで畑に行き、畑の中を
これでは、イタズラではなくて、たちの悪い
僕の
「これは、犬の
しかも…こいつはかなりでかい!もう考えたくもない!……でも、これはもう
僕は、とんでもない
もう、この
―気持ちが悪い……
そして、また電話が
まるで、どこかから
「もしもし、犬飼です」
「あのー、山田ですが、田中さんは、見つかりましたかー?」
「おい、ふざけるな!お
「あのー、私は山田ですけれどもー」
「ん?……ひょっとして、ひょっとすると声を変えているなー⁈」
「いえ……私は、山田です!」
「お前ボイスチェンジャーを
「いいえ、そんなことは…ありません。これは、私の声です!」
「僕の家にはなあ、
「それは
まったく、ふざけやがって!こいつだけは
「
「ん、……今の声?…たっ、田中君じゃないのかー?」
「はて、さて、いったい、何のことやら?私にはまったく身に
「…その声だ!僕をだましたなー!その変な言い回しが!お前だということを
「僕じゃないよ……⁉僕は?……田中君じゃないよ……!」
「
僕は、
そして、
「あれ、犬飼君どうしたの?こんな
「うん、約束したよ!さっき電話で。さあ、ジョン!いい子だから田中君と
「やっ、やめろーーー、お前の家の犬怖いんだよーーー!ドーベルマンなんて飼うなよーーー‼」
「あれ?……何だか畑のほうから声が聞こえてくる。たぶん…田中君のお父さんの声だ⁈」
僕は、家に帰って
「そうだ、バッテリーの
……あっ、お母さんが帰ってきちゃったよー!ゲームクリアできないじゃん。
「ただいまー、あんたまだ起きてたのー!もう今日は大変だったんだから!お坊さんが
「僕も電話に出たんだよ!いたずら電話だったんだけど!」
「あら、嫌だ、誰からかかってきたのかしら?」
「あー、うーん、…近所の山田さんからだったよ‼」
「……今ねぇ、その山田さんのお通夜から帰ってきたのよ⁉ほら、あんたがゲームの約束をした、あの山田さん。亡くなられたのよ、あんた、分かんなかったのー?」
「えっ、犯人は田中君だったけど!」
「あら大変、警察に電話しないとまずいわねぇ。山田さん殺されたんだもの⁉」
「マジで?」
「そうよ?犯人はお隣の田中君って言ったわよねー?」
「うん、…言った。でも、今たぶん
「えっ、…そうなの?犯人捕まったの⁈これで安心できるわー」
僕は何が何だか訳が分からなくなった。
「ほんと、なんだかお母さん、すごく
やばい、もう十二時になるのか?ジョンは今頃、活躍しているのかなあ?もう夜遅いのに、まだ犯人と戦っているのかなあ?ジョンのやつ、なかなか帰ってこないんだけど。
……確かに犯人は田中君だったんだけど、それはいたずら電話の犯人であって、
まあ、僕としては田中君がジョンと仲良くなってくれて、すごく
だって、…今まで、ジョンのことをすごく
そうだ、
それを考えると
早く殺人犯が
こうして、
嫌ないたずら電話 猫ララ @nekorara
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