クトゥルー・ザ・ダイス ～ リヴィジテッド ～

第1話 どんなゲームなの？

1人~５人程度を目安に遊ぶ、スコアアタック型ダイスゲームだ。

特定の出目を出すと、それは役となり、点数に還元される。しかし、とある特定の文字の羅列になった場合　――そう、大いなる「クトゥルー」だ　――、安全路線を選んで低スコアを記録するか、あえてリタ―ンを得るためにダイスを振るかを選ばなければならなくなる。

プレイヤーは、「ク」「ト」「ゥ」「ル」「ー」そして「☆」が描かれた６面体ダイスのセットを用意する。

＞ゲームの進行

フェイズ

[ダイスを振る→出目による役による点数を計算する]

この流れのアクション一回ぶんをフェイズと呼ぶ。

フェイズを５回行うのが、１ラウンド

全５フェイズをラウンドと呼び、１ラウンドが終わるまでに最低でも１０点を得点していなければ、そのプレイヤーの貯めていたポイントはゼロとなる（ゲームオーバーになるわけではない）。

＞実際の行動

【１】

まず、ダイス５個を一度一回だけ振る。気に入った出目はキープし、一回だけ残りのダイスを振り直すことができる（キープ＆振り直しはそのフェイズ一回のみ。一度計算をすれば、また５つ振るところ、つまり新しいフェイズから始めなければらない。また、振り直しは強制ではない）。

その出目によって得るポイントが違ってくる。

約無し＝０点

ペア（２つ同じ面）：１点

ツー・ペア（ペアを２つ）：３点

スリー・オヴ・ア・カインド（３つ同じ面）：５点

フルハウス（ペアとスリー・オヴ・ア・カインド）：１０点

フォー・オヴ・ア・カインド（４つ同じ面）：２０点

ファイヴ・オヴ・ア；カインド（５つ同じ面）３０点

【２】

上記の【１】で示していなかった組み合わせがある。それはとりもなおさず、

「ク」「ト」「ゥ」「ル」「ー」

が全て揃った状態だ。この場合、あなたは二つの選択肢を得る。

　A)３０点を得るか、

　B)すべてのダイス（５個）を一回振り直す。

　　その上で、☆が一つでもあれば、１００点をスコアする。　　　

　　☆が一つもなければ、ただちにラウンドを終え、ゲームから除外されてしまう

　　（のちの勝利を決める段にももちろん参加できなくなる）。

　　ソロプレイの場合、その時点でゲームオーバーとなる。

【３】

ラウンドの回し方

プレイヤーはフェイズを終えたら次のプレイヤーに手番を渡す。

二人なら、二人がそれぞれ１フェイズを行い、それを５回繰り返す（１ラウンドを終える）。

このようにして進めてゆき、最初に３００ポイントを超えたプレイヤーの勝ち。