第3話 あなたの背中
あれからローサもマリアナも大きくなり、ケビンとバーバリーの元を離れた。
ローサは近くにあるスーパーで買い物をしている中で「このスーパーで働きたい」と申し出た。
スタッフに「じゃあ、もう少ししたら一緒に働きましょう」とローサに声を掛けた。
マリアナはある働いている事務の職場で知り合った、男性のルべウスと一緒になって2人で新居を構えていた。
マリアナは「ルべウス。あれから私達仲良くなってからしばらく経つけど、喧嘩をしたことがないわね?」と自慢げに話をしていたが、最近ルべウスはマリアナに冷たかった。
ルべウスは「俺ちょっと行ってくるわ」と家を出ることが多くマリアナは何故か嫌な予感が頭をよぎった。
マリアナは「ルベウス?まさか私に内緒で浮気をしているんじゃないの?」と疑問に思っていた。
マリアナはルべウスの携帯に「ね?今どこにいるの?」と声を掛けたが、ルべウスは「え?今出かけていて買い物に行ってる」と話をするとルべウスは電話を切った。
マリアナは「ルべウス。何処に行っちゃったの?」と気が動転していた。
ルべウスは昨日から夜まで家に帰ることがなかった。
ルべウスは、昨日から女性のルーセントと一緒に居て、マリアナから電話が来ると「あら?誰から電話?」と訊ねてきた。
ルべウスが「ルーセント。電話があったのは俺の奥さんのマリアナだよ」と返事を返した。
ルーセントが「ルべウス?そんな束縛の凄い人と良く続いていたわね?」とルべウスに話をしていた。
ルべウスは「まぁ、俺の嫁さんだから仕方ないさ」とルーセントの返事に答えた。
ルーセントは「ルべウス?私と一緒に居て楽しいでしょう?」とるべウスの顔を撫でた。
そんなこんなでルべウスはルーセントと身体の関係を持ってしまった。
ルべウスは家に帰ってくるなり無言で家に入ってきてマリアナが「ねぇ?ルべウスは朝帰り多いけど何かあったの?」とルべウスに聞いた。
ルべウスは「何もないよ。マリアナに話す事じゃ無いからね」とマリアナの返事に答えた。
マリアナは、ルべウスの携帯を見て「ルーセントって誰?」と疑問に思っていた。
ルべウスは「会社の同僚だよ。勝手に携帯を見るなよ」とマリアナから携帯を取り上げた。
マリアナは「怪しいな。朝通いだなんて女でも居るんじゃないの?」とルべウスを責めた。
ルべウスは「うっ、そんな事ある訳ないだろう?」と牛乳を溢した。
マリアナは「やっぱり図星ね?私は、もうルべウスとはやっていけないわ。さようなら」と指輪をテーブルの上に叩きつけた。
ルべウスは「何処へ行くんだよ?」と聞くと、マリアナは「そんなのルべウスには関係ないでしょう?私達別れたんだから」と手を振り解いた。
その後、マリアナは家を出て行った。
ルべウスからマリアナの背中が冷たく感じていた。
ローサはバイトを終えて家に帰るころ、車で帰って来たマリアナを家に迎えた。
マリアナが「久しぶり。今日はバイトなんだっけ?」とローサに話し掛けた。
ローサが「そう?初めてにしては楽しかったよ」とマリアナに返事をした。
ローサが「それより、お姉はどうしたの?」とマリアナに訊ねた。
マリアナが「それが、私の大切に思っていたルべウスが浮気をしていたの」とローサに話し掛けた。
ローサが「そうなんだ。結婚すると何かと大変だね?」とマリアナの話を深刻そうに聞いていた。
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