第20話 禊ぎ
「ああ〜ロウあっ あっ 気持ちいい」
「ふんがっ……クリスなのか?」
「あ〜んロウ目覚めたの?あっそこ……」
俺はクリスをしっかりと抱き締めた。そう逃げられないようにだ。舌を絡めるキスをした後クリスの耳元で、呟いたスペシャルと……
「ひんぎぃーーーーっ!!!」
一瞬の内にクリスの目が、上を向き意識が飛んだようだ。クリスの身体がビックン!ビックンと海老反り達したのだ。
ゆっくりと引き抜くと、物凄い圧の潮が吹き出し辺りをベチャベチャにしていた。
「クリス変幻術が解けて元の姿になっているぞ、って聞こえていないか……うっ!素のクリスを見たらまた入れたくなったよ!」
まるで、オナドールのようにロウに好き勝手にやられていたクリス。
「えっ!クリスさんってエルフなの?
髪の色も金髪でエルフ特有の耳もある
なんで、アヘ顔白目なのにあんなに綺麗なのよー!」
一人叫ぶは、やはりミカだった。
皆んなもそうだと思った。
次はオリビアさんだ。
オリビアさんも凄かった。
「何なのよ!オリビアさん反則でしょう!
ああ、エロフよエロフ様が降臨なされた」
ミカ達も可笑しくなっている。エロフ教の信者じゃないだろうか。
「ふんぎゃーーーっ!!!」
「あっ!オリビアさんが一瞬で失神した」
矢島さんが引き抜くとオリビアさんが身体をビックンビックンさせて潮を吹き出している。完全なるアヘ顔白目なのに美しいくて、私の奥がキュンキュンと疼きだした。
「オリビアさんも金髪のエルフさんなのね
めっちゃ綺麗だわ!素敵」
「時間が勿体無いのでさっさと行きましょう。次の禊ぎの方どうぞ」
マリアが仕切ってくれる。クリスとオリビアは失神中だから。
「あ、はい」
制服を脱ぎだす受付の女性の身体も、目を背けたくなる惨状だった。大きな片方の乳房は火傷の跡があり背中やお尻迄鞭打ちだろうか無数にそのまま傷が塞がった跡が見えた。
この女性にも乳首に穴を開けられリングが通されている陰部にキラッと光るものが見えたから其処にもあるのだろう
この人達はどれ程の苦痛を耐えてきたのだろうか俺には想像も出来なかった。
「それでは入れますよ。覚悟はいいですか」
女性は黙って足を持ち上げ自分の手で膝の後ろを押さえた。
「糞っ!何だよこれ!」
俺は俺自身に腹が立っていた。
ズリュッ
「あーーぁ……」
「「ギャーーーッ!!」」
二人して股間を押さえジタバタ転げ回る。
「「ウギャーーー!!」」
「ロウ様!今楽にして差し上げます!」
マリアは大型ナイフを翳し俺に近づく口角が上がっているのが俺には見えた。
「待ってマリア!ロウのチンコを切り取るのは私の役目よ!」
「何が役目じゃ!山菜の刈り取りじゃないんだからな!痛てぇよ!」
女性は激痛で白目を剥いている。
「や、やめろー!マリア手を離せ!オリビアいつ復活した!やめろー!クリスー!」
俺は怪人共に捕まり、手術台に手足を拘束され改造手術を受ける寸前の正義感あふれる男のように、少し渋めの声でまた叫んだ。
「や、やめろー!やめるんだー!」
でも、誰も聞き入れてはくれなかった。
スパーン!
「ぎゃーっ!」
俺のチンコがまた飛んだ。
「ありゃ玉の方も爛れているわ」
「駄目だ!クリスー!タマは何とも無い」
サクッ!
「ウギャーー!!」
「流石姫様、血の一滴もでてませんね」
「血まで出したらロウが可哀想よ」
「糞!チンコと玉袋を切り落とされた方が可哀想じゃねぇかー!」
切り飛ばされたチンコと玉袋はまたしてもアズサ達の、目の前に飛んで来た。
「うげぇー!まだ動いているー!」
「気持ち悪いよー!」
「ロウ、ほらヒールじゃ」
「あ、ありがとうオリビア。ぐっはぁー!」
「ありゃ、やっぱり再生されると大きくなっているよ」
最後は私です。と禊ぎのお姉さんは、既に裸になり俺に跨ってきた。
この人も前の二人と同じく性的拷問を受けた姿だった。
「「あー!ギャーーーッ!!」」
「俺にしがみつくな!抜けないだろ!
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」
またしても、転げ回るロウと受付のお姉さん。
「三本目狩ま〜す!」
「止めろー!クリスー!」
スパーン!スポーン!
容赦の無いクリスの大型ナイフが二度宙を舞うとチンコと玉袋が飛んで行った。
「ウギャーーー!!」
ロウの悲鳴が部屋中に響く。クリスが狙ったのかは定かでは無いがまたしても、アズサ達の前に落ちて来たのだ。
「げーーっ!チンコ三本ともまだウネウネしてるよー!」
「私吐きそう」
「ナギサ!大丈夫?」
ユイナさんは終始無言だった。
☆☆
「うへ〜酷い目に遭った。貞操結界侮れない」
「ロウ様、このままでは済まさないですよね」
「当たり前だ!チンコ三本も切り取られたんだぞ!復讐してやる!」
「でも、そのお陰でチンコまた大きくなったんでしょう」
「まあ、それはそれで奥様方が喜んでくれたら嬉しいけどね」
「ロウ……」
「オリビア……」
「で、どうすんだよお兄ちゃん」
なんか偉そうだアズサの癖して……
「彼女達を傷着けたり今迄抱いた男達に全て倍にして返してやるのさ、爛れ激痛の呪いのつきでね」
「え、つまり関わった奴が、百人いたらその一人一人に彼女の苦痛全部を味わせるのね」
「普通の性交なら一ヶ月、暴力を振るったら一生でいいよね。ただ殺して楽にさせないよ絶対に」
「結構エグいわね」ミカは顔を顰める。
「じゃ、俺は記憶を読んで呪いを発動するから皆んなは彼女達を回復して上げて」
「任せてロウ」
「そうだ、ミカ達も後で回復してやるからその時に糞共に呪いのを掛けてやっから」
「期待していいの」
「ああ期待以上にしてやるよ」
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