探したかい? 待ちわびたかい? はんぶんこおじさんだよ。

思いっ切りそういう下ネタ系の不審者を想像してしまいました。
だって「○○おじさん」っていう名称の不審者、碌なやつがいないじゃないですか。
そんなちょっとした好奇心から読み始めたわけですが、これがまた実に空気感といいますか、小学生当時の見ている世界に準じた雰囲気というのが良く伝わってきて、とても良いのですよね。
「ああ、あったなぁこういう不審者情報」とか、「こういうちょっと怪しい都市伝説流行ったなぁ」っていうのが実によく、肌感覚で感じられるのです。
そして、満を持して「はんぶんこおじさん」が現れるのですが……。

じわり、と感じるこの怖さ。
是非ともお楽しみください。
あ、別に「きんのたま」を二つ押し付けるようにプレゼントとかはしません。