概要
「弱いことがそんなに悪いことなのっ!? ねぇ、答えてっ!!」
剣虎族の姫、白虎蘭《ペク・ホラン》は覇嶽《ベガル》獣王朝の将軍として、竹林江華《ジュンリムカンファ》の地を治めていた。そんな折、当代の獣王が崩御されたという報せが届く。だが同時に、隣国の勢力が国境を越え、武力衝突が起きているとの情報も入る。まるで示し合わされたような状況に、ホランは『国の中枢に内通者がいるのでは?』と疑った。しかし、今は内通者の事を考えている暇はなかった。彼女は即座に身支度を整え、国境へ急行。しかし、そこで彼女を待ち受けていたのは──。
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