カイストは孤独な道を往く

感情表現のない男。
傍らにいる銀色の狼。
残酷でありながら、全てを受け入れる大地。

ルナクスという男は世界の全てを拒絶しているようでいて、流れに身を任せているようにも見える。
しかし、その佇まいが、行動が、世界を描画していく。

未来の地球を舞台にした、残酷でいてどこか優しい物語がここにはある。

そして物語は続く。

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