文章に殴られたかと思った

 クールな主人公とユーモラスかつ有能な人形のバディが展開する物語は、テンポが良くとても読みやすいです。

 web小説とは思えないほど、一つ一つの文に力がありぐんぐん読み進めてしまいました。

 前編ではその世界観がどっしりと描写され、続く後半では溜まりに溜まった疑問が気持ちよく解消されます。

 特に最後の場面はまさにクライマックスといった感じで、鳥肌が立ちます。

 これは面白い。ぜひ読んでほしい一作です。