概要
全員クセモノ!全員番狂せ!
妖の世界で一目置かれていた超エリートな死神・東室九郎(あずま むくろう)は、あまりに大量の魂を狩り続けたことで心が荒み、事件を起こして人間界で逮捕された。職場を離れて路頭に迷う室九郎の前に現れたのは、「命の恩人である室九郎に恩返しをしたい」という化け狐の歌うたい・万古音舞椰(よろずね まいや)。助けた覚えはないが、舞椰の熱意に根負けして、室九郎は舞椰と共に暮らすこととなる。実は、イップスで魂を狩る大鎌を振れなくなっていた室九郎。しかし、ある事件をきっかけに「妖狐の変化能力があれば魂は無理やり狩らなくても冥界へアテンドできる」と気づき、魂との向き合い方も変わっていく。一方、室九郎の高い生産性を手放したくない冥界の総裁・大閻魔はそれを見逃さなかった。失職した室九郎を業界初のフリーランス死神として
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