☆贈るか5分くらい考えたんですが結局贈ることにしました

随筆からはみ出すしててすっごい笑いました。なので胸に手を当ててみて「これは文芸として評価するべきか?」と考えてみたらYESでした。

加賀倉さんの特異なところはずいぶんおかしいけど割とまともで、元々文才が人よりあるところ。他の人なら絶対破綻するアイデアを地が良いから結局なんかいい感じに仕上げてしまうところです。

よくわからないけど、やりたいこと、伝えたいこと、なんとなくわかるんですよね。

普通に書いたら大体の人に勝てるのにと野暮なことを考えながら、ずっと特異なままでいてほしいなとも思ってしまいます。

企画で読んだ他の多くの作品には☆を贈らなかったのですが、これには☆を贈ったわけです。韻律、アイデア、統一、個性を信じること。小説において大事なことをいくつも感じられます。

おすすめです。

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