サ・タお姉さんと『情報リテラシー』ってなぁに?
隅田 天美
サ・タお姉さん登場だZO!
良い子のみんなぁ!
こーぉんにちわーぁあ!
……
おやぁ、画面越しの君ぃ、声を出さなかったねぇ?
では、もう一度。
こーんにちわぁあ!
はい、今日はサ・タお姉さんと『情報リテラシー』
実は、これを書いている作者はこの言葉の意味を自分の師匠に会うまで全く分からなかったんだよ。
作者の短大生時代にネット環境が整備された頃だからお察しの通り、当時20代だったけど脳みそがロートルだよ!
今回は、『医学界における情報リテラシー』という小難しいお話だけど、お医者さんたちの舞台裏も知れるよ(たぶん)。
みんなはニュースとかで「~~の論文が発表されました」という言葉は聞いたことあるかな?
たぶん、あるよね。
あ・る・よ・ね?
近年大きなニュースだと、山中伸弥教授がノーベル賞を取ったとき大騒ぎになったね。
でも、その論文を発表するといくらもらえるか知っている?
実はね……逆。
論文掲載にはX万円と高額の『掲載料』がかかるんだよ。
査読(さどく)と呼ばれる、小説における『下読み』(まさか、これを知らない小説家志望はいないと思いたいぞ、天美お姉さんは……)みたいなことでのコストや印刷代のコストが凄くかかる。
でも、その分、医者や研究者にとって最新の研究論文は生命線。
だから、下手したら年間150万円も支払う
大学側が負担するけど、決して安い金額ではないのは分かるよね。
国によっては研究補助制度もあるけど、これも限界があるから、ある時キレた。
誰が?
世界中の研究者&医者さんたち。
「おんしゃ、査読はボランティアでえろぉ高い金を取るじゃぇん、わしらボイコットしたる」
「おお、したれや!」
(訳「あなたたち、査読はボランティアなのに大変高いお値段ですね。私たち、ボイコットしちゃいますよ」
「ええ、やってみてください」)
(慣れないヤクザ言葉を使ってみた。 参考資料 CMで見たアウトレイジ)
そこで登場するのがOA(オープンアクセス)。
維持費が読者持ちですが安いマイナーなサイトは安く、有名な雑誌運営は相も変わらず高いんだよ。
だから、もう、研究者や臨床医たちが独自で公表することも多くなっているんだ。
また、アメリカやEUなどはOA化を推進しているんだよ。
でもね、それ以上に厄介な敵がいる。
通称「ハゲタカジャーナル」
医療や患者の治療などを考えず、お金ばかり考えるドアホ共のことだよ。
ほら、芸能ニュースや政治ニュースでプライバシー保護なんて言って「○○の関係者」の証言という曖昧な表記や証言があるね。
それに似ているよ。
査読や編集者のチェックがほぼほぼ働かない。
しかも、一獲千金を考える頭のいいドアホなので如何にもそれらしいことを平然と言う。
実例を出すよ。
これを書いている作者(=隅田天美)は発達障害という脳の機能不全があるんだ。
見た目は普通だけど、思考が周囲の環境に追い付かずだいぶ、傷ついた過去がある。
今、発達障害市場(こういういい方もどうかと)は急速に伸びているからハゲタカどもからすれば格好の獲物だ。
YouTubeや大手サイトYAHOO!ですら、素人や『医者』を名乗る怪しい人物が、さもそれらしいことを書いているが、よく見れば脳科学や精神科ではない、内科や意味不明な名称の教授だったりするんことがあるよ。
こういうのを見ると怒りが湧くよ。
作者は、二次障害でPTSD(心理的外傷)で怒りに一回火がつくと普通の人より鎮火がかなり遅くなり暴言や暴力を奮う。
そうならないように薬物療法や八年かけて認知行動療法をしたんだ。
それを無下にされたようで悲しくて辛くって泣きたくなるそうだ。
では、最後にまとめ。(以前、師匠が書いてくれていた)
1・通説を覆す言論は疑え
2・その人の実績を調べよう(ネットで一発!)
3・掲載された他の記事も読む(信用度を図る)
4・「自分は過ちを犯す人間である」という観点で自分で考える
じゃあ、みんな!
ばいばーい!
楽屋裏
「政府&行政、補助金出せや」
「政府の『××に集中して研究投資』って学生連中がやる『先生が□ページから♦ページまでが重要だっていたからそこだけやればいいから一夜漬けで十分』(範囲はそれ以外からも出るのに)って言っているのと同じだぞ」
サ・タお姉さんと『情報リテラシー』ってなぁに? 隅田 天美 @sumida-amami
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