葉っぱを待つ木のように心が育つ

一人の教師と、短期間だけ日本の学校にやってきた少年。二人の心の動きが丁寧に描かれていて、「教える」ということの意味を問いかけてくるようでした。

派手な展開も劇的な事件もないのに、読み進むうちに涙腺がじんわり温かくなる、そんな一編です。

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