第6話  思わぬメッセージ

優斗が「僕は、さつきさんの事は好きだけど、社内恋愛が禁止だと言われた事に腹立たしくも刃向かう事が出来なかった。でも、さつきさんとは内緒で連絡を取り合いたい」と言うメッセージが、さつきに届いて居た。


さつきは「ごめんなさい。私ね?噂聞いたんだよね?噂を流して居るのは歌さんなんだって事も聞いたよ」と優斗に返事を返した。


優斗が「やっぱり、そうか?僕達の事で噂を流して居たんだ。どうしよう?どっちかが仕事を辞めないと邪魔が入って付き合えないかも知れない」と言うメッセージが届いた。


さつきは「こうなったら、お互いに仕事を続ける上でお互いの事を考えれば、仕事を辞めないで別れるしか無いかも知れない」と言う結論に至った。


優斗は「そうだね?僕が居ながら何も出来ない不甲斐ない僕でごめんね。いつか付き合える時が来たら、その時に渡したいものがあって…」とメッセージが来て居た。


それは、連絡で送られて来た画像に指輪の写真があり、「やったー。ありがとう。優斗さん」と絵文字を付けて返信した。


それを励みに、さつきは今まで以上に仕事に励み、休みの日に会う事にした2人は、上司や社内の人達に見つからないようにこっそりと指輪を交換して幸せに暮らした。

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遠くの山 影山 みはつ @mihatsu1865

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