第2話 ふたりきりのバーベキュー


 //SE 炎がパチパチと弾ける音

 //SE じゅわじゅわっと肉の焼ける音

 

「うわぁ~美味しそう! まずは乾杯ね」


 //SE プシュッと缶を開ける音


「はい! 乾杯~! んっんっんっんっ」


 //SE ヒロインの喉の鳴る音


「ぷはーっ! 美味しい!」

 

 //SE 幼馴染の笑い声

 //SE 炎がパチパチと弾ける音


「わーい! お肉ありがとう。いただきまーす!」


 //SE はふはふ(食べる)音


「あちゅい! あ~ん火傷しちゃった。ふーふーして食べろって? わかってるわよぉ。私はもう、幼稚園児じゃないのよ。ふーふ~~~あむっ! ん~~美味しい!」


 //SE ふーふーという肉を冷ます声

 //SE もぐもぐ音。ごっくん音


「最高! 美味しいお肉ねぇ~! もぐもぐ……ん! 私も焼くからあなたも食べてよ」


 //SE じゅうじゅう肉を焼く音

 //SE もぐもぐ音

 //SE 飲み物を飲む音 


「なんだかすごく高級なお肉ばっかりで……二人で食べちゃっていいのかなって思うわね。これは牛肉で豚肉……鳥もあるし、これはなんの肉? え、ジビエみたいなもの? 最近流行ってるよねぇ~焼いてみていい?」


 //SE 念入りに、じゅうじゅう~じゅうじゅう肉を焼く音。


「ふふ、まず私が食べろって? ありがと。ふーふーふーふーはむっ」


 //SE 幼馴染の食べる音


「んっこれは、初めての味わいだわ! 噛み応えがあって……え? 食レポしろって? え、えっとぉ……それではお肉いただきます。このお肉は、主催のハヤシさんが用意してくれたお肉で、すごく貴重なお肉みたいですね~んっ……こ、これは噛み応えがあって~~……えっと……うん、独特な風味で~~~……もぐもぐ……美味しいですねぇ~~……って上手になんかできないわよ! じゃああなたもやってみてよ!」


 //SE じゅう……じゅう……肉を焼く音

 //SE はふはふ音(主人公が食べてる音)


「ふふっ! あはははは! あなたも下手くそ。馬鹿なんだから~! え? 炭を足すから、ふーふーして食べさせてって? んー……まぁ火起こしとか色々してくれたし……いいけど?」


 //SE トングを落とす音


「って自分で言ってて何を驚いてんの!? 幼馴染なんだから、たまにはしてあげるわよ。いるの? いらないの? よろしい。じゃあ炭お願い」


 //SE 炭を足す音


「よし、じゃあ、またジビエ? オッケー」

 

 //SE じゅうじゅう~肉の焼ける音


「じゃあ、ふーふ~~~ふ~ふ~~~」


 //SE 丁寧に、ふーふーする息の音


「じゃあ、はい、あ~んして……って変なこと言っちゃった……く、口開けて」


 //SE もぐもぐごっくん音


「どう、美味しい? 美味しいわよね~まだ食べたいって? もう調子にのって」


 //SE じゅうじゅう~肉の焼ける音

 //SE 丁寧に、ふーふーする息の音

 

「ふ~ふ~~ほら、あーん」


「ねぇ、あなたばっかりずるいわ。私にも食べさせてみなさいよ。ほら」


 //SE 近くにいるので咀嚼音が大きくリアル

 

「あ~~ん……んっ……むぐ……んっおいし……(んぐんぐプハーッと缶飲料を飲む音)」


 //SE 焚き火の音


「ふふ、みんな来れなくなってどうなるかと思ったけど……二人でも楽しいかもね」


 (ちょっと甘えたまったりした声になる)


「それにしても、前回のお花見弁当会も参加させてもらっちゃったけどさ。この集まりってワイワイ食べ飲みする美食グループって事でいいの? うん、やっぱり、そういう感じかぁ。この前のお弁当も美味しかったわよね~。みんな残念がってるだろうな。食べきれないお肉はしっかり保冷剤と保管して持ち帰らないとね」


 //SE じゅうじゅう……もぐもぐ……ぷはーっ!の繰り返し音

 //SE 食べる音がだんだんと小さくなっていく


「うん。管理人さんからもらったマシュマロが、良いデザートになったね」


 //SE 幼馴染が笑う声

 //SE 片付ける音


「よし! 片付けも終わったね。ねぇ、また温泉に入らない? 足湯しようよ。さっきだけじゃもったいないもの」


 //SE 夜の森林音(フクロウの鳴き声)

 //SE 川の流れる音

 //SE 足を入れるバシャバシャ音


「んーあったかい! いい気持ち」


 //SE 川の流れる音 

 

「はぁ~この貸し切り感がたまらないわぁ。誰もいない。上流にひと家族がいたくらいだよね? あと管理小屋のおじさんくらいよね~」


 //SE 足を入れるバシャバシャ音

 //SE 夜の森林音(フクロウの鳴き声)

 

「ね、ねぇ。美食グループってみんなカップルじゃない? わ、私のことは、みんなになんて……紹介してるのよ」


 //SE 足を入れるバシャバシャ音(恥ずかしさで激しく)


「幼馴染? まぁ……そ、そうよね。うん……(少し残念そうに)なんでもないったら!」


 //SE バシャバシャと水をかける音

 //SE かけ返す水の音


「やん! もう、また着替えなきゃいけなくなっちゃうじゃない~透けちゃう……ばかっ」


 //SE バシャバシャと水をかける音


「あはっ! もう~夜の水遊び受けて立つわよ!」


 //SE バチャバチャと水音

 //SE 笑い声

 //SE 夜の森林音(フクロウの鳴き声)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る