第17話「万算の影人と万庫の影加茂:影人サイド:パート3」

影人は、準決勝の対戦相手を確認する、カルロス・メンドーサだ。確認し控室を出る。

影人がフィールドに出ると、カルロス・メンドーサが待ち構えていた。

・・・

カルロス・メンドーサ


出身:メキシコ・ユカタン地方


肩書:太陽を背負う戦士(Guerrero del Sol)


性格:豪快で明るく、仲間を笑わせる陽気な人物。だが戦いの場では古代マヤの戦士の如き真剣さを見せ、誇りを持って戦う。


外見:褐色の肌に精悍な顔立ち。羽飾りを模した赤と金のマントを纏い、胸には太陽を象った装飾を刻んだ防具を着けている。右腕には黄金のガントレットが輝く。

能力:「太陽の化身(ソル・インカーネイト)」


カルロスは 「太陽の力を身体に宿す」 能力を持つ。

戦場に立つと、まるで太陽の神殿を背にしているかのような威光を放つ。


能力詳細


日輪の加護

太陽光を浴びるほど身体能力が上昇する。


昼間は最も力を発揮でき、逆に夜間や日食では弱体化する。


炎熱掌撃(ソル・ストライク)

ガントレットを通じて灼熱の打撃を放つ。


一撃で鋼鉄を溶かし、衝撃と熱で広範囲を焼き払う。


光輪展開

背中に太陽光の輪を顕現させる。


光輪は敵の攻撃を遮る防壁となり、同時に閃光を放ち敵の視覚を奪う。


太陽槍(ランサ・デル・ソル)

掌から太陽光を収束させて放つ光槍。


貫通力が極めて高く、複数の敵をまとめて撃ち抜ける。


極大奥義:日輪爆焔(ソル・ノヴァ)

身体に溜め込んだ太陽エネルギーを一挙に解放。


周囲一帯を太陽爆発のような衝撃と炎で包み込む。


味方を巻き込む危険もあるため、最後の切り札。

・・・

カルロス・メンドーサは天を仰ぎ、「今は晴れだ!何でもできる!」と言った

試合開始の電子サイレンが鳴る

試合開始とともにパワーをためるカルロス・メンドーサ

影人はアンデュロス・オルタナティブ・タイプαを召喚し影人は「貴様が攻撃した瞬間、戦いは終わる」と言った

その通りになった、

カルロス・メンドーサは「すべてをこの一撃にぶつける、我が魂!我が波動!極大奥義:日輪爆焔(ソル・ノヴァ)!」と言い放ち飛んでくる、

しかしその直後演算音が鳴り始め、「沈め、リアリティ・リライト(現実改竄的演算)!」と発した瞬間カルロス・メンドーサの日輪爆焔が消えていく、カルロス・メンドーサは攻撃をやめ、膝をつき両手を上げ、無言で降参した、その顔は納得したような顔だった。カルロス・メンドーサはこう考えていた

(これが神の演算・・・やはり及ばないか)と

影人は実況を聞かず控室に戻る

それは神として神として演算士としての意地があった。

次は決勝戦、いったいどんな相手なのか。

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