第7話「闘争する日:影犬サイド・パート2」

アナウンサーが「準々決勝第4試合の選手2名はフィールドに出てください」

とアナウンスがなされた。

影犬は立ち上がり、控室を出てフィールドへ向かう

・・・

英傑:ルイジ・コンティ


出身:イタリア南部・ナポリ近郊の山岳地帯


経歴:山の民の血を継ぐ豪傑。雷嵐の中で修行を積み、巨鎚と共に生きてきた。


外見:筋骨隆々の大男。黒髪に混じる白髪、雷光のように光る蒼い瞳。


性格:豪放磊落で仲間思い。戦場では雷鳴の如き怒号を上げ、敵には容赦しないが、普段は明るく人情に厚い。

能力:雷狼の鎚(Raikami no Ōtsuchi / Martello del Lupo Tonante)


巨大な戦鎚に「雷狼」と呼ばれる雷獣の霊を宿した能力。雷と獣性を兼ね備えた豪快な戦闘スタイル。

基盤特性


雷撃付与:戦鎚を振るうごとに雷撃が走り、打撃と同時に感電を与える。


雷狼憑依:雷狼の霊を自身に宿し、身体能力(筋力・敏捷性・耐久力)が数倍に跳ね上がる。


咆哮共鳴:戦鎚が雷雲と呼応し、天候すら操る。

主な技


雷轟一打(フルミネ・スマッシュ)

巨鎚を振り下ろすと同時に雷撃を落とす基本必殺。命中点を中心に爆裂衝撃波が広がる。


狼電衝走(ルーポ・サンダーラッシュ)

戦鎚から放たれた雷狼が実体化し、敵に突進する。命中と同時に雷撃が炸裂。


雷鎚防壁(バリア・デル・トゥオーノ)

巨鎚を地面に突き立て、周囲に雷の防御壁を展開。飛び道具や近接攻撃を感電で無効化する。


雷嚇咆哮(リングロ・ディ・ルーポ)

雷狼の咆哮を具現化し、音と電撃を合わせた衝撃波で広範囲を麻痺させる。

必殺技


雷狼降臨(ディセンタ・ルーポ・トナンテ)

天空から雷雲を呼び、巨大な雷狼を召喚。自らの戦鎚と共鳴させて突進する大技。命中すれば広範囲が焼き尽くされる。

キャラクター像


ルイジは「山の雷神」と呼ばれるほどの存在感を持つが、村人たちには祭りで子どもと遊ぶ優しい兄貴分。

試合では「雷鳴と共に現れる豪傑」として観客に人気のある選手。


・・・

影犬はルイジ・コンティを目の前にしても一礼した

ルイジ・コンティは一言「20秒で倒したそうじゃないか?ならこちらは1分以上持たせよう」

と強気な発言

試合開始のサイレンが鳴った

同時にルイジ・コンティは雷轟一打(フルミネ・スマッシュ)を放つもそこに立っていたはずの影犬がいない、見まわそうとした瞬間

体が浮いていた、その刹那ルイズ・コンティは地面にめり込んでいた

・・・

影犬はルイジ・コンティの攻撃直前、光速加速しルイジ・コンティの体を吹き飛ばした

・・・

ルイジ・コンティはこう思った、神と人間の差は歴然だと、意地は時に無情に打ち砕かれるものだと。

アナウンサーが「たった10秒の攻防、これが神様だぁー!勝者影犬ー!」と高らかに宣言するも、観客は驚嘆していた

影犬は去り際、一礼して帰っていった

ルイジ・コンティは男泣きしていた、その姿は神に挑む人、そのものだった。

ルイジ・コンティは救護班に担架で運ばれていった

これには多くの視聴者ですら”神とは何か?”というものを突き付けられた。

影鳥はこう綴った

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log-kageinu-1-2

影犬・・・

あなたは早さを追い求めたのですね

しかしそれを戦闘とは呼ばない

影犬さんの戦闘とはいったい

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・・・

影犬は余裕そうな笑みで次の対戦相手を見る、そのものの名はシルヴィア・マルケッティだった

影犬は、「人間はおろかで面白い、そして脆い」とつぶやいた

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