24.ギフト
宿の食堂に入ると、中の様子を見てアレスは少し驚いた。カウンターは客で一杯になっていて、テーブル席もほとんど埋まっている。夜は満員で入れないこともあるが、昼間にここまで混んでいるのは珍しい。昨日までは普通だったのだが……。
客の多くは初めて見る顔で、この町の住民では無い。姿恰好からすると、どうやら冒険者らしい。会話は少なく、皆黙々と食事している。
「あら、アレス。相席になっちゃうけどいい?」
声をかけてきたのは、馴染みの店員であるパメラだった。前の傷害事件の時に受けた怪我はまだ治っていないはずだが、病院生活に飽きたとかで、もう普通に仕事に出ている。
「いや、今日は止めておく」
「そう? ごめんねー」
パメラはそう言うと、早足で店の奥へと戻っていった。急に客が増えて忙しいのだろう。彼女の後姿を見送って、アレスは扉を閉め外に出た。
宿が面している大通りにも、冒険者らしき人物の姿がちらほら見られた。この町に冒険者が来るのは珍しい。位置的に、他の町や村へ行くための中継点になることは無い。薬草や鉱石が取れる場所が近くにあるわけでもない。
唯一冒険者の興味を惹くものと言えば、町の南にあるダンジョンだ。だがあそこだって調査は終わっているし、中にいる魔物を倒しても得られるものは無い。魔物の卵は一応使い道があるらしいが、需要はほとんどないはずだ。
「……」
少し前に卵を取りに来た冒険者二人組のことを思い出して、アレスは顔をしかめる。いや、あの二人をというより、二人の雇い主であるイリーズのことを、だ。
路地裏に入って、入り組んだ道を進む。この辺りの地形は町の住民でも迷ってしまいそうなほどややこしいが、アレスにとっては慣れた道だ。やがて、ぼろぼろの看板を掲げた店が見えてきた。
中に入ると、無駄に広い店内はがらがらだった。いつも通りだ。カウンター席に着くと、パンの入った皿とスープの入った皿を無言で目の前に置かれた。この店のメニューは、日替わりの定食一つだけだ。
「アレスが来るなんて珍しいな。今日はパメラちゃんの店じゃないのか?」
パンを齧りながら、声のした方にちらりと目を向ける。テーブル席に二人の男性が座っている。そのうちの片方が話しかけてきたようだ。二人とも町の住民で、よく知っている人物だ。
(パメラの店ってわけじゃないだろう)
と、どうでもいいことが頭に浮かぶ。彼女はただの店員だ。だが影の薄い店主よりも、パメラの方がよっぽど目立っているのは確かだ。
「宿には行ったが、混んでいたから諦めた。冒険者の団体が来ているようだ」
「冒険者ぁ?」
先ほど話しかけてきた男性は、疑わし気に眉を寄せた。まあ、その気持ちも分かる。アレスだって、直接見ていなければ冗談か何かかと思っただろう。
「冒険者が何の用だよ? 例のダンジョンでも行くのか?」
「新しいダンジョンが見つかったそうだ」
男の質問に答えたのは、カウンターの奥にいる店員だった。アレスは驚いて目を見開く。
「なに? いつの話だ?」
「今日客から聞いた。詳しくは知らない」
店員に目をやると、彼は無表情で鍋をじっと見ていた。時々、中に入ったスープをかき混ぜている。これ以上は聞いても無駄かと判断して、アレスは食事を取るのに集中することにした。
「はー、新しいダンジョンか。この町も活気が出たりするのかね」
「ダンジョンなんてほとんどハズレなんだろ。どうせすぐ居なくなる」
さきほどの男の疑問に、向かいに座っていた男性はつれなく答えた。
どっちがいいんだろうな、とアレスは思案した。町に活気が出るのはいい事だとは思うが、厄介ごとも増えるだろう。主に対処しなければいけなくなるのは、ジェイクかアレスのどちらかだ。
冒険者ギルドを見に行った方がいいな、と思いつく。今日はジェイクが居るはずだが、もしかしたら彼一人では捌けないほど客が来ているかもしれない。アレスはパンを大きくちぎると、スープに浸して口に入れた。
パンは固いし、スープは具が少なく、味も薄い。値段は確かに安めだが、それにしても積極的に食べようとは思えない味だ。食べ物の種類は選ばない方だが、食えれば味なんてどうでもいい、というわけでもない。
とりあえず、人が増えて宿の食堂で飯が食えなくなるのは困る。そう思いながら、アレスは店を出た。
「おお。呼びに行こうかどうか迷ってたんだ」
ギルドに入ると、ジェイクから手招きされた。彼はテーブルに座って、何か資料を見ていたようだ。
建物の中を見回したが、冒険者らしき人影は無い。よくここで酒を飲んでいる住民の姿がちらほらあるだけだ。
「新しいダンジョンが見つかったというのは本当か?」
「ああ、もう知ってるのか。ついこの間の話らしい。昨日あたりにエルシェードのギルドにも情報が回って、今日になって冒険者が大勢来てるってわけだ」
「ここにも来てるのか」
「まあ、少しはな。ギルドから何か依頼が出てるわけじゃないから、ほとんどの冒険者は特に用もないだろうよ」
それを聞いて、アレスは安心した。ギルドの職員はジェイク一人だけだし、アレスを入れたとしても二人だ。これで回せているのは冒険者なんてほとんど来ないからで、他の町と同じぐらい来られるとどうしようもなくなる。
「今日はギルドに詰めてもらっていてもいいか? 俺も居るつもりだが、外に出なきゃならん時もあるからな」
「わかった」
アレスの返答を聞いて、ジェイクは立ち上がった。資料をまとめて、差し出してくる。
「じゃあ早速任せた。これはそのダンジョンに関する情報だ。エルシェードで情報を集めてから来てるだろうから、こっちで聞くやつは滅多に居ないだろうが……もし聞かれたら頼む」
「ああ」
ジェイクから渡された資料をざっと眺めた。ダンジョンの位置や、中の簡単な地図、魔物や罠に関する情報に分かれていて、それぞれに値段がついている。
情報の販売はギルドの貴重な収入源、らしい。アレスはよく知らないし、ジェイクにしても同じようなものだ。彼はこの町のギルドの経営に何か責任を持っているわけでは無い。
彼が去って行ったあとで、アレスは資料を一枚ずつ確認した。ダンジョンがあるのは町の近くの森の中らしい。あんな薬草も何もない森に行く用事もないはずなのに、どうやって見つけたんだ、と首を捻る。
今手元にある情報の値段を考えると、最初にダンジョンを見つけた人物に、ギルドは結構な額を払ったようだ。もしかすると、ダンジョンの発見を専門にしている冒険者も居るのかもしれない。
アレスは席を立つと、カウンターに向かった。今日ぐらいは、ちゃんとカウンター内に座っておいた方がいいだろう。
「ふむ」
最近になって変な面倒ごとが多い気がするな、とアレスは思った。もちろん、面倒ごとを解決するのがアレスの仕事なので、関わった案件は前から多い。例えば、連続した盗難事件の犯人探しだとか、店同士のいざこざの調整だとか。
だが、前の傷害事件や今回のダンジョンの件は、町の外の人間が関わっているという点で、以前とは少し違うように感じる。閉鎖的なこの町にしては珍しいことだ。単なる偶然なのだろうが、何か関係性があるのではないかと疑ってしまう。
(本当にイリーズが関わっていると言うのか? …いや、それは無いだろう)
自問自答する。確かに、イリーズの依頼で冒険者がこの町にやってきたり、傷害事件では絶妙のタイミングでステフが来たりはした。だが、新しいダンジョンの発見に関係している思えない。
物思いに
「よおー、って、そんな嫌そうな顔しなくてもいいだろ」
扉を開けた人物は、気安い口調で声をかけてきた。アレスは思い切り渋い表情になる。そこにあったのは、まさに今考えていた、ステフの姿だった。
「今度はダンジョンの話か」
「ダンジョン? 昔俺らで行ったところか? あそこは別に用無いぞ」
ステフが不思議そうに首を傾げる。新しいダンジョンのことはまだ知らないのだろうか。知らないふりをしている、という風には見えない。見えないだけかもしれないが。
「なら何の用だ」
「例の魔道具の話だよ。あのあと体調崩してるやつとか、やっぱり居ないか?」
「俺の知っている限りでは居ない」
「ふーむ、居ないかー」
ステフは残念そうに言った。『例の魔道具』というのは、傷害事件の原因となった魔道具のことだ。見た者の感情を無理やり捻じ曲げ、凶暴にする危険なものだ。
その魔道具は行商人によってこの町に持ち込まれたのだが、他の町でも同じような事件は起こっているらしい。ステフに見せてもらった町のリストの中には、ここから遠く離れた場所もあった。どうも組織的に行われているようだ。
彼らの目的は分からない。魔道具の効果は様々で、人の精神や肉体に影響するという共通点はあるが、悪影響ばかりというわけではないそうだ。
「もう少し情報は無いのか。体調を崩しているなんて言われても、見つけようがないぞ」
「んー、俺らも詳しくは分からないからなー」
ステフは首を傾げる。魔道具の影響を通して、人に何か『変化』を与えようとしているのではないか、というのがイリーズの意見らしい。どういう『変化』なのかは見当もつかない、と言っていたそうだが……。
「そうか。とにかく俺から渡せる情報は何もない」
「仕方ないな。観光でもして帰るかなー」
頭の後ろで手を組みながら、ステフは軽い口調で言った。もちろん観光できる場所などこの町には全く無いのだが、皮肉で言っているのだろうか。
「そういやお前さん、魔法使えたっけ?」
「魔法?」
ギルドを出ようとしたステフが、思い出したかのように訪ねてくる。アレスは眉を寄せた。
「試してみたことも無いな。魔道具の件に何か関係あるのか」
「いいやー。聞いてみただけだ」
ひらひらと手を振りながら、ステフは去って行った。アレスはため息をついて、手元の資料に目を落とした。
次の日も、アレスはギルドのカウンターの中に座っていた。ジェイクは朝から出かけていて、もう昼が過ぎたのにまだ帰ってこない。
特にすることもないアレスは、酒をあおりながら窓の外を眺めていた。強い蒸留酒を、舐めるようにして飲む。外は少し雨が降っているようだ。
ジェイクが言っていた通り、ギルドに来る冒険者はほとんどいなかった。来てもとりあえず見に来ただけで、すぐに帰るというパターンが多かった。「冒険者ギルドはどこですか」という質問は何度か受けたが……。
手元の酒を飲み干すと、アレスは振り返った。カウンターの奥には、酒樽や瓶がいくつか置いてある。どう見ても、ここは冒険者ギルドではなく酒場だろう。実際注文されれば酒も出すし、普段なら冒険者より酒を飲みに来る人の方が圧倒的に多い。
さっきと同じ酒を注いで、アレスは席に戻る。そこで初めて、フードを被った人物が扉から入ってきていたのに気づいた。背はかなり低いが、子供だろうか。
その人物は、濡れたフードをぱさぱさと振って水を落としていた。雨に降られたからか、顔は不機嫌そうに歪められている。一瞬迷ったが、恐らく女性だろう。まだ幼さが残っていて、やはり子供のように見えた。短く切った真っ赤な髪が印象的だ。
雨宿りでもしに来たのか、とアレスが思っていると、彼女はすたすたとカウンターに歩いてきた。慣れた様子で椅子に座ると、アレスの手元にあるグラスを指さしながら言った。
「ボクにもそのお酒ちょうだい」
その言葉に、アレスは面食らった。エールならまだしも、これはどう考えても子供が飲むようなものではない。
そう告げようとして、思いとどまる。確かに目の前の女性は子供に見えるが、見た目で年齢を判断していいんだろうか。単に童顔なだけだとしたら、失礼だろう。
「ここは酒場じゃない、冒険者ギルドだ。酒を飲みたいなら他所に行ってくれ」
と、アレスは逃げることにした。間違ったことは言っていない。頼まれれば酒も出すとは言え、断ったって別に問題は無いはずだ。
「ふーん、そうなんだ」
彼女は、アレスのことをじっと見つめた。やがて何かを思いついたかのように、声をあげた。
「もしかして、君がアレスってひと?」
「…そうだが」
「へえー、ステフが言ってた通りのひとだね。ボクの名前はシン。イリーズとステフの知り合いなんだ、よろしくね」
差し出された右手を、アレスは戸惑いながら握った。シンは軽く上下に振ると、ぱっと手を放す。
「ステフも来てるんだよね。もう会ったの? ボクはまだ会えてないんだけど」
「ああ、昨日ここに来た。まだ町に居るかどうかは知らない」
「ふーん。近くには居ないみたいだね」
シンが窓の外を眺めながら言った。アレスもつられて外を見る。確かに、窓から見える範囲には居ないようだが……。
「で、
「…ギフト?」
唐突な単語に、アレスは眉を寄せた。その反応を見て、シンもきょとんとした表情をしている。
ステフとの話に、贈り物がどうとかいうのは無かった。もしかして、ばら撒かれている魔道具をそう呼んでいるのだろうか。思いつくのはそれぐらいだ。
「なんだ、聞いてないんだ。秘密主義で困るね、あの二人は」
シンはくすくすと笑う。それを見て、アレスはすっと目を細めた。やはり、ステフは自分に黙っていることがあるようだ。
「ギフトとやらの話、詳しく聞かせてもらえないか」
「いいよ。ええとねえ……あー、この話はまた今度かな」
彼女が言い終わったあと、ギルドの扉が勢いよく開かれた。その大きな音に、テーブル席で居眠りをしていた客の一人が驚いて体を起こす。
そこに居たのは、荒い息をついたステフだった。ここまで走ってきたのだろうか。彼はカウンター席のシンを見つけ、睨み付けた。シンも、立ち上がって彼の方に向き直る。
ステフが口を開こうとした瞬間に、先に話しだしたのはシンだった。
「久しぶりだね」
「…べつに会いたくも無かったがな」
言いながら、ステフは腰に差した剣の柄に手をかけた。彼の表情は険しく、今にも斬りかかりそうだ。シンがどんな顔をしているかは、アレスからは見えない。
「あいつに何を話した?」
その問いかけを無視して、シンは出口へ向かって歩いて行った。ステフが柄を握る手に力を籠める。だがそれを気にする様子もなく、真横を通って外に出て行った。
彼女がギルドの建物を離れて路地裏に入っていくのを見て、ステフは大きく息を吐いた。静かにドアを閉めると、アレスのいるカウンターに向かった。シンが座っていた椅子に腰をかける。
「何を言われたか知らないが、真に受けるなよ。あいつは適当な事を言って場を引っ掻き回すのが趣味なんだ」
「特に何も聞いていない。お前とイリーズの知り合いだと言われただけだ」
アレスはさらりとそう言った。『ギフト』という単語は耳にしたが、詳しい意味までは聞いていない。嘘をついたことにはならない、と思う。
「知り合いなのはその通りだ。だが見て分かっただろうが、仲良くはないぞ」
先ほどの彼の権幕を見る限り、仲良くはない、というレベルでは無いだろう。どういう関係なのかは知らないが。
「…お前から俺のことを聞いたと言ってたんだが」
「そんなの嘘だよ、嘘。ったく」
ステフは小さな声で、ぶつぶつと何かを呟いていた。何を言っているのかは分からなかったが、時々悪態をついているようだ。いつも飄々としているように見えるステフにしては珍しいな、とアレスは思った。
彼は席を立つと、アレスの方を見ながら言った。
「もしあいつがまた来たら、教えてくれないか?」
「構わないが、その代わりこっちにもう少し情報を回してくれ。例の魔道具の話について」
ステフの要望にそう返すと、嫌そうな顔を向けられた。
「本当にシンから何も聞いてないんだろうな」
「さあな」
肩をすくめると、ステフはため息をついた。
「イリーズに相談してみるよ。すぐには答えられないぞ」
「ああ」
彼は手を振りながら、店を出て行った。まだ面倒ごとは続きそうだな、と思いながら、アレスはグラスに口をつけた。
次の日には、町に冒険者はほとんど見なくなっていた。財宝狙いでダンジョンに行くなら、他の冒険者に先んじないと意味がない。昨日と一昨日に来ていた冒険者たちは、情報が広まる前に突入しようと急いで来たやつらなのだろう。
もうギルドに客も来ないだろうということで、常時ジェイクかアレスが居る、という状態を維持するのは止めることにした。今後財宝以外の旨み、例えば素材が高く売れる魔物などが見つかればどうなるか分からないが、まだ先の話だ。
アレスが大通りを歩いていると、地面の水たまりが日の光を反射して、きらりと輝いた。眩しさに目を細める。朝まで続いていた雨は昼頃には止み、午後にはもう晴れ間が見えていた。
冒険者も居なくなって、大通りはいつも通り閑散としていた。道が広い分、余計に寂しく見える。昨日まではそこそこ人が通っていたので、尚更だ。
「…ん?」
道の先にある花屋の様子を見て、アレスは眉を寄せた。最近また新調する羽目になったらしい看板は掛かったままだが、いつも店先に出ている花が一つも無い。店主がシルクに代わって以来、店が開いている間はずっと出していたはずだ。
店の前まで行くと、準備中の札が掛かっていた。今日は休業日では無いのだが、何かあったのだろうか。
不意に、『体調崩してるやつはいないか』というステフの言葉を思い出した。あの魔道具に最も長く触れていたのはシルクだ。もしかしたら、何か悪い影響が出ているのかもしれない。
もっとちゃんと調べるべきだったかと、アレスは唇を噛む。精神的な影響は出ていなかったから、大丈夫だろうと思っていたのだが……。
「あの、すみません」
声をかけられて、アレスは振り返った。そこに居たのは若い男性の冒険者だった。
「冒険者ギルドってどこにあるか、分かります?」
「…この通りを先に進んで、宿を超えた少し先だ。通りに面した右手にある」
「なるほど、ありがとうございました」
男はお辞儀して、アレスが来た道を戻っていった。今ギルドにはジェイクも居ないので行ってもどうにもならないが、そんなのは知った事ではない。
再び閉じた花屋の扉に目をやる。すぐにシルクに会いに行くべきだろうか。彼女の家がどこにあるかは知らないし、誰に聞けばいいのかも分からない。
とりあえず、パメラにでも聞いてみるか。そう考えて、アレスは早足で宿に向かった。
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