ラストがすごいですね。すれ違う二人も切ないのですが、世界の最果てに残された二人の、これからの一年間を想像すると、ちょっと微笑ましいかも。
チョコレートとコーヒーが原動力。 ※無断転載・無断利用をしないでください。
多くは語りません。察してください。二万文字分積み重なった繊細な缶詰のオブジェが、ラストで蹴倒されます。言えるのはそれだけ、それだけなのです。快感だわぁ……w
銀河の最果ての惑星観測基地に暮らす1人の老紳士と女性。外部との交流はと言えば、年に1度きり立ち寄る銀河鉄道と、投函しても届くかどうかわからない「宇宙の缶詰」のみ。楽園のような、流刑地のような惑星で…続きを読む
幻想的な世界観ですが、登場人物たちの心情は複雑で、決して美しいだけの物語ではありません。だからこそ胸に響き、何度も読みたくなるのかもしれません。
銀河鉄道の世界観をモチーフに語られる、複雑な男女の物語です。美しい描写で紡がれる物語。その描写によって語られる登場人物たちの心の機微。 お話にどっぷりと使っていたら、最後の最後で突き落とされて……続きを読む
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