第3話
出会ってから一週間後。放課後。智樹は担任から渡された学生証と中間テストを持って一ノ瀬の家を訪れた。インターホンを押すと今度はちゃんと応対の声が返され、オートロックの扉が開く。
一応はご機嫌取りのつもりで懐に忍ばせてあったチュッパチャプスを一ノ瀬にあげた。一ノ瀬は喜んで受け取り、鼻歌を歌いながら舐め始める。
「智樹は分かってるよ。なかなか見所がある男だね」
真剣味のない口調だったが、誉められて悪い気はしなかった。再びゴミ部屋に足を踏み入れる。単純に物が多い部屋。漫画や雑誌を本棚に整頓しようとするなら大きな本棚が五つは必要になるだろうし、衣服も洋服箪笥が十個は必要だろう。ブルーレイやDVDは小さなレンタルショップが開けるぐらい存在した。
「んじゃあ、今日はテストやってもらうから」
と思ったが肝心の机が見当たらない。探すのにだいぶ苦労したが、代用品をクローゼットの中で見つけることができた。
ようやく探していた折りたたみ式のテーブルが見つかった。本来なら机のほうが良かったのだが、机の上を片付ける手間を考えると場所を選ばない折りたたみ式の方が楽だった。物が積み重なった不安定な場所に折りたたみ式のテーブルを置く。折りたたみ式と言っても智樹の家にあるような安物とは違って骨組みのしっかりした大きなものだった。
「あー疲れた」一ノ瀬は覆い被さるようにテーブルに突っ伏した。
智樹は背中に流れる一ノ瀬の長い髪を見詰める。
「そういえばさ。一ノ瀬はちゃんと風呂には入ってんの?」
一ノ瀬が顔だけ上げた。
「当たり前じゃん。身体が汚いままだと寝らんないもん。わたしはけっこうきれい好きなんだよ?」
ならなぜベッドの上や床を片付けようとはしないのだろう。いくらシャワーで身体を洗ってもポテトチップスのカスが散らばっているベッドに横になったらすぐに汚れてしまう気がする。が、智樹はつっこむのを我慢して先に進めた。
「はい、とりあえずこれ渡しとく」
紺色の皮の手帳をテーブルに置く。
「なにこれ?」
「学生証。住所だけ空欄になってるから書いときなよ」
ふーん、と言って一ノ瀬は学生証を裏返し写真が貼られているほうを見た。
「これ、誰?」
「えっ?」耳を疑った。そこに貼ってある写真は紛れもなく一週間前に智樹が撮ったものだった。
「髪ぼさぼさで目も半開きで」一ノ瀬は顔をしかめる。「なんか人を馬鹿にしてる顔だね」
「……それ、本気か?」
一ノ瀬はなにが、と言うように首を傾げる。智樹は視線を逸らし、後頭部を掻いて言った。
「それ、一ノ瀬だよ。この前僕が撮ったやつだ」
「へえ」一ノ瀬は学生証を見る。「えっ?」
まさかと言わんばかりの顔で智樹を見る。智樹は憐れみの目で一ノ瀬を見返す。
一ノ瀬は学生証を見る。智樹を見る。そしてまた学生証を見て、急になにかに思い立ったかのように立ち上がった。学生証を握りしめてどこかに向かう。
一ノ瀬は部屋から出ていった。
「洗面所、かな」
智樹は頬を掻く。悪いことをしただろうか。あんな身なりでも一応は女の子だ。見た目というのは男が思っている以上に敏感なところなのかもしれない。一ノ瀬が出ていった扉を見詰める。戻って来たら謝ろう。智樹は心に決めた。
扉が開く。一ノ瀬が俯きがちに戻ってきた。長い前髪が顔に影をつくり表情が読み取れない。足取りは心なしかふらついていた。
「あ、あのさ」智樹が謝ろうとしたら、一ノ瀬が顔をあげた。そして満面の笑みでこう言った。
「なんだー、わたしとは全然違う顔じゃん。誰これ? 他人のやつ勝手に持ってきていいの?」一ノ瀬はほっとしたように笑っている。
智樹の伸ばした手は力なく垂れた。乾いた喉を唾で濡らして言葉を吐き出す。
「いや、それお前だから。どう見ても一ノ瀬そのものだから」
「なに言ってるの? 智樹目悪い?」
一ノ瀬は憐れむような眼差して智樹を見た。智樹は悟る。目の前の少女が事実を頭の中でねじ曲げて受け取っていることを。見なかったことにする。別人であることにする。幸いなことにこの場にいるのは一ノ瀬と智樹の二人だけだ。多数決ではいつまで経っても決着はつかない。どちらかが折れるまで、戦いは続くのだ。
智樹は呆れてため息を漏らす。
「お前がそれでいいなら、その写真は一ノ瀬佳代じゃなくて別人だよ」
一ノ瀬はにんまりと笑う。
「そういうことだよ」
それから一ノ瀬は満足したようにテーブルに学生証を置き智樹から受け取ったテストを並べた。一応は自分のものとして学生証は使うらしい。
「というか今さらだけど学校来てなくてテストなんてできるのか?」
一ノ瀬は目を見開いたあと、不敵な笑みを浮かべた。
「あまい、あますぎるよ智樹! わたしがこの部屋にずっといてなにもしていないと思う?」
智樹は視線を回す。そして考えつく。確かにここは外界とは切り離された世界。時間の感覚も外のそれとは異なるはずだ。ならば一ノ瀬がここで勉強しているという可能性もあるのではないだろうか。あり得ない話ではないはずだ。
「僕より頭いいってことはないよな?」思わず出た言葉。
「それはどうかな?」一ノ瀬の自信満々の顔が智樹を不安にさせる。
学校に来ていない奴にテストの点数で負けることほど屈辱的なことはない。ここで智樹が負けるなら、努力して我慢して毎朝早く起きて学校にいく智樹の人生が否定されたことになってしまう。
智樹は息を呑んだ。
「さあ、わたしの頭のよさをそこで震えながら見てるがいいさ!」
一ノ瀬のシャーペンが紙の上を走る。乱雑に『一ノ瀬佳代』と文字が描かれ、シャーペンの先が問い一に向かう。一ノ瀬の息は荒い。気合が空気を緊張させる。シャーペンが震える。
けれどシャーペンは、そこから少しも動くことなく、役目を終えた。
一ノ瀬の肩が震える。
「問題が」一ノ瀬の口から震える言葉が漏れる。「まったく分からない」
重い沈黙が空気を埋め尽くした。一ノ瀬の手からシャーペンが零れ落ちる。
「勉強したのに、ちゃんと勉強して、あんなに簡単だったのに、どうして、わたしのなにがいけなかったっていうの」今にも泣き出しそうな声。
見ると一ノ瀬の側にはたくさんの付箋が挟まっている教科書が積まれていた。一ノ瀬なりに勉強したのだろうか。一ノ瀬が馬鹿であることは智樹を安心させたが、努力が報われないのはかわいそうだ。
智樹は教科書のページを捲った。そして閉じる。
「一ノ瀬、僕はお前に言わなきゃいけないことがある」
「な、なに?」
智樹は一ノ瀬を見据えて、残酷とも言うべき言葉を吐いた。
「これ、小学二年生の教科書だぞ」
沈黙。一ノ瀬は呆然としたように小首を傾げる。
「あれ、違うの?」
「いま、僕たちは中学二年生だ」
沈黙。一ノ瀬は震えた声で訊いた。
「わたしの知らない間に外の世界でなにが起こったの?」
「むしろお前はここでなにをしていた?」
「そんな、まさか時間軸のズレが発生するなんて、予想してなかった」
「お前の頭の中は予想外すぎる。いったい中になにが詰まってんだ?」
智樹は丸めた教科書で一ノ瀬の頭を軽く叩いた。
「な、なにをする。今ので幸子と文夫が死んじゃったよ!」
「誰だよそれは」
「わたしの脳細胞の名前」
「……ああ、そうなんだ」
「わたしのは、固いけど、固くないんだから」
「えっと……なにが? 頭が?」
一ノ瀬は頬を赤らめた。
「なぜ顔を赤くする?」
何事もなかったかのように再び一ノ瀬はテストに向かった。テーブルは柔らかいものの上に置いてあるので一ノ瀬が手を動かすたびに揺れる。
「なあ、ほかの部屋でやらない? これだと書きにくいだろ?」
「えっ、なんで?」
「玄関近くの右側に扉あったじゃん。あれの向こう側って部屋でしょ? さすがにそっちまで汚いってことはないだろうし、そっち行かない?」
「あっちはわたしのお母上のお部屋なのですよ。だから入れません」
「へー、そうなんだ」
母親と二人暮らしなのだろうか。色々と疑問がわき上がってきたが前回のように一ノ瀬に訊ねることはやめた。自分だって他人から色々と詮索されることは好きじゃない。なら、他人にもすべきではないなと思ったからだ。
「まあ、わかったよ。じゃあとりあえず答案埋めちゃってくれ。記号問題とかなら運が良ければ当たるからさ」
智樹は手をひらひらと上下に動かして先を促した。
一ノ瀬はうんうん唸りながらも懸命にシャーペンを動かす。智樹は一仕事終えた気分になり、後ろに手をついて天井を見上げた。カセット型のエアコンから冷気が流れ出る。
ふと手の下にあるプリントに視線を向けた。意識の片隅を最近占領している『授業参観』の文字があった。手を退けて文字を眺める。日付は今から三週間後を示していた。
じっと見ていたら一ノ瀬が声を掛けてきた。
「なに見てるの?」一ノ瀬の目が智樹の視線の先を追う。
「いや、べつに」思わず智樹は手でプリントを隠してしまった。
「大丈夫。エロ本でも怒らないよ?」一ノ瀬は優しく微笑んだ。
「お前の部屋にはエロ本が転がってんのか?」
「この家にはわたしとママしかいないけど、エロ本がある可能性は否定出来ないよ」
と、一ノ瀬は胸を張って言った。智樹が黙っていると、一ノ瀬は智樹の指の隙間から文字を推測して言った。
「来て欲しいなら言えば?」
智樹の顔が赤くなった。気持ちを見透かされてるようで恥ずかしかった。
「いや、僕には必要ないから捨てたよ」
「よく、分かんないけど」一ノ瀬のシャーペンがテーブルを叩く音。「智樹がその授業参観に誰かを呼びたいってことはわかるよ」
智樹は押し黙る。違う。そうじゃないんだ。授業参観に呼びたい人ではなく、呼びたくない人がいるだけだ。
静寂の中一ノ瀬がシャーペンを走らせる音だけが室内に響いた。
窓から漏れ入る光が徐々に夕方のものから夜のものに変わっていく。智樹は横目で一ノ瀬を見る。その真剣な面持ちに驚き、同時に家に帰りたいとも思わずに一ノ瀬の家で自分が落ち着いていることが今さらながら不思議だった。
担任から何の指示もなかったので、この日は真っ直ぐに家に帰った。
学校が終わり自分の家に帰り、リビングでテレビをつけながら雑誌をぺらぺらと捲る。いつもと変わらない平日の夕方の過ごし方だった。けれど、どうにも退屈で詰まらないと感じてしまった。いつもは何も考えず、気づけば夜になって寝る時間になっていたのに、今日は何故が感情が波打っている。
落ち着かない。
智樹は雑誌を閉じた。
テレビを消してみる。
けれど、どうにもそわそわしてしまう。
ふと視線をずらすと、一ノ瀬の家が目に入った。あの窓の向こう側が一ノ瀬佳代の部屋だ。
智樹は何の気なしに行ってみようという気持ちになって家を出た。
「今日は何しに来たの?」
玄関口で一ノ瀬に訊ねられる。その口調は嫌がっているようでも責めているようでもなく純粋に気になっているようだった。
「あー」考えてみるが、特に理由が思い浮かばない。なんで一ノ瀬の家に来たんだろう。家に一人でいることが詰まらなくて、少し寂しいと思えてしまって、そんなとき一ノ瀬の顔が思い浮かんだ。家が近くて足を運びやすいからあまり深く考えずに訪ねてしまった。
そうだ。誰かの家に行くなら理由が必要なんだ。
「掃除」ふと思いついて口に出した。「掃除するぞ」
一ノ瀬の部屋は汚い。これからも担任に色々頼まれたりするだろうから、できれば綺麗にして欲しかった。
「部屋片付けるぞ」
「おー」一ノ瀬が拍手する。「それはわたしも大賛成だよ」
「そうだったのか?」
「もちろん。智樹は汚い部屋に好きこのんで生活している人間がいると思う?」
「なら、なんで今までしてないんだ?」
「その認識がまず間違ってるよ。わたしはこれまでに何度も何度もこの部屋を綺麗にしようと努めてきた。けれど一度も達成することができなかったんだよ」
智樹と一ノ瀬は廊下を進んで一ノ瀬の部屋に入った。
乱雑に物が積まれている。
「これだけぐちゃぐちゃだとそうかもな。もういっそ一度全部捨ててみるっていうのはどうだ?」
一ノ瀬は大げさに驚いた顔になり、その後涙を流すふりをした。
「うう、後生だよ。それだけは勘弁しておくれ」
「けど全部を全部使ってるわけじゃないんだろ?」
「そうかもしれないけど、そうじゃない可能性も考慮して欲しいものだよ」
「じゃあどうすんだ?」
一ノ瀬の部屋には物は溢れているが、それを収納するための棚や箱が存在しない。良い片付けの方法はぱっと思いつかなかった。
「ふふふ」一ノ瀬は不敵な笑みをもらす。「実はわたしにはずっと暖めていた秘策があるんだよ」
どうせろくな案ではないなと確信しつつも智樹は訊いた。
「ほー、どんな?」
一ノ瀬は得意気な顔になって部屋の中の一番物で盛り上がっている部分に乗っかった。
捨てられたくない大切なものらしいが、足で踏みつけるぶんには問題ないらしい。
「それはね。ここら辺の物を端に寄せて綺麗なスペースをつくるってことだよ」
「誰でも思いつくようなことを自信満々に言われてもな」呆れた声が出る。
「智樹は文句だけは一人前だね」
「別に文句じゃないよ。その案でいい」
智樹の半ば投げやりな言葉に一ノ瀬は驚いた表情になる。
「えっ? いいの?」
智樹は首肯した。他にいい案も思い浮かばないし、とりあえずは床が現れて物を踏まずに過ごせる部分ができればそれで良かった。
「そんじゃ、さっさと始めるか」
智樹が物を端に寄せ始めると同じように一ノ瀬も物を動かし始めた。
巻数があった漫画はできるだけ順番に揃えて積み上げ、洋服もたたんで重ねていく。
「なんでこんなに物があるんだ?」
智樹は積み上げっていく物の山を眺めながら訊いた。
「うちのママは頼めば何でも買ってくれるからさ」
一ノ瀬は平然と言った。
「ふーん。こういうのってどっかでまとめて買ってくるの?」
「まとめてって言えばまとめてだよ。ネットという大きなお店でね」
ああ、なるほどな。便利な世の中だな本当に、と思いながら智樹は今度はよれよれになっている洋服をたたんで一カ所に集める。
「服はちゃんと洗濯してるのか?」
智樹は指で服をつまみながら訊ねる。目立った汚れはないが、しわくちゃで洗われていないように思える。臭いを嗅いでみようとは思えなかった。
「もちろん」一ノ瀬は胸を張ってこたえる。
「じゃあ、どれが綺麗でどれが汚れてる服なのか分かるのか?」
「いやいや」一ノ瀬は首を振る。「この部屋にある服は全部綺麗だよ」
「え?」
「汚い服は全部洗濯かごの中だよ。当たり前でしょ。一度来た服をそこら辺に脱ぎ散らかすように見える?」一ノ瀬は自分の胸に手をあてながら、呆れたように言った。
「うん。見えるぞ」
「あー、それは視力が悪いかそれとも頭が悪いのか鼻が悪いのか。うん。いずれにしても智樹は大変だね。ああ、そうだ。というかそもそもわたしはフローラルな香りがするから、洋服を着たとしても汚れないけどね」
「そんな人間いるわけないだろ」
「知らないかもしれないけど、柔軟剤ってわたしの汗が成分になってるんだよ?」
一ノ瀬がにんまりと笑うので、智樹は皮肉の籠もった声で返した。
「じゃあ、お前はいつも汗まみれの服を着てるってことだな」
一ノ瀬はため息をついて、肩をすくめて首を横に振る。
「智樹は変態だね。そんなに息を荒げて」
「……普通に呼吸してるだけだ」
「普段から興奮しすぎなんだよ!」
一ノ瀬が漫才の突っ込みのように手の裏で智樹の胸を叩いた。
「……なんでお前が突っ込んでんだ?」
鋭い視線を送ると、一ノ瀬はとぼけた顔になった。
「さてね。なんでだろうね」
一ノ瀬は再び片付けに戻る。智樹も手に持っていた服を隅に置いた。
黙々と片付ける。物が置かれていない床が見えてきて、その面積が次第に大きくなってくる。
「なんだかわくわくしてくるね」
一ノ瀬の声は弾んでいる。
「確かに、綺麗になってくると楽しいな」
智樹は腰を屈めて掃除を続けていた。
「違うよ。そうじゃなくて、この塔のことだよ」
塔とは何のことだと智樹が肩越しに振り返ると、智樹が目を離したすきに一ノ瀬は物をひたすら上に積み上げて、見事な塔を建造していた。
「昔から人間が大きな塔をつくろうとしてきた気持ちが分かるよ」
一ノ瀬は腕を組んで感慨深げにうんうんと頷いている。
「おうおおう。地震も起こってないのに揺れてるね。あはー。お茶目なお塔さんだ」
雑多の物が重なった塔は安定せずにゆらゆらと揺れる。
と、一ノ瀬は指先で物が積み重なった塔をつついた。
「おいおい」
智樹が慌てて近づくと一ノ瀬に制される。
「待ってよ智樹。このまま天井まで届けば床と天井で物が固定されて安定するから」
「いやいや、そしたらどうやって物を取り出すんだよ」
非難の目を一ノ瀬に向けると、一ノ瀬ははっと気づいた顔になり固まった次の瞬間。大きな音を立てて揺れていた物の塔が崩れた。
片付けを始めた時以上に散らかった部屋を見回して一ノ瀬が言った。
「どうしよう。もう一回始めからする?」
智樹は顔に手をあてて首を振る。
「いや、もう気持ちが挫けたよ」
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