だい11にゃ・とっくん再び

「ふぉっふぉぉーー!?!?」


 僕の掛け声と共に発動した魔法が、目の前にある岩を『ガリガリ』と削っていく。

 あの銀色巨人を倒すため、僕の処女を守るためにも魔法の力を向上させなくてはならない。


「ふぬぬぬぬ……」


 木よりも硬い岩を削りながら集中する。

『ガリガリカリカリ』上を削ったり、下を削ったり、いたり。


「で……でけた!」


 そしてとうとう完成した。そこには僕の腰ぐらいまである石人形が立っている。


 長かった……これを完成させるのに三日掛かったのだから。

 だが、人形制作のおかげで魔法を使った緻密ちみつな作業が得意になってきた。


「よし! 二体目を作るぞ!」


 大きな岩を見つけたら、早速魔法を発動して空中にドリルを出す。

 ドリルで岩を削りながら、さらにもう一つドリルを出して削る。


 複数の魔法をただぶっ放すだけなら簡単だ。だが、一つ一つの魔法を個別に操作するのは物凄く難しい。

 調子が出てきたところで、さらにもう一つドリルを出す。二つのドリルは大雑把に岩を削って、もう一つのドリルで細かい部分を作っていく。


「にゃんにゃん」

「にゃぁーんにゃん」


 双子のモモちゃんとミーナちゃんが遊んでいる姿を眺めながら制作していく。勿論もちろんモデルは彼女達だ。


「にゃぁん! にゃぁん!」

「にゃぁ~ん ちゅっぱちゅっぱ」


 おぉおぉおおぉおぉおおおぉお!?!?


 何時も僕がメロンお姉さんにやっている授乳プ○レイをやってる!?

 ミーナちゃんの美味しそうでたわわなスイカをモモちゃんが『ちゅっぱちゅっぱ』している!?


「はぁはぁはぁはぁ」


 きっと僕がやっていたことに興味をもって自分でもやってみたかったんだろう。

 なんて素晴らしき光景かな……。


『シュッコシュッコ』と、僕の息子えどを上下に擦りながら、三つのドリルを操るという高度な魔法の練習をする羽目になってしまった。



 ~ 一時間後 ~



「ちゅっぱちゅっぱ」

「ちゅーぱちゅっぱ」


 モモちゃんと一緒にミーナちゃんのスイカに吸い付きながら、片手で息子へんりぃーを上下に擦って、10個のドリルを操るということが出来るようになった。


 ――これも全て、偉大なる授乳プレイ○のおかげだ!!


「ふっふふふ……待ってろよ銀色巨人! いつか必ずテメェを穴だらけにして突っ込んでやるからな!!」


 あぁ……楽しみだ。

 日ごろの鍛練のおかげで、ジョングルの木には全て風穴があいているからな……。

 簡単に言うと、突っ込む木が無くなってしまった。僕は初物が好きなんだ……。


 初物は良い……。あの入れる前の、こいつはどんな具合でどんな抱き心地でどんな締りでどんな風に鳴いてくれるのかと考えるだけで絶頂に達しそうになるんだから……出ないけど。その前に立たんか……。


「はぁ……なんかオカズになるもの無いかな~……」


 待て。あるじゃないか、つい最近編み出した魔法が!


 僕はいまだにんずほぐれず乳繰り合ってる双子達を正面に見据えて、両手を突き出すように構える。


「ふふふ! こい! ヌルヌルの女神様よ!!」


 僕の両手から『ヌルッ』とした、ネバネバでネトネトでヌチャヌチャでノチャノチャな液体が出てきた。それを双子にぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりぬりと塗っていく。


「はーっはははははは! 来たぞ!! こ○がローションプレイ○!!」


 僕は上のお口でモモちゃんとチュッチュしながら、ミーナちゃんの下のお口へ向かって『ぺちぺち』と腰を振って打ち付ける。


「う、うつべし! うつべしぃぃぃ!!」

「にゃん! にゃん!」

「にゃぁんにゃぁー」


 ……あぁ。


 ――素晴らしき猫耳世界……。

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