兎路の娘としてしきたりにならい狐神に嫁ぐ……己に定められたそれが婚姻とは名ばかりの生贄だと知ったかさねが、突如現れた正体のしれない青年イチの手を取り逃げ出すところから、物語ははじまります。イチは、…続きを読む
っていうのが第一印象。本当にこのお話に出会えてよかったと思う。読みやすさはさることながら、登場人物たちがいきいきと目の前を駆けていくような印象(感慨?)を抱かせる文末は最高。読後感がやみつきです。
とても面白いです!イチとかさねの会話が面白い。そして何と言っても物語がきれいです。1話目から物語の世界観に引き込まれてしまい、一気に全て読んでしまいました。
丁寧に編み込まれた織物のような、うつくしく上質な和風ファンタジー。しかしこの作品の魅力はそれだけではない、なんとも軽快な会話を繰り広げるヒロインとヒーローのふたりがなんとも楽しませてくれる。狐神…続きを読む
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