★★★ Excellent!!!
語り口は普通の女の子の雰囲気が漂うが? ウゴカッタン
おにぎりタッパーだったらなんとなくお弁当ってかんじだけど、そうじゃない、
おにぎりスタッバー、スタバ? コーヒーだろうか? とか
考えてしまったがスタッバーの意味を考えることはまた置いておこう、
この物語、おにぎりの部分がとても大事なところになってきている。
何にしても主人公のアズの考え方というものが流れるように連なっていって、この語り部の軽妙な心地よさにのせられて色んな要素や伏線が非日常の連続があっても、なんともいえない安心感があるという具合だ。
そしていつでも思うことはアズの語り口はどこか知性を感じれて、それでいて人の言葉を受け継いでいるというのを強く意識する部分があって、教えられたことや体験したことから少しずつものの考え方や認識について、認知の差異について推理したり思いを巡らせたりする不思議も楽しめる。
とてもライトでそれでいてボリューム感満点のおにぎりという具合となれば、これは美味しく頂かせてもらうしかないという次第、ぜひおにスタの最後まで読み進めてほしい。