――幕間(2-4)――


【世界】


・教会

崇拝という指針を立てることで倫理の規範を示し、多くの信者を導く一大宗派。大勢の支持者が存在することから為政側と権力を二分する組織になっている。

世界中には数多の宗派が存在するが、アシュハのそれは最大派閥であり歴史は国家よりもはるかに古くから存在する。

治癒魔術の総本山とされており、アシュハ国最強の立役者はまさに聖堂騎士団と他国よりも進んだ治癒魔術のおかげといっても過言ではない。



【人物】


『大司教』モルハ

以前は皇帝にたいして絶大な発言力を発揮していたが、フォメルスの騎士団優遇により元老院同様にすっかり影響力が衰えていた。


『聖騎士』ミッチャント

教会の誇る聖堂騎士団を代表する強者。最年少で聖騎士となり以降、若い信者たちにとって英雄的な存在。

正義感が強く人々からの信頼も厚いことから多くの武勇伝が語られている。常に誇りを重んじ、教会の理念を実直に遂行する。


『聖騎士』アバシリッキ

聖堂騎士団のナンバー1とされる人物。高齢から出張することはなくなり教会本部に常駐している。次期大司教の候補にあがっているが、数名の候補の中で立場は劣勢である。


『聖騎士』ヘーメテミス

聖騎士の紅一点。非常に厳しい人物で、凛とした佇まいから聖騎士の見本と呼ばれる。

堅物としてのイメージが定着しているが、プライベートでは従順でよく相手を甘やかしているという事実は都市伝説扱いされている。



【武器】


・バトルメイス/戦槌

第一部、刃物の使用を躊躇ったイリーナが初陣で選択した棒状の持ち手の先端に重りが付いた武器。

刃物が通じない鉄鎧などに対して兜のうえから頭部を破壊するなどに特化しているため、これも騎士団対策として聖堂騎士が多様した。

先端に鋲や刃を装着して殺傷力をあげたものなど様々な形状があり、ミッチャントが使用するのは最大の物。



【魔術】


・憑依魔術/リングマリー

不老不死研究における一つの解答。自身の記憶を他者の脳に以降することで肉体を乗り継いで存在し続ける魔術。





『禁断の死霊魔術が大暴走してボクっ娘オブザデッド soiree』第二幕 開幕。

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