常夜ノ国ノ天照

作者 モロクっち

★★★ Excellent!!!

この気持ちを表す言葉を、私は知らない。

私の中で、1番心に深く刻まれたお話でした。

本は好きで、よく読みます。でも、この表現が高度だとかそんなことはまだ分かりません。現代文で読んだどこかの評論には、本は読めば読むほど自分の中の面白さや良さがわかっていくものだと、読まなければ価値観の基準はできてこないのだとそう書いてあった気がします。私の基準はまだ出来上がっていません。読んだ冊数が少ないし、偏っていると思うから。だから、今の私の良し悪しは「心に刺さるものがあるか無いか。」「咀嚼できない、小説の奥の意思があるかないか。」だと思っています。

それを踏まえて、心に深く刻まれた小説でした。

設定も面白いし、一気に読み進められるテンポの良さ、感情移入のできる親しみやすいキャラクターも全て良かったです。こういう神様の介入があるようなお話、どうにもできない何かの中で、どう生きていくか、というようなお話はよくあると思いますが、私はこのお話がとても気に入りました。

初めて愛を知る。
温かさを知る。

そして、それを失う悲しみも。

いつか、心の奥底がじんわりと滲むようにあったかくなる愛を知ることができるでしょうか。そう自分と重ねて読んでしまいました。

この世はいつも昔もままならない。でもそこに幸せはきっとある。それを大事に生きていければいいさ、そう言われた気がしました笑

私もたこ焼き食べて頑張ろう。

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