短編15話 鰻の日(つぶきゃら)

登場人物

・フェーン


            *  *  *

そういえば、ある国では今日(2016/07/30の時点で)は鰻の日だったな。

うなぎって結構高いんだぞ。

そう思いながら、歩いて行く。

やはりうなぎは高いが、安売りしている所もあるようだ。

と。

「そこの球体さん、うなぎはどうだい? 安くするよ」

「ん、俺かい?」

「そうだよ。この世界でも鰻の日はあるからね」

興味があったが、悩んでいると、魔神が現れた。

「ああ、食べたいか?」

「ダメかな……?」

「いや、良いぜ。折角だしな」

ということで買うことにした。

「まいどあり」

払ってから、ちゃんと家に戻って、それで食べもんを食べる事にした。

美味しそうに食べる魔神に、思わず笑った。

「どうだ?」

「これ程美味しいとは」

「俺も食べてるお前見てて幸せになる。これからも頼むぞ」

「勿論だ」

それでも、鰻の日は不思議なものだ。

何か言い伝えがあるらしいけど俺は知らないがな。

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