みなさんに

 これは、私が当時感じたことやそのとき体験したことを書いています。ですから、みんながみんなこうじゃないと思います。あぁこんな人もいるんだー程度に読んでもらえたらと思います。

 特に発達障がいと呼ばれるものは、人それぞれ特性や程度が違います。一人ひとり、性格や見た目が違うのと同じです。だから、こういう育て方をしないといけないとか、私のような考え方を持たないといけないとかは全然ありません。

 むしろ、私は失敗例かもしれないのです。

 実際、今生きていることが、きつかったり苦しかったりすることがあるので、失敗例でしょうね。

 育て方も育ち方も、何が正解で何が間違っているのかは本人ですら分からないのです。

 専門家の間でも、まだまだ脳の障がいについては分からないことが多く、その原因も分かっていないらしいのです。


 しかしそれって、人の性格や考え方と似ていますよね。性格や考え方は、どんな育て方をされたからこうなるというルールやマニュアルがありません。

正しいとか間違いとかはないのです。なるようにしかならないのです。


 私は小さい頃から「人は人、自分は自分」という両親のもとで育ちました。1つでも何か得意なものや好きなものがあればそれでいいという親の考えのもと、本や勉強が好きという自分を貫いて生きてきました。(ちなみに妹は勉強が大嫌いで、親から強要されているのを見たことがありません。運動や小さい子どもが好きで、手先が器用だったので、それでいいと親は思っていたようです。)

 

 もしかしたら、ただ私の半生を羅列しただけでは、私が感じていた生きにくさや他者との違いが伝わらなかったかもしれません。それでも一生懸命思い出しながら、当時感じていたことや思っていたこと、周りの状況を書いたつもりです。


 私はいまだに小学校の頃や中学校の頃のことがフラッシュバックすることがあります。特に、季節によって変化する空気や雰囲気によって思い出すことが多いです。思い出すのもその頃の同級生と会うのも嫌です。

 最近では、自分が嫌な体験をしたり辛い経験をしたりした時期になると、体にフラッシュバックのようなことが起きます。

 私の場合は、春先から梅雨までが一番酷いです。

 また、人が話している時や笑いあっている時の声も苦手です。たとえ知らない人であっても、自分のことを笑っているのではないかと思い、不安になることがあります。そういうときは胸が苦しくなり、世界から自分を切り離したくて、耳を塞いでしゃがみこんでしまいたくなります。

「いやだいやだいやだいやだいやだ」という言葉で心の中はいっぱいになります。

 本作の中では詳しく書いていませんが、私は、自傷行為を繰り返した時期があります。酷い時期は中学生、高校生、大学生と3回でしたが、大学卒業後も、無かったとは言いません。今では傷がケロイドのような状態になってしまい、夏であっても腕を出すことができません。後悔はありますが、あれがなかったら私の心と体は死んでいたと思います。生きるために、自分を保つために切っていたのだと思います。

(最近は、ケロイドになっている傷痕も、飲み薬やステロイド系の塗り薬などで治療が可能です。時間はかかりますが…かなり目立たなくなります。)


 それから、三つ子の魂百までとはよく言ったものだと思うこともあります。

いじめられた頃のフラッシュバックもですが、人と上手く関わりが持てない、持てる自信がないのです。友達とのすれ違いの原因が、私自身、もっとしっかり分かっていたらと思わずにはいられません。

 そして最近、整骨院に行って判ったのですが、むち打ちをしていたことが判明しました。小学校時代に、図書室で本棚に向かって突き飛ばされたことが原因だと思われます。そこで、首を打ち付けた記憶があるので。


 いじめとは、その人の発達の凸凹を悪化させるだけじゃなく、体にまで後遺症を残すのだと改めて感じました。

本当に、イジメって、軽く使われてますが、人の人生を壊す行為なんですよね。恐ろしいです。

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