vs 吸血魔赤剣《ダーインスレイブ》Ⅱ

 人のいる街をずっと遠く離れた山の奥。昔はとある国の貴族が使っていた城がある。数百の部屋と数万の敷地を持つその城に住んでいるのは、今となってはたったの一人。

 彼女の日常といえば、大体は城の中にある温室や庭園の木の上で寝息を立てて、ときどき狩りに出て――簡単に言えば、食って寝るだけの生活である。そんな生活の中での唯一の楽しみは、ときどき来る手紙を読むことだ。

 この日も調度手紙がやってきて、すぐさま滅多にいかない書室に出向き埃を被った椅子に脚を組んで座った。全部で三枚ある手紙を読んで、口角を持ち上げる。

「もうすぐか……会うのが楽しみだな、ミーリ」

 ふと机の上の写真立てに目をやる。そこにはそれぞれ槍を持つ自分と、幼い少年の姿があった。

 そして今、その少年は青年となって槍を握る。

 相手は黒い霧を放つ魔剣。そして、それを握る背丈の小さな少女。少女の目からは光が欠けていて、口角は歪んだ形で持ち上がっていた。フラフラとした足取りで、一歩一歩近づいてくる。

「先輩……フフッ、フフフッ! どうしたんですか? そんな怖い顔して。ダメですよ? 楽しみましょうよ。この、戦いを!」

 剣が重いからなのか、それともそういう攻撃の型なのか、剣先でフィールドを掻きながら肉薄する。黒い霧の流れが変わり、吸血魔赤剣ダーインスレイブへと収束していった。

 対して、ミーリはその場から動かない。槍を回して空気を掻くと、受ける形で構えた。

 そして、剣とぶつかる。収束していた霧が弾けて飛んで、フィールドから外へと流れていった。客席の七騎達の方にも流れていって、彼らは自らの霊力で掻き消した。

 衝突、また衝突。一回一回のぶつかり合いに、大きな霊力の衝突が生じる。玲音の方は押されて飛ばされそうになるが、ミーリの方はというとまったくもって応えていなかった。事実、一歩も動いていない。

 そんな余裕を見せるミーリに玲音は――ドヴェルグはイラだち始める。霧と霊力の量を各段増加させると、声を張りながら剣を振りかざした。

「どうだ、ロー」

「この程度とは、正直思わなかったね。相手がウートガルドとはいえ、もう少し善戦するかと思ったんだが」

 霊力を上げられようと表情一つ変えず、一歩も動かず対応し続けるミーリを見たローとリスカルは厳しい採点を下す。空虚うつろとリエンも何も言わなかったが、正直同じ感想を持っていた。

 彼女の――獅子谷玲音の実力はそれほどでもない。霊力の量は目を見張るものがあるが、それ以外はまったくの素人だった。それでもマイストに出た霧の獣レベルなら問題なく倒せるだろうが、神や人間相手なら通用はしない。その程度だ。

 前年入学したばかりの一年生だから無理もないが、未だ戦闘慣れしていない。剣だって上級生から見れば、ただ振っているだけに見えてしまう。彼女が今まで通り魔をしてきて、死人がいない理由がわかった気がした。

 ミーリは誰にも気付かれないよう吐息して、そしてようやく一歩踏み出す。槍ともども剣を上に弾くと、ガラ空きになった玲音の懐に霊力の塊にした拳を叩き込んだ。手加減ありの一撃が、玲音の華奢な体を吹き飛ばす。

 彼女が壁にぶつかると同じタイミングで槍をキャッチしたミーリは、今度は大きく吐息した。

「よかったね、ロン。君の心配は杞憂に終わりそうだよ」

『……そうね。よかったわ』

 殴られた腹部を押さえて、玲音は剣から手を離して丸まる。腹部を中心に駆け巡っている痛みをなんとかしたいが、成す術がない。ひたすら丸まり、ひたすらもがき、ひたすら涙するしかなかった。

「痛いよ、痛いよぉ……ドヴェルグゥ……」

『落ち着け、玲音。大丈夫だ。おまえならやれる。あいつにだって勝てる。大丈夫だ、俺を信じろ』

 涙しながら、剣に手を伸ばす。その手で剣を掴み取ったとき、玲音は即座立ち上がった。

 黒い霧を天井に上らせ、溢れる霊力を放ちながら、光のない目でミーリを見つめそして笑う。その場で剣を振り回すと、霧が玲音を包み剣を包み、霊力がフィールド全体に弾けた。

『そうだ、できる。おまえなら……! おまえなら、あいつを殺せる!』

「そう、私なら……私ならぁぁっ!!」

 剣を掲げ、霧と霊力を剣に収束させる。その集結に、ミーリも槍を構えた。

殺戮剣さつりくけん! “魔血獄殺閃スヴァルト・アールヴ”!!!」

 剣を振り下ろすと放たれた、黒い霧をまとった赤い閃光。フィールドを駆け、空気を歪ませ、汚染しながら突進してくる。客席の七騎もさすがにこれには目を見張った。霊力の量だけならすごい彼女が放つ、霊力の塊だ。

 だがミーリは受ける姿勢で、槍をフィールドと水平に持つ。そしてその場で持ち堪える形で、閃光の中に突撃した。さすがにジリジリと、少しずつ後退させられる。だが赤い閃光は黒い霧と共に、紫の槍に貫かれた。

「……う、そ……」

 ここでミーリが初めて自分から肉薄する。自分の技が破れ放心している玲音の手から剣を弾くと、玲音の腹部に拳を向けてギリギリのところで寸止めした。

「なんで泣いてるの」

 剣が再度、しかも遠くに離れてしまった玲音からは霧が晴れて、目には光が戻る。その目からは滝のように涙が零れていて、足は立ち続けているのも辛いくらいに震えていた。

「自信あった? あの技」

「だって……だってあれは、ドヴェルグが、あの人が――私の武器になってくれた人がくれた技……だから、だから負けるはずが――!」

「負けるよ、そんなの」

 ミーリの言葉が、少女の心臓を抉る。その手に握られている槍よりも、深く鋭く胸座を抉られた気がした。

「確かに武器は俺らに技をくれる。俺もロンからもらった技があるけど、もらったからにはもう俺の技だよ。武器のじゃない」

「そんな……!」

「あぁそうか。レオくんは自分に自信がないんだったっけ。だから自分のじゃなくて、武器の技って考えなきゃ撃てないのか。そっかそっかぁ……それで俺に勝てるとか、馬鹿にしてんの?」

 初めて、ミーリから怒りの色を感じる。首筋に向けられた槍の先が、今にも刺してきそうだった。さすがにこれには七騎しちきも、玲音ではなくミーリに警戒する。

「神と戦うにも人と戦うにも、使うのは誰の技でもない。自分の技だよ。だってその場でそいつと戦ってるのは、ほかでもない自分なんだから。自分の技に、自分自身に自信がなくてどうするの。自分が信じてない技が、相手に通用するとか思ってんの?」

「だって……だって、私は強くない。強いのはドヴェルグで、他の人で……私なんて何もできなくて……だから、人の力を借りれば――ドヴェルグの力を借りられれば私は――」

「だから君は、通り魔なんてやらされてたんでしょ?」

「え――?」

 少女の中の時間が止まる。槍が喉を刺したのかと思ったがそうではなくて、ただ彼女の中の体感時間が限界までスローになっているだけであった。

 彼の言葉が訳わからなくて。でも衝撃的過ぎて、唾を飲み込むことすらできないくらいで、時間は地獄のようにゆっくりとだけ進んでいる気がした。

「それは、どういう……」

「君、通り魔させられてたんだよ。君のあの剣に、ドヴェルグに。これまで何人も傷付けた。中には重傷もいる」

「そんな、私は――」

「やってません? そうだね、それはきっとあの剣がやったことだ。君にはなんの責任もないし、むしろ被害者だ。よかったね、君は君自身の体が動いてしたことなのに、おとがめなしだよ。いやぁよかった」

 意地悪だ。悪魔か、この人は。

 出会ってまだ一週間とそこらの人を相手をそう思えるほど言葉は重く、すごく陰険に聞こえた。

「なんで泣きそうなの? 喜びなよ、君には通り魔をした記憶すらないんでしょ? 万々歳じゃん。なのになんで泣きそうなの」

「そ、れは……」

「言えばいいじゃん、みんなに。君は自分に自信がなかったから、代わりに武器に戦ってもらってて、その代わりその武器が自分を使って通り魔してたんですって」

 だがその悪魔のような人が、嘘を言ってないのだけはわかってしまっていた。その顔を見れば、嘘を見抜くのが苦手だと自称する人間でもわかる。彼の瞳は絶えずずっと、少女の眼光だけを見て話していたからだ。

「でも、今の君の言葉なんて、誰も信じないね。だって自分に自信がないんだもん。言葉にすら自信がないんだもん。そんなの誰が信じるの? 言った本人すら信じてないのに、そんな言葉は誰も信じられないよ。じゃあどうする? 君」

「わ、た、しは――」

「耳を貸すな! 玲音!」

 剣から人へと戻ったドヴェルグが介入する。その顔は今までどおり、余裕に満ちた顔で笑っていた。

「おい先輩よ! 何が証拠で玲音が通り魔なんて言ってやがる! しかも俺が操ってただぁ!? フザけんな! おい玲音! そいつはただ勝ちたいだけだ! 俺らを馬鹿にして、ただ勝ち誇りたいだけなんだよ!」

「ドヴェルグ……」

「さぁ俺を取れ! 玲音! まだ俺らは負けちゃいねぇ! そのクズ野郎に、俺らの力を見せつけてやろうぜ!」

 なんでだろう……彼の――ドヴェルグの言葉が響かない。

 いつも励ましてくれた。強くしてくれた。戦ってくれた王子様の声が、まったく響かない。

 脳が麻痺を起こしたのか? 違う、だってこの人の声は――先輩の声は、ちゃんと響いてるから。

「もし俺の声が君に響いてるなら、レオくん。それは俺が今言ってる言葉に、俺が自信を持って言ってるからだよ。言ったでしょ。俺は自信を持っておく方だって。自信を持って自身を持ってれば、それは自分が成したこと。だから響かせられる、相手に、そして自分に」

「おい玲音! 耳を貸すな! さぁ来い!」

「君が自信を持って自身を持てば、それはもう自分のこと。誇って謝罪するなり釈明するなり、好きにすればいいよ」

「耳を貸すなって言ってんだろ! いいから来い! 玲音!」

「さぁどうするの? 君は自信を持つ? それとも捨てる?」

「黙ってろよてめぇはぁ! 玲音も来いって言ってんだろうがよぉ!」

「選ぶなら、その選択に自信を持ってね」

「さっさと来いって言ってんだろうが、このクソガキがぁぁぁっ!」

「君のことを選べるのは、君だけなんだよ、レオくん」

 様々な言葉が交差して、ようやく二人が何も言わなくなった頃。玲音はその場でただ固まっていた。泣くもしない。喚くもしない。凛となりもしない。ただボーっと固まって、動かないだけだった。

 ようやく動き出すまでも、かなりの時間が経過した。その時間はあくまで、人間が体感する時間の話ではあるけども、それでも長い時間が、流れた気がした。

「襲われた人達は……通り魔に襲われた人達は今、どうしてますか?」

「……重傷だって人もみんな、病院退院してるって」

「よかったぁ」

 彼女は笑顔で、泣きながらそう言った。そしておもむろに手を伸ばし、目を見開くオッドアイに向けて言った。

「来て、ドヴェルグ」

 勝った、そう思った。

 またこのガキを利用して、血を啜る。それしか、頭になかった。

 だからすぐさまその呼びかけに応じて、剣になった。フィールドに刺さった自分を彼女が抜いた瞬間、ざまぁみろと先輩を見下した。

 そして黒い霧が彼女を包み、彼女を操ることが――できなかった。

『……どう、なってる』

 黒い霧は消えた。出てからすぐ、剣の中へと消えていった。何故かはすごく簡単で、霧が出ないよう蓋をされていた。玲音の、彼女の霊力によって。

「今まで、ありがとう……ドヴェルグ。これ終わったら、一緒に謝りに行こうね」

『てめぇぇぇえっ! 何言ってやがる! 俺がいないと勝てねぇぞ! てめぇなんかじゃ勝てねぇぞ! 馬鹿にされるぞ?! コケにされるぞ?! クズって呼ばれるぞ?! おまえはそれでいいのかぁぁぁぁぁぁぁっ?!』

「よく、ないよ……よく、ないよ。だから、私頑張る。自分の力で頑張ってみる。自分の力で強くなって、自分に自信を持てるよう頑張る。それまで、仮初の自信を持っておく。だって、ここに来た私の選択は、私自身がしたことだって、誰にでも言いたい。それにドヴェルグも言ったじゃない。今ここで戦うのは、私だ」

 魔剣から、霊力だけを受け取り吸い上げる。それは狂化系の神霊武装ティア・フォリマを持つ人間が使う、上級レベルの技だった。正直、ミーリやリエンもできるかわからない。

 それを今玲音がやってみせていることに、ミーリは何故か喜びを感じて距離を取り、槍を回した。

「先輩、お手数ですがもう一度勝負してください! 私、負けたくありません!」

「いいよ、やろう。しかし随分と自信満々になったもんだね」

「自信、持っておいてますから!」

「……そっか」

 師匠……あんたの受け売り、敵に塩送ってるっぽいんですけど。

「ロン、こっから本番っぽい」

『いいわよ、べつに。後輩に武芸の一つでも叩き込んでやりなさい』

「でも負けそう、勢いがあって」

『安心しなさい。私はあなたの槍。必ずあなたを勝たせてみせる!』

 ミーリの口から、吐息が漏れる。口角がやや持ち上がる。少し上がったテンションでそっかと返事すると、槍で周囲の空を掻き、足場を削った。

「じゃあ来なよ、レオくん。対神学園・ラグナロク三年、ミーリ・ウートガルドが受けてあげる」

「た、対神学園・ラグナロク一年、獅子谷玲音ししやれおん! 行きます!」

 霊力を使ってブーストし、一気に迫ってきた。振りかぶられた剣を、ほんの少しの余裕を持って受け止める。

 おんもっっ!

 剣撃の重さに驚いて、弾き損ねる。結果その場から押されて、数歩分後退してしまった。これには客席の七騎も驚愕する。

「馬鹿な! あの一年、なんて力だ! ウートガルドが押されるとは!」

「うん。霊力の使い方が素晴らしいね。さっきまでとは別人だ。いや、別人なのか……ともかく一年で基礎以上のことができてる。実は天才か?」

「これは私も、負けてられんな」

 剣と槍のぶつかり合い――霊力と霊力のぶつかり合いが、数を増すごとに激しくなっていく。本当に別人との戦いに、ミーリは心躍らせていた。

 薙ぎ払っても踏みとどまって、踏み込んでいってもガードして、刺しにいっても受け止められる。玲音に塩を送ったことに、本当に後悔した。

 だが楽しかった。この戦いが。もはやこのあと玲音がどうなってだとか、貰える単位だとか、何もかもがどうでもよくなるくらいに楽しみ始めていた。

「“魔血獄殺閃”!!!」

 鮮血色の閃光を貫いたミーリに、速攻玲音は斬りかかる。それを躱した突きの連打を剣で受けきると、再び赤い閃光を剣にまとわせた。そのまま斬りかかり、槍を大きく歪ませる。危機を感じたミーリは槍を使って高く跳ぶと、大きく距離を取った。

 玲音が大きく剣を掲げる。

「霊力最大! “魔血スヴァルト”ぉぉぉぉぉ!」

 もう最大とか言ってるんですけど!

 でも楽しい。楽しくて仕方ない。もう何もかもどうでもいい!

 そんな珍しくテンションの上がりきったミーリはもう自分に課したルールとか相手につけてたハンデとか忘れて、構えてしまった。必殺のを。

「“獄殺閃アールヴ”!!!」

 フィールドを駆ける、鮮血色の巨大な閃光。それを目の前にして、ミーリは槍を大きく引き、そして後方に跳んだ。

「“槍持つ者の投擲ロンギヌス・ランス”!!!」

 投げられた槍は紫の流星となって、赤い閃光を貫き穿つ。弾かれた閃光が闘技場の天井を突き破ったそのとき、槍は玲音の一歩手前に突き刺さっていた。

 剣をフィールドに刺し、倒れまいと踏ん張る。だが余力などもう残っていなくて、立っているのでさえ辛かった。

 だが心地よかった。初めて自分で戦って、そして結果を得ることができた。それがたとえ敗北でも、自身が得た結果だと思うと嬉しかった。

 目の前で槍を抜く先輩に、悔し涙を浮かべて笑ってみせる。

「ありがとう、ございました……先輩、やっぱり、強、い……」

 倒れる玲音を受け止めて、ミーリはふと吐息を漏らす。グチャグチャになってどかされた前髪の下にある額を、そっと撫でた。

「意外と手強かったな……レオくん君、強くなるよ。だから、自信を持ちな」

 その後、玲音とドヴェルグは生徒会に身柄を保護、拘束された。

 通り魔の事件もそうだったが、校則違反となる上位契約をしていたこともあって、その罪は重くなりそうだ。

 だが彼女はおそらくめげない。しっかり反省して、しっかり謝罪して、自分に自信を持っていくことだろう。

 最低でも三か月は戻ってこなさそうだが、その三か月が楽しみなものである。

「お疲れ、ミーリ」

「そう思うなら、脚を洗わせるのをやめて頂戴な」

「ダァメ、不潔でしょ?」

「ぶぅぶぅ」

 とはいえ今回は頑張ってくれた我がパートナーの槍脚を丁重に洗う。泡泡の中煌く白銀を、手でキュッキュとこすってついでにくすぐった。

「ところでミーリ、今回あの技使っちゃったけど、よかったの?」

「あぁ、それなぁ……俺もうっかりしてた。いや、勢いでさ。まぁべつに困ることはないでしょ。今度から気を付ければいいよ」

「そうね。ミーリがそんなにテンション上がる相手なんて、滅多にいないでしょうし」

「そういうこと。ホラ、流すよ」

 流れて消えていく泡を見つめて、ロンゴミアントは吐息する。シャワーで綺麗になった槍脚を拭くミーリを見つめて、ソワソワし始めた。

「どしたの」

「……ねぇミーリ、上位契約って、私としたい?」

「どうして?」

「だ、だって同性のパートナーなら契約パスはすぐ繋がるのに、異性だとその……し、しなくちゃならないじゃない?」

「あぁ……そだね。ロンがいいや。だって俺を、勝たせてくれるんでしょ?」

 その問いに、ロンゴミアントはどこか吹っ切れた。気恥ずかしさも照れもついでにドキドキも、全部流れていってしまった。

「えぇ、私はあなたの槍。必ずあなたを勝たせてみせる」

「じゃ、これからもよろしくってことで」

「えぇ」


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