十字聖人

 ディアナ・シャドルト・クロス。

 彼女は生まれながらに最強だった。

 世間には公表されていないが、人類でも女性最強のスカーレット・アッシュベルの実の娘という血統も影響していたのだろうが、何より彼女は誰よりも何者よりも好戦的だった。

 初めて戦いという戦いをしたのは小学生の頃、遠足で行った場所に四本腕の鬼のような、人型かつ角のある神に襲われたのだ。

 無論、学校としても神の出現しない場所を選んだはずだった。

 だが運命というべきか、ディアナは遭遇してしまった。そして、覚醒してしまった。

 武器と呼べるものはない。だが彼女はその場にあった木の棒であろうことか鬼の目を抉り、喉を突き刺し、殺してしまった。殺せてしまった。

 そのときからただの少女だった彼女は、ただの少女でなくなった。

 彼女を取り巻く周囲の環境は大きく変わった。

 彼女より強い人など周囲に存在せず、大人だろうと軍人だろうと彼女に敵う者はいなかった。彼女は誰よりも強く、誰よりも恐れられた。

 彼女を母親の代わりに育てていた祖母と祖父でさえ、彼女を恐れた。

 当然のようにエデンへと入学したあとも、変わることはなかった。

 井の中の蛙であったことは確かだったが、彼女は大海でも生きていける蛙――否、鮫だった。

 エデンでも彼女は圧倒的実力者で、故に誰からも尊敬される存在。神と対峙する上で何よりも強さが必要なこの世界では、彼女の強さは皆の憧れだった。

 かの滅神者スレイヤーですら、彼女の強さには一目を置いていた。

 人生で一度も力比べで負けたことなどなく、龍殺しの剣アスカロンを召喚したことで彼女の勝利と栄光は約束されたようなものだった。

 だが負けた。

 学園最強、史上最強の生徒ディアナ・クロスは負けた。

 ミーリ・ウートガルドというもう一人の最強によって。

 この時点で、最強の座は彼へと移った。だがその彼が、最近になって学園から除籍されたと聞いた。

 これで最強の座はディアナへと移ったとエデンの学生らは歓喜していたが、ディアナ自身がそんなことで納得するはずなどない。そもそも最強の座などどうでもいい。

 自分は生まれながらに強いというだけだ。

 とにかく戦いたい。勝とうが負けようが戦って、戦って戦って戦って戦い抜いて、戦場の中で死ぬ。それが、理想の最後という奴だ。

 とにかく戦いたい。戦って戦って戦って、戦い続けたい。

 それだけが生きる力。活力というものだ。

「婚約した?」

「はい……幼馴染だった子と、ケイオスにも出てた風音凛々ふぉんりんりんと」

 人類軍と人類悪の戦争より前、同じ学園で二位の雪白白夜ゆきしろびゃくやから告げられた。

 普段からお世話になっているディアナには伝えておきたいと、白夜が打ち明けたのだ。

「だから僕は負けられません。ディアナさん、必ず勝って帰りましょう」

「……そうか。だがこのタイミングで婚約などしてしまうと、死亡フラグになると聞くが?」

「ははは、そうですね……そうならないようにしないと。だけど僕、信じてます。ディアナさんがいれば、そんなこと絶対にないって。僕、信じてます」

 初めてかもしれない。

 気の弱い彼の笑顔が、晴渡ったものに見えたのは。そのとき自分の胸が締め付けられるように痛かったのは。

 ディアナ・クロスという女性が言葉を詰まらせたのは、このときが初めてだったかもしれない。

「他力本願で生き残ろうなど、弱者の発言だぞ。おまえは強者だ。人を護れるだけの力がある。生きたい未来があってそれだけの力があるのなら、自ら掴み取れ」

「はい、ディアナさん」

「……ま、面倒を見ていた後輩の婚約者に泣かれても悲惨なだけだからな。気に掛けるくらいはしてやる」

「それだけでとても……心強いです。ありがとうございます、ディアナさん」

 心苦しい。

 胸が、キリキリと痛む。

 今までに感じたことのない感覚だった。

 神々の霊術による精神攻撃でも、受けたことのない胸のつかえ。

 その正体を、ディアナは知らない。知らないままにしてきた。そして今も、衝動に身を任せ戦場へと身を投げている。

 深い考えはなく、かといって浅はかでもない。

 ただどこまでも本能に忠実で、欲望に誠実なだけだ。

 戦いたい。戦っていると実感する。自分は生きているのだと。流れる汗、噴き出す血、それらすべてがディアナ・クロスに生きていることを実感させる。

 苦痛も愉悦、死もその果てというなら喜んで受け入れよう。

 故にただ欲望のまま、剣を振るうだけ。目指すは勝利することではなく、戦い抜くことだ。

 戦いの果てに死ぬことが、彼女の望み。

 故にこの戦いの理由も彼らの因縁も、知ったことではない。重要なのは、目の前に戦場がある。ただそれだけが彼女を動かしていた。

「無駄だ。八岐大蛇ヤマタノオロチは再生能力に長けた不死身に近い怪物。その先祖は和国にて龍へと昇華した原初の蛇にまで遡る」

 斬り飛ばした八つの首が、何度目かの再生をしてディアナに牙を剥く。

 だがスサノオの語る通りに奴が龍となった蛇の子孫――つまりは龍だというのなら、ディアナと対峙した瞬間に命運は定められていると言っても過言ではなかった。

 何せ彼女の剣は、龍殺しの伝説を携えた聖剣なのだから。

「龍! 龍か! 龍ならば私の専売特許だ!」

『ディア、飛ばし過ぎないでよ?』

「わかっている。貴様は大人しく霊力を回せ!」

 あぁダメだ。これは止まらないな。

 抑制する者が何もない今、彼女は誰にも止められない。

 パートナーのオルグは彼女のガス欠を危惧していたが、対峙している敵も強敵に違いなく、彼女に従って霊力を回すしかなかった。

「斬ってすぐ再生するなど、龍種の神にはよくある特性。確かに目を引く再生速度ではあるが……!」

 問題ない。

 むしろ八岐大蛇の異常ともいえる再生能力の高さは、ディアナの戦闘意欲を高め続けるに打って付けの能力。斬る首が増えれば増えるほど、彼女のボルテージは高まっていく。

 本来ならば斬っても斬っても再生し、襲い来る首に絶望するところだが、むしろもっと来いと挑発してくるのは彼女くらいだろう。

 今までの相手とまるで違う反応に何かあると踏んで、八岐大蛇でさえも迂闊に飛び込めない。

 だが大蛇が警戒するような策はなく、ディアナはこれまで通りにただ剣を振るうだけしか考えていなかった。

「来い」

 八つの頭がほぼ同時に襲い来る。

 先に来た四つの首を刎ねたディアナは刎ねた首を足場に飛び上がり、八岐大蛇のずっと頭上にて身を翻し、一撃を構える。

「“四重カルテット龍魔爪ドラゴニック・ディスト”!!!」

 振りかぶられた剣閃から放たれた金色の破壊光線が、頭上のディアナ目掛けて大口を開けて迫りくる四つの頭を同じ数だけ分かれて両断する。

 上顎と下顎に分かれた蛇の頭の舌先に乗って滑るように落ちるディアナが剣を振りかぶったのを見て、スサノオもまた剣を構えた。

「“逆鱗龍舞ドラゴニック・カタストロフ”!!!」

 霊力の籠った剣撃が落下速度も含めた速度で叩きこまれる。

 スサノオの紫の意匠を切り裂き、血飛沫が弾け飛ぶ。

 だが直後、ディアナは吠えた。スサノオの一閃はディアナの一撃を喰らいながら、彼女の両目を切り裂き視界を封じていた。両目から鮮血を溢れさせながら、ディアナは牙を剥いて唸る。

 しかしディアナの反撃よりも早くスサノオの剣が、ディアナの腹を貫いた。

「随分と好戦的な生き物もいたものだ。が、おまえのそれはもはや戦いではない。戦いは神、もしくは人の行いだ。おまえのそれは、獣の捕食するための狩りでしかない。そして私は、獣に堕とされるほど落ちぶれても――ない!」

 腹に刺さった刀を返し、そのまま引き抜きながら斬り上げる。腹から胸まで斬り裂かれたディアナは自らの傷の深さを確認する目を持たず、ひたすら臭う血の鉄分と体を走る痛みとで傷の深さを感じるしかなかった。

「無駄な時間を喰った。お陰で、ミーリ・ウートガルドを逃がしてしまったが……なに、直に追いつく。その間におまえは、に喰われて先に逝け」

 刀を収めたのが合図だったかのようなタイミングで、再び再生した八つの鎌首をもたげた八岐大蛇が牙を剥いて舌を鳴らす。

 スサノオを追って来たが、すでに標的は自分の首を散々斬り飛ばしてくれたディアナへと、八つの頭すべてが意識を向けていた。

 そのまま八つの頭に四肢を噛み砕かれ、もがれ、腹に収まるのが関の山。

 少々腕に覚えがあるようだったが、ミーリが託すにしては拍子抜けだなとスサノオが彼女を軽んじる評価を下そうとしたまさにそのとき、背後から迫りくる殺気にスサノオは振り返らざるを得ず、同時に刀を再度抜かずを得なかった。

 もしも刀を抜かなければ、今度は自分の首が再度首を吹き飛ばされている大蛇の首と共に、九つ目として飛んでいた。

 死に逝く戦士の表情などではない。

 苦痛に悶える戦士の顔ではない。

 怯えはなく、恐怖もなく、故にもはや獣ですらなく、怪物ですらなく、魔物と呼んでも相違なく、ディアナ・クロスは自らの目を切り裂いて光を奪った相手を、もうすでに見えないはずの両目を見開いて捉えていた。

「神よ、貴様は今随分と偉そうなことを口にしたな? 私の戦いはただの獣の狩りだと、それ以下だと。ならばどうだ、戦いも知らぬ獣の牙に今、殺されそうになった気分は!」

 背後から迫りくる八岐大蛇。ディアナが斬り飛ばした首のうち一つだけ傷が浅く、再生が早かったために先に襲い掛かって来た。

 が、ディアナは振り返ることなく背後に片腕を伸ばす。

 そしてあろうことかスサノオと片腕で剣を交えながら、片腕で大蛇の牙を捕まえて受け止めてしまった。スサノオも驚愕を禁じ得ない。

「私の戦いがただの狩り? 何を当然のことを言っている! 私のこれは生きるための本能だ! 原初より引き継がれた人間という種族の持つ生存本能、反射の一つだ! 愛だの平和だのなんだのと、理由をつけて戦いと名付けて華を添えねばならん貴様ら神と比べれば汚物だろうが、そんなこと私の知るところではない! 私は戦っている瞬間に、生きていることを実感するのだ! 故に狩りで結構! 戦いは私にとって、生きるエネルギーそのものだ!!!」

 馬鹿な、一体何キロあると思って――?!

 驚くな、というのが無理な話だ。

 何せスサノオが胸中でツッコんだのには、二つの意味合いがあった。

 まず八岐大蛇が一体どれだけの重さがあると思っているのか。そして八岐大蛇の体長が一体、あると思っているのか。

 一キロや二キロなどという長さでは収まらない。それだけの長い胴体に八つもの首がついた巨大で、超重量の大蛇をあろうことか片腕で持ち上げて、今まさに自分目掛けて振り下ろそうとしているのだから。

 そして八岐大蛇を持ち上げているせいもあってディアナの剣も重くなり、下手に抜けようとすれば逆に剣に斬られる状態。動けない。

 八岐大蛇も今までに一度もなかった状況だろう。混乱して、捕まっていない七つの首までもが混乱してどう動けばいいのか混乱し、硬直している。

 何よりディアナは今、腹から胸にかけて斬り裂かれて大量に出血している。目も見えているはずがなく、未だ血涙が流れ続けている。

 そんな満身創痍の死にかけ――いや、本来死んでいてもおかしくない体のどこに、そこまでのことができる力がある。

「其方……一体何者だ」

「其方などと、今更敬称で呼ばれる筋合いもない。貴様の言う通り、戦うことでしか生きられぬ――ただの獣畜生よ」

 誰もが、誰もが目を疑った。

 何せ川一つ分はあるだろう大蛇の長い胴体が持ち上がったかと思えば、反対側へと叩きつけられたのだから。

 まさかそれが一人の女の、しかも片腕の所業などとは誰も思うまい。

 さらに彼女がこのとき基本的な霊力強化だけしか体に施していなかったなどと、誰が信じられるだろうか。両目と腹から血反吐を撒き散らしている状態での荒業などと、誰が信じられるだろうか。

 だがある一定の、彼女を知る数人は信じてしまえる。信じてしまいそうになる。

 何せ彼女はディアナ・クロス。自分達の知る中で、確実に最強の存在であるが故に。

「なんだ、死んだか。あとは貴様だけだな」

 目の前で伸びている蛇を見て言う。

 ディアナ自身はまったく狙っていなかったため偶然なのだが、八岐大蛇を形作る核のようなものが体内に存在し、それが八岐大蛇の異常な再生能力の源であったのだが、全身まとめて投げ飛ばされるという今までにない凄まじい衝撃で核が砕け、再生能力を失った八岐大蛇は全身の折れた骨を再生できずにそのまま死んでしまったのだった。

 ただスサノオを潰すための鈍器として利用しただけのディアナは、そんな理屈など知ったことではない。だが死んだのなら儲けもの、それだけだ。

 何よりまだ、自分の目を潰してくれた神が生きているのなら、自分の戦いは終わっていないということだ。ならばそちらに意識を向けるべきだろう。

「貴様が目を潰してくれたお陰で、貴様の状況が見えなんだ。生きてるのか? それともただ死に損ねただけか」

「安心しろ、今の一撃で死ぬような柔な体はしていない。と言っても、娘の体だが――っ!」

 走る痛みが言葉を途切れさせる。

 ディアナには見えていないが、スサノオの片腕は骨も肉も潰されて歪に折れ曲がっていた。

 剣を握っている手も含め、そのほかは無事だったが、落ちてくる蛇から逃れるためには片腕を犠牲にしなければならなかった。

 そしてやはり解せない。

 霊力を集中させて強化した腕で一瞬ながら受け止め、その隙に抜け出したというのに何故、より強い強化を施したはずの自分の腕が潰れて彼女の体はなんともないのか。

 目も腹も胸も切れた。まさか鋼鉄の体ではあるまい。

 義手かと考えたが、義手ならば逆に大蛇を投げ飛ばすなどできるはずもない。

 やはりこの女そのものが異常で異質なのだ。もはや狂っている。武神でも戦神でも、ここまで狂っているのはそうはいない。

 目を潰されても腹を抉られても、笑みを浮かべて戦い続ける戦闘狂。それができるだけの実力と血統を持った者。感服どころではない。もはや脅威だ。

 八岐大蛇など目でもない。

 ミーリ・ウートガルドが、彼女を戦場に引きずり出したくなかった理由が理解できた。自軍にこんな味方がいたとして、心強いなどと思えるはずもない。

 暴走必至。常に爆弾の起爆スイッチが側にあるような状態、安心などできるはずもない。

『おいおいディア、今まで以上に酷い状態じゃないか。そのままじゃ目、もう見えなくなるぞ』

「オルグ、何も目だけが敵を捕らえる能力を持った部位ではないだろう。今、奴の臭いを嗅いでいる。奴の鼓動、息遣いを聞いている。奴の霊力を感じている。故に私には今、そこに敵がいると

 冗談などではない。

 本気で、しかも笑って言うから手に負えない。

 誰にも制御ができないのだから、本当に困った人だ。

 そのままじゃ死ぬよと言ったところで、戦場で死ぬのが本望と語る彼女の興奮を治める薬にはならない。彼女は一度興奮すると、自重ができない子供のような人だ。だから困る。

 だからオルグは彼女のパートナーとして、できることを考えた上で、決断した。

『ディア、上位契約しようじゃないか』

「うん? 必要あるか?」

『考えてもみなよ。目の前の彼女を倒しても周囲にはまだまだ大勢の敵。君はこれらを目の前にしても尚、彼女を倒すだけで満足できるのかい? できないだろう? だからこそ、彼女をスパッと倒して他の奴らもスパッとやってしまおうじゃないかって提案さ』

「うん……」

 目を潰された相手にする相談ではない。

 だがスサノオの中の脅威は未だ消えない。

 何せ今目の前で、彼女がさらなる脅威へと化そうか否かの相談がされているのだから。

 敵としては、絶望的でしかない。

「なるほど、二兎を追う者は一兎をも得ずと言うが……確かに一匹喰ったところで足りぬのは事実。目の前に餌があるのに喰らいつかぬほど躾けられてもなし、ならば……喰らうことに躊躇う必要もなしか」

『そゆこと――ってなわけで久し振りに行こうか? ディア』

 聖剣と彼女の霊力が混じり合って、より太く濃く圧縮されていく。より強く繋がったパスが二人の間で通って、光が一瞬スサノオの視界を奪ったかと思えば、目の前にいたのはもはやいるはずのない存在だった。

 例えるのなら陰と陽、相反する力を無理矢理両立させたかのような。戦うことしか能の無い、戦うことにしか生きることを見出せない狂戦士が今、聖者にしか身に付けることを許されていないのだろう神々しいまでの鎧装に身を包んで、そこに立っていたのだ。

 目は見えていないのだろうが、腹の傷は塞がっている。なんという回復力。

 今まで何故この状態にならなかったのかは、容易に想像できる。なる必要がなかったからだ。なったところで一瞬で戦いが終わるだけ。

 戦いを楽しむ彼女にとって、瞬殺とは退屈に過ぎず、過ぎたる力は封印するしかなかったのだ。

 故に久し振りの解放で、彼女がより昂っていることも想像に難くない。

 神々しい真白の聖鎧をまとったディアナは、見えない目でスサノオを笑って見下ろした。

「上位契約――十字聖人ゲオルギウス

 スサノオもまた、自らの回復能力を使って潰れた片腕を元に戻す。直後、治ったばかりの腕で剣を抜き、二刀流で構えた。

「ゲオルギウス……龍殺しの聖人か。いいだろう。同じ龍殺しの英傑同士、どちらが上かハッキリさせるとしようか」

「――行くぞ!!!」

「来い!!!」

 すかさずディアナが斬りかかる。

 スサノオはそれを両腕の剣で受け止めたが、その背後のずっと先の山の頂上が、斬られて落ちた。

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